啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「ケイトウ」

2016-09-02 16:25:35 | 庭の花木
 「ケイトウ」  ヒユ科
 台風10号による豪雨で、岩手県や北海道で大惨事。高齢者グループホームでの、凄まじい光景に胸を痛めている。懸命な捜索活動、道路の寸断による集落の孤立、いまだに停電、断水が続き、改めて水の怖さを認識する。そして、また、台風12号。明日には奄美地方、九州に近づくという。災害はいつ起きるかわからない。防災グッズを準備しなければと思いつつ、この辺りは災害が少ないから大丈夫、という安易な気持ちがあるのも事実。災害を他人事と思わず、自分の問題として捉えなければならないと自覚する。備えあれば患いなし、の精神で。因みに、昨日は防災の日であった。
 ケイトウは“鶏頭”。お盆の頃の花に重宝だから、と義妹から小さな苗を数本頂き、地植えにした。大きく成長することを想像していたのだが、20cm位の草丈。真っ赤な色が目に鮮やかだ。ケイトウはその色と花姿から、まさに鶏の頭によく似ている。昔から、どこの家の庭にも咲いていて、古くから親しまれていたが、何だか最近は目にすることも少なく、個人的には懐かしさから“昔の花”という感覚がある。ユニークな花姿におもしろさを感じるけれど、あまり好まない人もいるかも知れない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする