気ままな歳時記

 気ままに日々の出来事を写真で綴っていきたいと思います。

『ウィーン美術史美術館所蔵 静物画の秘密』

2008年11月24日 19時42分41秒 | 日々の出来事
 今回の展覧会では,ウィーンの美術史美術館所蔵の作品から,『静物画の秘密』の主題のもとに選び出し,これらの「静物画」が,広く展開した隠れた理由,そして作品が秘めている深い意味を探る試みがされていました。

 漠然と絵を見ているとわからない絵が,訴えようとする意図が,解説を見ながら絵を鑑賞することで,奥が深く色々分かってきてなかなか面白い展覧会でした。

 新郎の頭の上に描かれている鹿の角が不貞の示すとか,切れた一本の弦が世の儚さを示しているとか,一つ一つの絵が持つ意味があるのですが,純粋に綺麗で写真の様な絵が多かったというのが第一印象で,動物の毛の質感,金属の質感など,リアリティがありました。

 写真が無かったこの時代に,この展覧会の目玉である『ディエゴ・ベラスケス《薔薇色の衣裳のマルガリータ王女》』は,許嫁の人の見合い写真や状況報告の意味合いを持った絵になったいたようで,そう言う絵なので,とても精密に描かれた絵が多いのですね。

 宮城県美術館の周辺は,紅葉の時期が終わりを告げていましたが,まだまだ美しい紅葉が楽しめました。

 あなたも来週辺り,行ってみてはいかがでしょうか。

 “るうぷるバス”と紅葉


 仙台二高の紅葉


 ウィーン美術史美術館の看板


 ウィーン美術史美術館のポスター

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4 コメント

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Unknown (クロンシュタット)
2008-11-26 06:04:11
二高の紅葉。庭の部分ですね。
こんなにきれいな紅葉を、高校生時代には見過ごしていたんですか・・・
川内地区は、まだまだ自然が残されているようで安心しました。

青葉通りの枯葉を踏み分けて通学していた頃が懐かしいです。
井の頭公園もだいぶ落ち葉が増えましたよ。
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re:Unknown (クロンシュタット) (nowhappy)
2008-11-29 08:13:32
 クロンシュタットさん,コメントありがとうございます。
 私は中学まで二高の近くに住んでいましたので,昔に比べれば蔵王池も無くなったし,校舎も新しくなりかなり変わった気もしますが,この西門近くの木々や東門のそばのくるみの木など昔のまま残っているところがありました。

 川内は,戦後(進駐軍撤退後)仙台で一番変わっていない所かもしれませんね。
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川内時代 (クロンシュタット)
2008-11-30 06:50:23
蔵王池。何年かぶりにその言葉を目にしました。なつかしいです。
私が在学当時は、春になると近所の方々が授業中に校庭でお花見をしていました。
進駐軍の白い木造洋館住宅も残っていました。
兄は高校も大学も川内でしたので、昼食時に大学生協で出くわしたことがあります。
二高生の「昼のたまり場」は、生協周辺でしたからね。

川原は今でも喫煙コーナーなのでしょうか?


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re:川内時代 (クロンシュタット) (nowhappy)
2008-11-30 08:29:24
 クロンシュタットさん,コメントありがとうございます。
 私がいた頃の仲ノ瀬橋付近は,中洲がありまだ公園になっていませんでした。
 二高生の溜まり場というか人気の定進堂のパン屋のおばさんが,新聞に出ていて懐かしいなあと思いました。
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