啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「タカノハススキ」

2016-09-25 19:14:36 | 庭の花木
 「タカノハススキ」  イネ科
 久々の太陽。朝から気持ちがよく、ルンルン気分・・ハッと気づいたダイコンの種まき。例年なら、上旬に済ませなければならないのに、今年は雨の日が多く、畑が耕せず、そうこうしているうちに、すっかり忘れていた。午前中の用事を済ませ、種を買いに近くのJAに走った。一口に、ダイコンといっても、たくさんの種類があり、どれがいいのかわからない。そこに、少し腰の曲がったおじいちゃん。尋ねると、「種をまくんには、はぁ~、ちぃ~とおせえやいねぇ~。そんでも、まいときゃ、芽がでらいねぇ~、どんなダイコンでも皆うめ~よ、そんでも、あおくびがいいかね~」と。ニコニコしながら話してくれた、笑顔の素敵な、感じの良いおじいちゃん。という事で、あお首ダイコン、カブ、カキナなどの種、肥料を買い、早速、土作り。慣れない事をした為か、今日はヘトヘト。ちょっと、腰も・・・。
 秋の風景を一段と演出するのは、やっぱりススキ。草原で群生し、風になびいて穂が揺れる様は、秋の悲哀そのもの。観賞するには、誠に美しいのだが、以前、庭に地植えして懲りた。非常に強く根が張り、そのうえ高い丈。手に負えず、根こそぎ掘り起こした。以来、ススキは鉢の中。個体は、タカノハススキ(鷹の羽薄)。草丈、40cm程、葉に黄色みがかった斑が横に入っている。これが、鷹の羽にみえるというわけだ。肥料はいらず、丈夫。きれいな葉で好みだけれど、うっかり触ると、鋭い葉で手を切ることがあるから要注意。当家には、ヤクシマイトススキもあるが、これも鉢植え。屋久島産といわれ、葉が糸のように細くしなやか。共に、茶花として趣がある。
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