気ままな歳時記

 気ままに日々の出来事を写真で綴っていきたいと思います。

一番町平和ビル(旧佐々重ビル跡地)

2012年03月17日 19時35分14秒 | 消える街並み(その後)
 平成19年10月23日に紹介した,東二番丁通りと大町アーケード街の交差点にあった旧佐々重ビル跡地に建設が進んでいた「一番町平和ビル」が,3月10日に全面開業しましたが,東日本大震災の影響で6ヶ月遅れが出たそうです。

 「一番町平和ビル」は,10階建てのビルで,1~5階が商業用,6~10階がオフィスとして利用され,1,2階は,衣料品の「ビームス」や生活雑貨の「フランフラン」が入っているようで,照明は発光ダイオードを全館で導入しているようです。元,「ベルモードスズキ」が有った所には,知らない間に,タピオにもお店がある雑貨店「salut!」がオープンしていました。(この通りの雰囲気が,若返ったような気がしました)

 かつて,東二番丁通りにあった第一勧業銀行(現,みずほ銀行),佐々重ビル,東北電力ビルの高さは全て統一されていて,とても気持ち良かったのを覚えていますが,これは建築の制限がなされていたかと思ったのですが,そうではないようで,今はデコボコになってしまいましたが,やはり,これも時の流れなんでしょうね。

 水晶堂側から「一番町平和ビル」を望む


 アーケード街の一階の路面店


 みずほ銀行側から「一番町平和ビル」を望む

仙台ホテル跡地の『EDEN』

2011年08月15日 20時40分48秒 | 消える街並み(その後)
 仙台駅前の象徴と言ってもよかった「仙台ホテル」の跡地に,7月22日に複合商業施設「EDEN(エデン)」がにオープンしました。3月11日に起きた東日本大震災の影響で4月27日のオープンを延期していたようです。(以前の建物の「仙台ホテル」の様子は,2009年11月29日のブログです)

 「仙台ホテル」が,8階建てくらいの建物だったのですが,「EDEN」は,なんと平屋建ての建物なので,後ろの建物がすっかり見えてしまうので,今までとは違った雰囲気を作っていて,公開空地もあり,中央にケヤキを配置しており,敷地内のストリートに沿って,店舗が路面店となるようにしてあるそうです,なかなかユニークな空間が出現しました。

 テナントは全部で16店舗で,スイーツ店「TOKYO CREPE GIRL/ARINCO」,丼物店「伝説のすた丼屋」,ピザ専門店「Pizzeria Cielo」,ラーメン店「亞呉屋」,とんかつ専門店「東京とんかつ」,すし店「寿司 こうや」など東京などの中央の名店,人気店,話題店が勢揃いしています。

 今度機会を見て,内部へ潜入し,その味を確かめて来たいと思います。

 ペデストリアンデッキから「EDEN」を望む


 「さくら野百貨店」から望む(平屋なのがわかります)


 平成21年11月の仙台ホテル


 「パルコ」前にあの岡本太郎が作った「雷人」が展示されていました
 

さぁ,とっておきの街へ(仙台トラストシティ)

2010年08月02日 20時19分08秒 | 消える街並み(その後)
 東北学院高校・中学校の跡地に,平成22年8月1日に東北で一番高い地上37階建て(約180m)の仙台トラストシティがオープンしました。

 八朔は,旧暦の8月1日のことで,果物の八朔も,この時期に食べられるからから付いた名前で,8月攻勢をかけたい楽天は,マー君の1ヶ月振りに復帰登板で勝つことができました。

 「仙台トラストシティ」のメインタワーである「仙台トラストタワー」は,オフィスフロアを中心に,低層階に商業施設「トラストシティプラザ」,高層階に「ウェスティンホテル仙台」を配置し,隣には,住居棟の「ザ・レジデンス一番町」が並んで建っています。

 東側に建つ今までの仙台のシンボルタワーである「SS30」と東二番丁を挟んで建つ姿は,圧巻で,昔,東北学院と宮城学院が道路を挟んで建っていた,ほのぼのとした感じとは全く違った風景が出現しました。

 タワーの北に建つ「トラストシティプラザ」には,喜多方で有名な“ラーメン大安食堂"も入っていて,是非一度食べに行きたいと思います。

 仙台トラストシティ(左が「ザ・レジデンス一番町」,右が「仙台トラストタワー」)


 「SS30」


 「仙台トラストタワー」と「トラストシティプラザ」


 五橋通りから見る「仙台トラストシティ」と「SS30」

新石巻市庁舎完成

2010年03月22日 19時17分29秒 | 消える街並み(その後)
 石巻にお墓参りに行った帰りに見たのですが,石巻市役所の新庁舎の改修が終わり,明日3月23日(火)から,全ての業務がこの新庁舎で始まるようです。

 石巻市役所は,開北橋そばの区画整理地内に移転予定でしたが,『さくら野百貨店』が閉店し,その建物をを無償で譲り受けたために,新しく庁舎を建てるよりは,建物の耐震化を行った方が経済的と判断したようで,『さくら野百貨店』跡に新庁舎ができました。

 開北橋そばの区画整理地内に「市役所通り」という通りがあった気がしますが,その名前はきっと改名されるのでしょうね。

 新庁舎の1階は,商業スペースで,『大井時計店』が入っているのには,ちょっとビックリしましたが,建物の色は,『さくら野百貨店』の時と同じ桜色なので,遠目には市役所とは想像がつきませんが,駅周辺の景観自体は変わらない感じですね。

 近年,石巻駅周辺の街は衰退が目立つので,市役所移転が市街地の再復興のきっかけになればいいと思いました。

 今回市役所を見ていたら,“マンガッタンライナー”を見ることができ,また,駐車場にあった市役所の車も石の森章太郎さんの漫画がいろいろと描いてあり,他の自治体から見れば,市のアピールに有名キャラクターをふんだんに使えることは,とても羨ましいことなのでしょうね。

 石巻市役所の全景


 仮面ライダーと市役所


 市役所の各階の案内


 マンガッタンライナー(その1)


 マンガッタンライナー(その2)


 石巻市役所の公用車

『仙台パルコ』 いよいよ開店!

2008年08月24日 19時07分46秒 | 消える街並み(その後)
 毎日通りすがら,完成を見守ってきた『仙台パルコ』が,8月23日(土)開店しました。
 『仙台パルコ』は,地下1階,地上9階で,総売場面積は13,200m2で,150のブランド店などが入っています。

 一足先に開店した「S-PALⅡ」と『パルコ』は,仙台駅西口の核となるだけでなく,仙台のファッションの中心になることでしょう。

 しかし,一番町も負けていません。
 「三越」が「伊勢丹」と統合し若者獲得を目指し,「藤崎」も‘仙台ファーストタワー’(旧第一勧銀ビル跡地)に増床することで,「三越」に対抗する準備を整えています。

 さらに郊外では,9月に仙台港背後地に,10月には泉パークタウンに巨大アウトレットモールが開店することで,仙台圏の商戦は分散化する気がします。

 “仙台駅前”,“一番町”,“郊外”の3極化が,仙台の活性化になるのか楽しみです。

 『仙台パルコ』

新装オープン!『仙台市天文台』

2008年07月13日 21時06分21秒 | 消える街並み(その後)
 『仙台市天文台』は,1955年(昭和30年)に開台し,2007年(平成19年)11月に,建物の老朽化と耐震化の問題,地下鉄東西線の西公園駅の新設及び西公園の整備事業などの理由から廃台,移転されることになったのは,以前,私のブログでも紹介しました。(2006年6月15日)

 今月の7月1日に,新しい天文台が仙台市郊外の錦ヶ丘に移転され,プラネタリウムも併設されました。

 旧天文台では,小惑星の発見について成果を挙げており,これまでに18個の小惑星を発見し命名しているので,新しい天文台にも小惑星の発見にも期待したいものですね。

 1968年(昭和43年)に旧天文台にも設置されていたプラネタリウムが,新しい天文台にも,新装でグレ-ドアップしていました。

 約200席用意された観客席は,見やすいように椅子はリクライニングになったり,クイズに答えられるように椅子の肘に数字が押せる電卓のようなものが有ったりと,色々工夫されていました。

 プラネタリウムの上演中は,撮影禁止なので,映像ではお伝えできませんが,昔の物と比べものにならないくらい綺麗になっていて,また,プラネタリウムの星の状況も本物そっくりになっていて,その上,長時間観ていても疲れないようになっていました。

 その他にも,宇宙の色々なことが分かり易く展示されていて,一つ一つが工夫とビジュアル的にも,子供も大人も楽しめる施設になっていました。

 外の横断歩道も,天体を表しているのでしょうか,デザインに‘○’を取り入れた遊び心のあるモダンな物になっていました。

 機会があれば,一度行ってみては如何でしょうか。

 新天文台の外観


 新天文台のプラネタリウム館


 新天文台の入口


 プラネタリウムのポスター。なかなか,素敵なコピー「杜の都から星の都へ」


 プラネタリウムの本体


 美しい地球


 月球儀


 土星と木星が迫力がありました


 土星と木星(その2)


 太陽系の模型


 星座のコーナー(生年月日を探し,その正面を見ると星座が分かります)


 変わった横断歩道

『仙台東宝ビル』グランドオープン!

2008年07月01日 20時36分56秒 | 消える街並み(その後)
 平成18年2月に閉館した『仙台東宝ビル』が,淡いピンクのビルになって今日グランドオープンしました。

 昭和38年に開館した旧仙台東宝ビル(東宝劇場)は,1階に「高山書店」,B1階に喫茶店の「詩仙」そして7階に「東宝劇場」があり,平成18年まで仙台駅前の顔として,又市民の待ち合わせ場所として親しまれました。
 
 今度出来た『仙台東宝ビル』は,B1階が,仙台ホテル2階から移転した「和食 波奈」,1~4階野村證券,5~13階は「リッチモンドホテルプレミア仙台駅前」になっていて,一般の人が気軽に入る感じのビルではなくなりましたね。

 ただ,淡いピンクの建物が向かいのピンクの「さくら野百貨店」と良い感じに調和していました。

 『新仙台東宝ビル』


 旧仙台東宝ビル(懐かしい思い出がいっぱい)

(仮称)『仙台パルコ』

2007年08月23日 20時40分18秒 | 消える街並み(その後)
 仙台駅前の『第一ビル』跡地に建設中の(仮称)『仙台パルコ』のビルが少しずつ出来てきています。

 駅の“黒ビル”の名称で親しまれていた、『第一ビル』には昔はスーパーの『トーコー』が入っていたり、庶民的な店が多かったのですが、今度出来るビルは、パルコですから、ファッション性が強く、オシャレな店が多い感じがしますから、この周辺は若い世代の流れも増え、雰囲気もすっかり変わってくる気がします。

 (仮称)『仙台パルコ』は、地上19階のビルなので、北側にある『アエル』が31階ですから、『アエル』が12階分高いので、その分上に出るのでしょうが、ペデストリアンデッキから見ると今のようには見えなくなってしまうのでしょうね。
 (仮称)仙台パルコの概要 ⇒http://www.parco.co.jp/parco/newopen/sendai.html

 今の『アエル』は、空も映るような綺麗なビルなのであまり見えなくなるのは、残念な気がします。

 建設中の(仮称)『仙台パルコ』のビル

『森天佑堂』の跡地『ルイ・ヴィトン仙台藤崎店』

2007年07月12日 20時47分09秒 | 消える街並み(その後)
 『ルイ・ヴィトン』の直営店は、東北では郡山と仙台だけで、仙台藤崎店はヴィトンを求める人で大変混んでいました。

 ここ『ルイ・ヴィトン仙台藤崎店』は、2005年12月27日の私のブログで紹介した、2006年1月に閉店した額縁店『森天佑堂』があった場所に開店したものです。

 もうすぐ仙台七夕の季節がやってきますが、その時思い出すのは、七夕飾りの主流になっている「くす玉」は、『森天佑堂』の主人、森権五郎さんがダリアの花を模して昭和21年頃考案したのが始まりと言われています。
 何年経っても、七夕の「くす玉」を見る度に、『森天佑堂』を思い出すでしょう。

 『ルイ・ヴィトン仙台藤崎店』

旧農林中央金庫仙台支店の跡地

2007年07月06日 20時08分02秒 | 消える街並み(その後)
 昭和13年から戦火にもめげず残った旧農林中央金庫仙台支店で、平成18年1月19日のブログにも載せたのですが、その跡地に『南町通センタービル』が建ちました。

 1階は、コンビニのサンクスとドトールコーヒーが入って、すっかり変わった様に感じたのですが、ビルの入口に行ってみると、旧農林中央金庫の建物の柱が残っていました。

 建物の色も3階建ての旧農林中央金庫の地味な色を受け継いでいるようで、前よりは高い建物になりましたが、周りの風景を壊さず溶け込んでいるように感じました。

 昔、昭和50年代初めまで、南町通りを市電が通っていたと思うと、この建物がその頃あったとしても違和感がなかったかもしれません。

 南町通センタービル


 旧農林中央金庫の建物の柱


 エントラス部分