気ままな歳時記

 気ままに日々の出来事を写真で綴っていきたいと思います。

平成18年、大晦日はやっぱ「第九」でしょう

2006年12月31日 20時13分34秒 | 日々の出来事
 平成18年もいよいよ今日で終わりますが、大晦日というと思い出すのは、家が昔、酒屋だったので、15才までは、とにかく夜9時過ぎまで配達で忙しかった気がします。
 酒屋の息子は勉強しなくてもいいから、配達しろと言われていました。

 大学に入って、音楽サークルに入っていたこともあるのでしょうが、大晦日には必ずベートーベンの「第九」を聴くようになりました。
 大学時代は、毎年新しい「第九」のレコードを大晦日の為に、一番丁の“サンリツ楽器”で買っていました。
 そう言えば、“サンリツ楽器”っていつの間になくなったんだろうか。

 今年は久しぶりに「第九」をゆっくり聴いてみましたが、学生時代は、フルトヴェングラー指揮バイロイト祝祭管弦楽団の「第九」が最高ということで、あまり音質の良くないレコードを何度も聴いていたのを思い出します。

 今日聴いたのは、オトマール・スウィトナー指揮ベルリン・シュターツカペレの演奏のもので、1982年に東ベルリン(時代を感じますね)で録音されています。
 正統なドイツの真面目な演奏で、聴きながら背筋がピンとなる感じですが、CDの「第九」としては最初に買ったもので、当時は結構聴いたのですが、今聴くと、やはりフルトヴェングラーの劇的な演奏と比較すると少し物足りなさを感じます。

 ともあれ、大晦日の儀式が終わり、今年を振り返ると、このブログも続けることが出来たし(299回更新)、平穏な1年でしたが、うちの愛犬リリが病気にかかり、今年の後半は大変でしたが、どうにか年を越せそうです。

 それでは、今年もこのきままなブログにお付き合い下さって有り難うございました。
 来年もマイペースに、日々を綴っていきたい思います。
 皆様、良いお年をお迎え下さい。

 スウィトナーの「第九」


 今年最後の月


 1年があっと言う間に過ぎた感じもあります(やはり年のせいか)2006年、バイバイ!

『白頭山』でブルースハ-モニカを聴く。なかなかいい感じ

2006年12月29日 21時35分10秒 | 日々の出来事
 仙台の広瀬通から一番丁と東二番丁の間の通りを少し入ったところ(旧中央警察署西裏)にある、焼き肉の『白頭山』に行ってきました。
 『白頭山』は、小柄なおばさんとアルバイトで切り盛りしている小さな店で、火曜日が定休日のようで、なんでもおばちゃんが「火曜サスペンス」が大好きだから休んでいるとの噂もあります。

 いつも行って食べるのは、一番安くて美味しいホルモン(350円/皿)、メインディシュの豚バラ(500円/皿)、最後に鳥やきを食べるのが定番で、宝焼酎だけを飲んでいて、ビールを頼まないと、1人1,000円で、ビールを飲むと1,500円になります。(どう考えても頼んだものをチェックしていないと思うのですが、毎回料金は1,000円か1,500円で、とにかく安い!)
 『白頭山』は、昔から東北大の学生さん達の溜まり場で、この安い料金をさらに値切るのが常連さん達のようです。

 ところが今回は、サプライズがありました。
 奥で飲んでいた5人組が、実はブルースハーモニカ教室の忘年会をやっていて、お客さんが少なくなった9時過ぎに、演奏をしてくれました。
 “写真を撮っていいですか?”と尋ねたところ、“どんどん撮って下さい”とのこと。ブルースの魂も撮れたでしょうか。

 僕らは、ホルモンや豚足を咥えながら、ハーモニカを咥えた人達のブルースハーモニカの演奏をしばし堪能しました。
 年末になかなかいい感じの忘年会を楽しませていただきました。

 昔ながらの茶色のビンの宝焼酎・徳用マッチ・ふきん代わりに使うトイレットペーパー


 この人が先生だと思います(焼き肉の煙に巻かれています)


 生徒さん(その1)


 生徒さん(その2)


 生徒さん(その3)

今年最後の県民ロビーコンサート

2006年12月28日 21時59分14秒 | 県民ロビー&県議会ラウンジコンサート
 今年最後となる“県民ロビーコンサート”に行ってきました。

 フルート4本のユニットからなる「エル・コラソン」の演奏で、“星のメドレー”や“上を向いて歩こう”など親しみ易い曲や、プッチーニ作曲の“誰も寝てはならぬ”や日本の年末の定番のベートーベンの“交響曲第9番”をフルートだけで聴かせてくれました。

 4人はフルート教室で知り合ったそうで、フルートのみの演奏にこだわり主婦業のかたわら、優しい音色をボランティアで届けているそうです。
 ちなみに、グループ名の「エル・コラソン」はスペイン語で《心・愛》を表すそうです。
 次回新年の県民ロビーコンサートは、1月24日にアルトサックスとピアノの演奏だそうです。

 県庁前には、角松が飾られて、新年を迎える準備が出来たようです。

 「エル・コラソン」の演奏


 フルートのユニット演奏


 県庁の玄関の角松

クリスマスケーキ

2006年12月25日 22時33分01秒 | Sweets!お菓子
 23日の天皇誕生日、24日のイブ、25日のクリスマスが連続していますが、天皇誕生日とイエスの誕生日をどちらも受け入れられる日本人の寛容さといい加減さが、今の日本の繁栄の秘訣なのでしょうね。
 それはそうと、やはりケーキが食べられるし、プレゼントも貰えるからクリスマスの方が楽しいと思う人達が多いのでしょうね。

 今回のケーキは、多賀城市のキャッスルホテル向かいの『シセイドウ』さんで、ショートケーキを買ってきました。
 フランスで修行してきたシェフが作る本格的なフランス菓子のお店で、この辺では人気店で凄い人と店内に予約済みのクリスマスケーキがいっぱい積んでありました。

 1番人気は、注文を受けてから上を焼いてくれる“クレーム・ブリュレ”ですが、クリスマスなのでフルーツがのっているケーキを選んでみました。
 生クリームが、濃厚で程よい甘さで、やはりカスタードクリームもおいしかったです。
 『シセイドウ』さんの売りは、10種類ある“マカロン”ですが、クリスマス期間の25日までは店頭に並ばないそうで、残念でしたが、次回は是非食べてみたいですね。

 仙台プラザホテルの“シュトーレン”は、クリスマスに食べる伝統的なドイツのお菓子ですが、最近、クリスマスの“ノエルケーキ”もそうなのですが“シュトーレン”そのものや、載っている記事を見かけるのも多くなりました。(クリスマスに、パン業界も頑張っています)

 見た目が地味で固そうですが、シナモン、ナツメグなどのスパイス効いていて、洋酒につけ込まれたドライフルーツやレーズン、そして、くるみやアーモンドなど入っており食べてみて味わい深い感じでした。
 たぶん、幼い頃は、クリーム好きでこのお菓子の良さが分からなかったかもしれませんが、今の大人の私は、初めて食べたのですが、シンプルな見た目を覆すおいしさでした。

 『シセイドウ』さんのケーキ


 仙台プラザホテルの“シュトーレン”

 

今年は暖冬のクリスマスイヴ

2006年12月24日 22時10分33秒 | 愛犬リリ
 去年は、凄く雪が多い12月でしたが、今年は暖冬気味で雪など無いイヴですが、日中少しだけ雪がちらつきました。

 クリスマスにかかる曲は定番のものが多いのですが、耳慣れた曲を繰り返し聞くことでイヴへの思いも盛り上がってくるのでしょうか。
 ビング・クロスビー、ジョンレノン、山下達郎、ワム!、ユーミンの曲は、毎年毎年聴くことが出来ますが、このような曲を尻目に新しい曲がクリスマスの定番になるのは並大抵なことではない気がします。
 
 明日はいよいよクリスマスですが、日本ではイヴで最高に盛り上がり、それで終わりという感じですが、欧米ではやはり、クリスマス当日も盛り上がるのでしょうか。

 ところで年賀状は出しましたか?いつもクリスマス位迄に投函すれば、元旦に間に合うのですよね。
 私は正直、焦ってま~す。

 仙台駅前には、巨大なクリスマスツリーが飾られています


 光のページェントの中を走るサンタの車


 当然中にはサンタさんが乗っています


 クリスマスなのでボア付きの服を着るリリ


 今日は何組の恋人達が見ているのでしょう?イヴの月

『精光庵』支店 閉店

2006年12月23日 21時09分03秒 | 消える街並み
 県庁界隈で美味しいそば屋さんと言うことで有名だった『精光庵』支店が今月15日に閉店してしました。
 残念なことに、しばらくこちらの方に足を運んでいなかったので、閉店直前に来ることができず、食べ納めが出来ませんでした。

 『精光庵』は、昭和2年創業と言うことなので、約80年間の歴史があるのに、この場所から無くなるのは残念なことですが、そのつゆの味は本店に引き継がれるのでしょうか。
 県庁すぐ裏にある、『辰ノ井』さんも美味しいそば屋さんですが、やはり『精光庵』のつゆにはかないませんね。

 昔、『辰ノ井』の喉越しのいいそばを、『精光庵』のつゆで食べてみたいと都合のいい事を思った事がありましたが・・・。
 後日、その『辰ノ井』さんの紹介もしたいと思います。

 県庁裏の『精光庵』は、支店と言うことなので、今度本店に行ってみようと思います。(本店があるのかどうか未確認ですが)

(12/25)追記:ブログを見た友人のI氏から、精光庵本店は北三番丁と光禅寺通りの交差点付近(青葉区上杉三丁目6-38)にありますとの情報を得ました。

 『精光庵』支店の建物


 『精光庵』閉店の張り紙を見てびっくり


 辰ノ井の外観

“冬至”にフォークを聴いて

2006年12月22日 22時29分20秒 | 日々の出来事
 今日は、“冬至”ですが、昨年の12月の雪が多かったことを思うと、今日の気温は11月下旬並で、“冬至”なんて嘘みたいな感じですね。

 “冬至”なので、冬至カボチャを食べましたが、カボチャは夏に収穫しますが日持ちがするので、江戸時代から冬の野菜の少ない時期に食べていたのでしょうね。

 また、柚子湯に入って風邪をひかないようにしていたようで、柚子には血のめぐりをよくする成分が含まれているからだそうです。
 今日は是非柚子湯に入ろうと思いますが、もちろん入浴剤ですが・・・。

 話は変わりますが、今日のNHK-BS2で「日本のフォーク&ロック大全集」を4時間にわたって放送中ですが、自分にとっての思い出に一番残るフォーク&ロックは何か?と考えてみると、高校時代に電力ホールでアルバイトをしていたので、生で聴くことができたNSP、オフコース、チューリップ、アリス、陽水、拓郎の数々の曲を思い出しますが(生では聴いていないのですが、かぐや姫も忘れちゃいけない)青春の一曲は?となると、やはり、チューリップの「心の旅」かなあと思います。

 「心の旅」を聴くと、世の中や将来に対して不安定だったけれど、自由で楽しかった高校時代を思い出してしまい、遠く懐かしい高校時代にすぐ帰れる気がします。
 チューリップが再結成した時はコンサートに足を運びました。

 番組の最後にリクエスト曲の多かった曲の1位は、なんとNSPの「夕暮れ時はさびしそう」でしたが、NSPは一関出身のグループで、1stアルバムは電力ホールでのライブがそのままレコードになったもので、運良くそのライブも会場で聴いていました。
 ただ残念なのは、リーダーの天野さんが昨年7月に亡くなり、もう二度と彼ら三人の歌を生で聴けなくなったことです。

 あなたの青春の一曲は?と聞かれたら何を選ぶでしょうか。

 冬至カボチャ


 青春のフォークソング

県民ロビーコンサート クリスマススペシャル

2006年12月21日 22時43分29秒 | 県民ロビー&県議会ラウンジコンサート
 県民ロビーコンサートに行ってきました。
 今回は、「ひたち女声コーラス」の方々のコーラスで、昭和36年6月に「日立奥様コーラス」として発足し、昭和41年、第1回日立奥様コーラス5周年記念演奏会を開いて以来、2・3年ごとに演奏会を開き、日ごろの練習の成果を披露しているそうです。

 また、全日本おかあさんコーラス全国大会など様々な音楽祭やジョイントコンサートに参加しており、平成8年に「日立奥様コーラス」から「ひたち女声コーラス」に改名し、平成17年には45周年を迎え、歴史と実績のあるコーラスグループのようです。

 今回の指揮は、板橋健さんで、昭和61年宮城県芸術選奨受賞し、平成6年には宮城県教育文化功労賞受賞し、現在、宮城教育大学名誉教授のようです。
 また、ピアノの小熊由里子さんは、宮城学院女子大学音楽科卒業し、平成3年第35回前東北ピアノコンクール第1位、文部大臣奨励賞しており、現在、聖和学園短期大学非常勤講師をしているようです。
 
 今回は、クリスマスに相応しい、“赤鼻のトナカイ”、“サンタが街にやってくる”、“神の御子”、そして“翼をください”などを歌っていただき、ロビーに一足先早く、クリスマスムード盛り上げてくれました。
 今月は、来週12月27日にも今年最後の県民ロビーコンサートがありますので、是非お出かけ下さい。




 とても素敵な歌声でした

新月の前に思い出したこと

2006年12月20日 20時08分38秒 | 日々の出来事
 昨日の朝に撮ったのは、新月の1日前の月(つごもり)で、とても繊細な形をしていましたが、その月を見ていたら、あるレコード盤を思い出しました。

 それは、ジョージセル指揮のクリーブランド管弦楽団演奏のブルックナーの「交響曲第8番」のレコードジャケットで、とても幻想的な月が使われており、当時はとても評判のいいジャケットでした。
 ブルックナーの交響曲といえば、ヨーロッパのオーケストラの十八番(おはこ)だったのですが、その中でこのセルの8番は、アメリカのオーケストラの演奏なのに薄っぺらい感じのしない、ドイツ的重厚な演奏でした。

 久々にブルックナーの8番を聴いてみましたが、壮大なティンパニーが印象的な交響曲なのですが、交響曲第4番や第7番と第9番に隠れていますが、クラッシックを聴き始めた大学生当時は毎日聴く位、気に入っていて、私が初めて買ったブルックナー交響曲のレコードでもありました。

 このセルの指揮の8番は、当時としては2枚組を1枚の値段で全曲聴ける(当時のクラッシックレコードは確か、1枚2,500円位でしたが、このレコードは2枚組で3,000円だったと思います)ステレオ録音盤で、90分を超える大曲が3,000円で聴けるとてもお得なレコードでした。

 昨日の朝の月


 ジョージセル指揮のブルックナー「交響曲第8番」のジャケット


 分かりづらいので、アップして角度を変えてみました

忘年会シーズン真っ盛り!

2006年12月19日 22時21分33秒 | 日々の出来事
 12月も中旬を過ぎ、忘年会シーズン真っ盛りですが、県民会館北側の国分町にある、ちゃんこ料理の『照剛』で第1回目の忘年会に行ってきました。

 仙台でちゃんこ料理屋さんは『宮登』、『栃光』がありますが、『照剛』も親方が秋田出身のお相撲さんで、仙台にて板前修業12年間経て、相撲時代のちゃんこ番を生かして『照剛』をオープンして18年になるそうです。
 ちなみに、親方は最高位は、幕下15枚目で、昭和47年3月場所では、三段目で優勝しているそうです。

 “ちゃんこ”とは、ちゃん(師匠=父)と、こ(弟子=子ども)が一緒に食事をとることからきているのだそうです。

 照剛の外観


 市役所の前ある円形広場のイルミネーション


 円形広場にあるコペルハウス(賛美歌でも歌っていたのかな)