気ままな歳時記

 気ままに日々の出来事を写真で綴っていきたいと思います。

ビーグル犬「カリン」ちゃん

2008年11月30日 20時26分38秒 | ビーグル犬さん、いらっしゃい!
 11月15日に,栗駒にいたガチョウが現在,水の森の“丸田沢堤”にいるのを紹介しましたが,その後どうなっているか気になったので,又行ってみました。

 初めは,餌場から遠くにいたのですが,しばらくすると,餌を貰えるのに気づいて,やって来ました。

 ガチョウは,相変わらず,新参者なのに他の鳥を威嚇するような鳴き声を発しながら,餌を食べている様子は,この堤の主である,白いガチョウの「ガーコ」を圧倒していました。(「ガーコ」とは,隣で餌をやっていた方が,そう呼んでいました)

 この堤の主の「ガーコ」は,餌をやっても,鴨などがいっぱい寄ってくると,餌を食べないで,離れているくらい気の弱いく大人しいガチョウですが,それに比べて,栗駒のガチョウは,あの災害地から生き延びたのですから,頼もしいくらい,生きる術を身につけていました。

 そこに,鳥達を見に来た散歩途中のビーグル犬がいて,名前を聞くと「カリン」ちゃん7才で,飼い主さんが,動物愛護センターから貰ってきたそうですが,見た瞬間に,家の「リリ」に似ているなあと見入ってしまいました。

 今回久々にビーグル犬に会うことが出来,「カリン」ちゃんの顔つきが「リリ」に似ていて,とても嬉しくなりました。

 この堤の主の「ガーコ」と4匹のアヒル


 「ガーコ」とアヒル


 栗駒のガチョウ


 他の鳥を威嚇するガチョウ


 ビーグル犬「カリン」ちゃん


 ビーグル犬「カリン」ちゃん(2)

『加茂神社』のイロハモミジ

2008年11月29日 21時02分11秒 | 日々の出来事
 仙台市泉区にある『加茂神社』に行って来ました。

 『加茂神社』の社殿は二社並立し,「上加茂神社」には別雷命(わけいかづちのみこと)を,「下加茂神社」は玉依姫命(たまよりひめのみこと)を祀っていて,仲良く並んで建っていました。

 又,『加茂神社』は,モミジでも有名で,平成11年に宮城県指定天然記念物に指定されたイロハモミジも仲良く2本並んで立っており,両株とも樹齢は200年以上と推定されているようです。

 今日は,紅葉もそろそろ終わりに近づいていましたが,天気も良くて今年最後のモミジ狩りをしようとする人が結構いるのに驚きました。

 上・下加茂神社の社殿


 「上加茂神社」の木鼻(象)


 「下賀茂神社」の木鼻(龍)


 2本のイロハモミジ


 樹齢200年の幹


 イロハモミジ(1)


 イロハモミジ(2)


 イロハモミジ(3)


 イロハモミジ(4)


 イロハモミジ(5)


 イロハモミジ(6)

『ウィーン美術史美術館所蔵 静物画の秘密』

2008年11月24日 19時42分41秒 | 日々の出来事
 今回の展覧会では,ウィーンの美術史美術館所蔵の作品から,『静物画の秘密』の主題のもとに選び出し,これらの「静物画」が,広く展開した隠れた理由,そして作品が秘めている深い意味を探る試みがされていました。

 漠然と絵を見ているとわからない絵が,訴えようとする意図が,解説を見ながら絵を鑑賞することで,奥が深く色々分かってきてなかなか面白い展覧会でした。

 新郎の頭の上に描かれている鹿の角が不貞の示すとか,切れた一本の弦が世の儚さを示しているとか,一つ一つの絵が持つ意味があるのですが,純粋に綺麗で写真の様な絵が多かったというのが第一印象で,動物の毛の質感,金属の質感など,リアリティがありました。

 写真が無かったこの時代に,この展覧会の目玉である『ディエゴ・ベラスケス《薔薇色の衣裳のマルガリータ王女》』は,許嫁の人の見合い写真や状況報告の意味合いを持った絵になったいたようで,そう言う絵なので,とても精密に描かれた絵が多いのですね。

 宮城県美術館の周辺は,紅葉の時期が終わりを告げていましたが,まだまだ美しい紅葉が楽しめました。

 あなたも来週辺り,行ってみてはいかがでしょうか。

 “るうぷるバス”と紅葉


 仙台二高の紅葉


 ウィーン美術史美術館の看板


 ウィーン美術史美術館のポスター

レストラン『パリンカ』イタリア料理と音楽を

2008年11月23日 20時30分35秒 | ある日の麺喰
 霊屋橋の近くの瑞鳳殿参道入口,黄色いと白のツートンの建物が道路沿いに目立つレストランの『パリンカ』に行って来ました。
 ランチメニューは,“ピッコロ”(1,380円)から“デュオ”(5,250円)まで5種類有りましたが,一番お得な“ピッコロ”を頼みました。

 店内は,鮮やかなステンドグラスが楽しまさせてくれる2階で頂いたのですが,階段に飾られた絵画も素敵で,食事だけでなく,店全体が良い雰囲気を持った店でした。

 “ピッコロ”は,1,380円と言う値段なのですが,前菜,パン,メインのパスタ,デザートと食後のコーヒーまで全て手を抜くこと無いもので,満足できる物でした。

 食事は,ゆっくりとしたペースで出てくるので,時間に余裕があって楽しめる時がいいですね。

 又,お店では,コンサートや結婚式まで行われるのも納得が出来る感じですが,毎週土日は,一流の演奏家による演奏を聴きながら食事ができるとは素晴らしいと思いました。

 是非次回は,ディナーに訪れたいと思いました。

 『パリンカ』の外観(黄色と白のツートン)


 瑞鳳殿への参道を望む


 前菜


 パン


 スープ


 メインのパスタ(シーフードのトマト味でした)


 2階席から見えるステンドグラス


 デザートのアイスクリーム


 コーヒー

栗原の冬景色

2008年11月22日 19時49分24秒 | 栗原での出来事
 11月19日に栗駒山の麓は大雪になり,“いわかがみ平”へ行く途中の“いこいの村”では20cm以上積もりました。
 この周辺では,冬になると2m以上の雪が積もるようで,まだまだ序の口のようですが,いよいよ本格的な冬に突入したようです。

 地震で崩れた斜面や道路などが,この冬の間にどうなるのか心配ですが,来年の5月以降被害が拡大しないように望むばかりです。

 話は変わり,平成20年9月27日に紹介した,栗駒の『高野食堂』で“天ぷら中華”をようやく食べることが出来ました。

 ラーメンに天ぷら?と思いますが,これが結構いける味で,普通の中華そばよりも味わい深いスープになっていて,このメニューが人気なのが分かる気がしました。

 皆様も栗駒に来たら,是非一度ご賞味有れ!

 雪の災害現場(1)


 雪の災害現場(2)


 雪の災害現場(3)


 『高野食堂』の天ぷら中華

『2008 松島紅葉ライトアップ』

2008年11月16日 20時00分34秒 | 日々の出来事
 『松島紅葉ライトアップ』が,10/31(金)~11/30(日)の17:00~21:00の時間に開催されているので行って来ました。

 「瑞巌寺洞窟群」,「円通院庭園」(拝観料500円),「三聖堂」,「観瀾亭」の大ケヤキなどが,二ヶ月にわたりライトアップされ,秋の澄んだ空気と共に闇の中に浮かび上がり,ライトを浴びた紅葉が,幻想的な雰囲気を醸し出していました。

 流石にライトアップの写真を撮るには,三脚が必需品ですが,「円通院」などでは,三脚の使用を禁止しているので,三脚無しで全て撮ったのですが,やはり限界がありますね。

 今回のイベントは,「円通院」がメインのようで,目指して行ったのですが,そのライトアップを一目見ようとする人で門前はいっぱいで,1時間以上待たないと入れない様だったので,今回は諦めました。

 昼間の松島の景観とは,趣きの異なる松島の紅葉の長を実感できるこのイベントは,じっくりと秋の夜長を楽しめる良い催し物だと思いました。

 『2008 松島紅葉ライトアップ』


 「瑞巌寺」門限のライトアップ


 「瑞巌寺」の参道のライトアップ


 「瑞巌寺」の洞窟のライトアップ01


 「瑞巌寺」の洞窟のライトアップ02


 「瑞巌寺」の洞窟のライトアップ03


 「瑞巌寺」の洞窟のライトアップ04


 「円通院」門前


 「円通院」付近


 「三聖堂」


 「観瀾亭」


 「観瀾亭」の大ケヤキ


 「観瀾亭」で出会った猫


 遊覧船


 家の庭の苔玉のもみじも,紅葉していました

「山脈ハウス」のガチョウ

2008年11月15日 20時44分14秒 | 栗原での出来事
 栗原市耕英の「山脈ハウス」にいたガチョウは,冬を迎え,池が凍ってしまうと,狐などに襲われてしまうのではと心配していました。

 ガチョウを,持ち主の方とその友人が,仙台市水の森公園キャンプ場にある“丸田沢堤”に,11月9日に移したという話を聞きました。

早速,ガチョウが元気にしているかどうか“丸田沢堤”に行ってみたところ,この堤の主のように,一番前に来て餌を独占していました。

他の白鳥やカモを押しのけて餌を取っている姿は,とても1週間前に来たとは思えないくらいで,私がカッパえびせんを手からあげると,「山脈ハウス」にいた時と同じように,手から取って食べていました。

 近くにいたおばさん達もおもしろがって,パンを手からあげていましたが,それはガチョウのうち1羽だけで,もう一羽は餌を投げられるまで大人しく待っていました。

 この堤は,釣りも禁止されているので,誤って釣り針を口にすることもないでしょうから,県北の栗原市耕英から遙か60km以上も離れたこの堤で,ガチョウは元気に暮らして行けそうなので安心しました。

 機会が有れば一度,水の森の“丸田沢堤”にガチョウを見に行ってはいかがでしょうか。
 水の森公園キャンプ場,初めて行きましたが,広くて綺麗な所ですね。

 水の森キャンプ場


 “丸田沢堤”の鳥達


 “丸田沢堤”で伸び伸び暮らす栗駒のガチョウ


 手から餌をもらっています


 ガチョウのアップ

『復興そば』

2008年11月14日 19時42分42秒 | 栗原での出来事
 栗駒山にも雪が降り,先週,車が救出された頂上付近はすっかり雪景色になりました。

 いわかがみ平の登り口にある「山脈ハウス」では,車が救出された8日から,『復興そば・うどん』の提供を始めたようなので,早速行って食べてみました。

 『復興そば』は,耕英地区で取れた山菜やキノコがふんだんに入っていて,何と300円と格安なのにビックリですが,ダシもきっちり取っていて,手をぬいていない美味しい蕎麦でした。

 やっている方に聞くと,“値段とかより,とにかく何かやっていたいんです”と言っていました。
 一日でも早い復興を祈るばかりです。

 頂上付近に雪が見えます


 行者滝付近の大崩落の岩石(人と比較すると5m級です)


 『復興そば』(300円)


 無料の漬け物(大根が特に美味しかった)

栗原市花山の紅葉

2008年11月09日 20時26分49秒 | 栗原での出来事
 栗原市には,栗駒以外にも,花山の秋田との県境付近に紅葉の名所があります。

 残念ながら,この場所も地震の影響で一般の車両が入れないので,今年は,「ディスティネーションキャンペーン」だというのにモミジ狩りが出来なくて残念がっている方が多いと思います。

 紅葉の時期には少し遅かったのですが花山の湯浜地区に行ってきましたが,10日前くらいならさぞかし紅葉が綺麗だったと思わせる風景でした。

 今日は,11月初めだというのに,冬を思わせる空だったので,久々に『味の民芸』に行って温かいうどんを頂きました。

 ここに来ると頂くのが,“長崎チャンポン”(940円)で,中には,豚肉,イカ,人参,白菜,サツマ揚げ,ニラ,葱,などと手打ちのうどんが入っていて体の芯から温まることが出来ました。

 しかし,実のところ5年ぶり(?)(いや,もっとかな?)の来店だったので,“長崎チャンポン”に入っていた具の内容も若干変わっていたし,スープの味も昔に比べてあっさりしたように感じました。

 お店には,13時30分過ぎに行ったのですが,それでも5組待ちだったので,改めて,この店の人気の程を知ることとなりました。
 温かいものを,欲する季節になりましたね。

 花山の湯浜地区


 花山の湯浜地区(栗駒山も見えます)


 『味の民芸』の外観


 長崎チャンポン(昔,ここのサラダのドレッシングもおいしく感じました)

“いわかがみ平”の車両の移動完了!

2008年11月08日 20時40分19秒 | 栗原での出来事
 今日,岩手・宮城内陸地震で“いわかがみ平”から移動できなかった車両19台の救出が完了しました。

 地震が起きた6月14日8時40分過ぎ,栗駒山にいた59人は,すでに登山を始めていた人や駐車場にいた人など様々でしたが,怪我人もなくヘリコプターで救出されました。

 約5ヶ月振りに愛車に会った人達は,感慨深げでしたが,19台の内,どうしても動かない車両もありましたが,「JAF」さんの精力的な整備のお陰で,全ての車両を“いわかがみ平”から下ろすことが出来ました。

 その車両の中に,私と同じ団地の人がいたのには,驚きでした。

 今日の,“いわかがみ平”は,強風の他に雪も舞い散る天候でしたが,その寒さをものともしない「JAF」の人達の整備振りには,ただただ頭が下がるばかりでした。

 この日の「JAF」さんは,7人の隊員と3台の車両積載車をボランティアで参加して頂き,全ての車両を山から下ろせたの「JAF」さんの全面支援のお陰でした。

 これで,“いわかがみ平”も,長く静かな冬の眠りに入ります。

 “いわかがみ平”で整備中の状況


 そして誰もいなくなった


 “いわかがみ平”は氷が張っていました


 大活躍の「JAF」さん


 “いわかがみ平”からの眺め


 山脈ハウスのガチョウは元気でした