気ままな歳時記

 気ままに日々の出来事を写真で綴っていきたいと思います。

県民ロビーコンサート(篠笛)

2008年02月28日 20時46分43秒 | 県民ロビー&県議会ラウンジコンサート
 昨日,県庁で行われた『県民ロビーコンサート』に行って来ました。

 “篠笛”の演奏だったのですが,前に一度聴いた事があるのですが,その時は初心者の方の演奏だったので,“篠笛”の音色の良さが分からなかったのですが,今日は,さすが名取と家元という方々の演奏だったので,音色が清々しく,寒い県庁1階ではあるのですが,聴いていて素晴らしさで鳥肌が立つような演奏で,音の一つ一つが伸びやかで,透明感のある笛の音色で,久しぶりに邦楽を堪能できました。

 できれば,秋色の濃くなった秋11月頃に聴いてみたかった感じです。
 素晴らしい演奏をありがとうございました。

 山口流の篠笛演奏
★演奏者
     家元  山口千壽
     名取  山口千幸・山口汐花・山口千冬
☆曲 目
響恩天(きょうおんてん)
桜花(さくら)
竹の踊り(たけのおどり)
瑞鳳(ずいほう)
花筺(はながたみ)

 篠笛の演奏(家元の演奏)


 活きのあった篠笛の演奏でした


 篠笛の演奏(名取の方々)


 今朝の月

明治34年創業『村上蒲団店』閉店

2008年02月26日 20時04分27秒 | 消える街並み
 また,仙台の老舗の灯が消えます。

 明治34年に創業した青葉区二日町の『村上蒲団店』が、建物の老朽化などを理由に2月末で店を閉じることを知りました。
 約20年前から駄菓子類などを店内に並べ、駄菓子屋ブームの先駆けとして親しまれていたのですが,仙台の老舗の灯がまた一つ消えると惜しむ声が上がっています。

 私の小さい頃は,“一銭店屋”として,駄菓子屋が小学校の近くや家の近くにあったものです。
 1日の小遣いが10円だったのですが,それを5円のトツケ(クジ)と5円の飴を買うかなど,毎日迷いながら駄菓子屋に行っていた自分を思い出しました。

 紙芝居などはあったのですが,ほとんど見た記憶がないくらいで,小さい頃の思い出は,やはり駄菓子屋に通ってことが一番印象に残っています。

 店内を見回していると,『前田のクラッカー』が置いてあり,小さい頃土曜日(?)18時からTVでやっていた『てなもんや三度笠』のオープニングは,藤田まことが“当たり前田のクラッカー!”と言って始まるのですが,大学受験で初めて『特急ひばり』で東京に行った時に,宇都宮を通過するあたりで,『前田のクラッカー』という大きな看板があったのを思い出しました。

 今日,久しぶりに食べてみたら,昔,四角い形のソーダクラッカーというものがあったのですが,『前田のクラッカー』もソーダクラッカーのイメージで四角だったと思うのですが,今日食べた『前田のクラッカー』はかわいい大きさの丸形でした。でも,優しい塩味でしたよ。

 街中で,そんな懐かしいものをいっぱい売っている『村上蒲団店』が無くなるのは,また昭和の仙台が消えていく寂しさを感じてしまいました。

 『村上蒲団店』の外観


 店内は“撮影禁止”なので外から撮影しました


 閉店の29日までは3割引です(パッタ,ベーゴマ,あたり前田のクラッカー)

『ラーメン国技場仙台場所』が,2月末で千秋楽

2008年02月25日 21時19分13秒 | 消える街並み
 全国のラーメン店を集めた青葉区国分町の『ラーメン国技場仙台場所』が,2月末で閉店するようです。

 ラーメンブームに乗って、初年度は約12万人が訪れ,仙台の新しい名所として賑わったのですが、最近は訪れる客が減り、開店から4年半近くで閉店することになったようです。
 横浜にある「新横浜ラーメン博物館」は,流行っているのでしょうか。

 ラーメンブームが去ったわけではなく,岩切の『本竈』,支倉の『味よし』,泉区野村の『五福星』,岩沼の『麺組』など,並ばなくては食べられない店が県内に沢山あるのが,まだまだ美味しいラーメンを求めている証明ですね。そういう私も,求めています。

 『ラーメン国技場』の中は,結構雰囲気が良いので,この場所が無くなるのは残念な気がしますが,横丁を再現した新しい店をオープンするそうなので,できれば昭和30年代の仙台の横丁を再現してくれればいいと思いました。

 今仙台の横丁は,“東一市場”が無くなったり,青葉通りの屋台が少なくなったりと,昭和を伝える香りが少なくなってきているので,新しい試みに期待しましょう。

 『ラーメン国技場』の外観


 『ラーメン国技場』の中(その1)


 『ラーメン国技場』の中(その2)


 ラーメン国技場の中(その3)

『伊達政宗の騎馬像』が,岩出山にお引っ越し

2008年02月24日 19時27分03秒 | 消える街並み
 仙台駅2階コンコースに設置されている『伊達政宗の騎馬像』が,3月に大崎市岩出山の陸羽東線有備館駅に移設されようです。

 仙台駅の『騎馬像』は2代目で,1989年に設置された強化プラスチック製で,仙台市在住の松尾ルミ子さんが若い頃の政宗をイメージしてデザインし,埼玉県上尾市の彫刻家神吉善也さんが制作したそうです。

 初代の像は,NHKの大河ドラマ「独眼竜政宗」が放映された1987年に設置され,1年半余りで現在の『騎馬像』になり,現在はその原型の作者である,彫刻家小室達の出身地の柴田町の農村環境改善センターに置かれているようです。
 短い間だったようで,初代の像の記憶はあまりないですね。

 『騎馬像』前は,駅前で“待ち合わせる場所”として県民に親しまれており,昔であれば,仙台駅付近の東宝ビルの高山書店や,エスパルの噴水前,一番町であれば,フォーラス前や141前と並ぶくらいポピュラーな場所でした。
 東京であれば,渋谷のハチ公前や銀座のソニービル前と同じ感じですね。

 これからはこの場所で待ち合わせする時は,‘ステンドグラス前,そうそう,騎馬像前。’ではなく,‘ステンドグラス前で。’となるのでしょうね。

 私的には待ち合わせ場所は,中学時代は一番町の高山書店か市役所の噴水前,高校になってからは電車で来る奴がいるので,ほとんどが東宝ビルにあった高山書店が多かったですね。あぁ,なつかしや。
 他に,隠れた穴場の待ち合わせ場所などあるのでしょうかね。
 
 2代目の政宗の『騎馬像』


 『騎馬像』前は待ち合わせ場所の定番。今日も賑わっています


 受験生を励ます東北大の応援団に遭遇しました


 今年8月にオープンする『パルコ』もかなり出来上がってきました


 東宝ビルの跡地の『リッチモンドホテル』もかなり出来上がってきました。仙台は,ほんと,ホテルラッシュ!

愛宕神社の『素心蝋梅(そしんろうばい)』

2008年02月23日 19時49分52秒 | 花々
 愛宕神社の『素心蝋梅』がそろそろ見頃かなと思い,行って来ました。

 まだ2分咲き程度でしたが,黄色い花が少しづつ開花して,あともう少し暖かい日が続くと,まもなく満開になるでしょう。
 今日は,午後から荒れ模様だというので,午前中に行って来たので,まだ風も弱く何とか写真に収めることができました。

 愛宕神社から見る仙台の市街地は,今日も良い眺めですが,仙台市内は今ホテルなどの建設ラッシュで,クレーンが目立ちました。

 愛宕神社の中には,「稲荷大明神」があり,多くのお狐さんが飾ってあるのを今まで気づきませんでした。
 また,「大正天皇御座所」という碑があり,大正時代が15年足らずだったのに,その間仙台に大正天皇陛下がいらっしゃっていたのですね。

 素心蝋梅(その1)


 素心蝋梅(その2)


 愛宕神社の本殿


 愛宕神社の本殿の裏に立派な建物がありました


 稲荷神社


 鳥天狗と大天狗がある楼門を後ろから見る


 仙台市街地を望む


 国見の観音様と,噂では楽天の岩隈選手が住むというマンションを望む


 大正天皇御座所

『白い恋人』が復活し,久しぶりに食べました。

2008年02月21日 20時46分28秒 | Sweets!お菓子
 『白い恋人』といえば、北海道を代表するお菓子ですが,昨年夏に,その賞味期限が改ざんされていたことが分かり販売停止となりましたが,11月には販売を再開しました。

 製造元の“石屋製菓”は,社内規定で4カ月とした賞味期限を、1996年から日常的に1~2ケ月長く表示しており,偽装は商品の2~3割程度といい、繁忙期の急な注文に対応できるよう在庫を増やしておくためだったと言っていましたが。

 職場の友人のお土産で,久々に『白い恋人』を食べたのですが,パッケージも味も昔のままですが,唯一変わったのが,一個一個に製造日と賞味期限がクッキリと印刷されていることです。

 『白い恋人』は,年間2億枚も売れる人気商品なのですから,これからはしっかりと管理して,美味しいお菓子を安心して食べられるようにしてほしいものですね。

 そう言えば,『白い恋人』が復活して,昨年9月12日に紹介した『私の恋人』の売れ行きはどうなったのでしょうか。

 白い恋人


 製造日と賞味期限がクッキリと印刷


 今日は綺麗な満月でした

仙台三越の『ジョアン』

2008年02月19日 20時15分15秒 | Sweets!お菓子
 仙台市青葉区の三越の地下にあるパン屋さんの『ジョアン』でパンを買って来ました。
 メープルシロップが入った“メープルメロンパン”は,シロップの甘さとパンの生地がマッチしてケーキのような感じで美味しく頂きました。(でも,自分にはちょっと甘過ぎたかな)

 昔のメロンパンは,表面が格子の溝が入っていて,そこに砂糖がまぶしてある感じで,中はスカスカ,メロンパンと言えば表面を食べる感じのものでしたが,今のメロンパンは,表面がツルっとしていて,中にカスタードクリーム入りなど昔とは様変わりしていますね。

 でも,メロンパンという懐かしい響きは好きです。

 仙台三越の『ジョアン』

伊集院静さんの『受け月』

2008年02月18日 22時07分01秒 | 宮城県に馴染みの深い人々
 宮城県に馴染みの深い人々の作家第2弾は,伊集院静さんを取り上げます。

 伊集院静さんは,1度目の離婚の後にあの夏目雅子さん結婚し,彼女が白血病で亡くなった後,1992年に仙台出身の篠ひろ子さんと再々婚し,2008年現在,仙台市泉区の住宅団地に住んでいるようです。

 女優の西山繭子は実の娘さんで、ファッションコーディネーターの西山栄子は実姉,かつて読売ジャイアンツに在籍した高橋明投手は元義兄であり,華麗なる一族といった感じですね。

 その他に,1980年の松原みき,松任谷由実,松田聖子,薬師丸ひろ子などのコンサートツアーを手がけるかたわら,1981年、『皐月』で作家デビューし,代表作には『機関車先生』や『海峡』などがあります。

 伊達歩(だてあゆみ)の名で近藤真彦に提供した『愚か者』,『ギンギラギンにさりげなく』などのヒット曲を手がけた作詞家としても活躍していました。

 1992年7月15日、『受け月』で直木賞を受賞し,1993年、『乳房』が映画化、1997年、『機関車先生』がアニメ映画化し声優としても参加し,更に2004年には実写映画化されました。

 直木賞を受賞した『受け月』を初めとする,野球小説の短編集は,主にアマチュアの野球選手を描いているものが多く,一つ一つが心に残る物語で,何遍も読み返してしまう,とても印象的なもので,伊集院さん本人が,高校と大学で野球をやっていたことがその下敷きにあるようです。

 驚いたことに,長嶋監督も伊集院さんのファンのようで,この小説を見て感動したと言っています。
 この小説の主人公達は伊集院さんの分身であり,この主人公を描くことで,彼の人生観や野球観を私達に伝えようとしており,その魂の叫びが読む私達の何かを訴えかけてきます。

 この文庫本2冊で紹介されている野球小説の15編は,一つ一つ心の襞に残るもので,島本理性さんが解説で言っている言葉がとても印象的です。
 『伊集院さんの小説は最後の一ペ-ジまで面白く読み進めるだけでなく,一つ一つの物語の余韻が日々の中にほのかな花の香りのように紛れ込んで,良い小説を読んだという暖かな喜びが沸き上がってきます。』・・・と。

 あなたも一度,伊集院静さんの野球小説を読んでみてはいかが。

 『受け月』と『坂の上のμ(ミュー)』 


 受け月に願うと,願いが溢れないと言いますが

仙台市追廻住宅の移転先は「仙台政府倉庫」に

2008年02月17日 20時36分10秒 | 消える街並み
 仙台市は、青葉区川内の追廻地区の集団移転先として、宮城野区新田の東北農政局に隣接する「仙台政府倉庫」敷地を取得し、倉庫を取り壊して平成21年度から市営住宅を建設する方針を固めたようです。

 私も中学まで川内に住んでいたので,追廻住宅国有地で,将来は公園になるそうだという噂は聞いていましたが,あれから40年以上経って,ようやく実現の見通しが立ったようです。

 同じ頃に,仙台西道路の用地買収が始まり,同じ町内会の家も当時の中山ニュータウンに移転しました。

 今回の移転地の「仙台政府倉庫」は,JRの東仙台駅のすぐそばなので,移転地としては悪い場所ではないのですが,川沿いの閑静な場所である,川内と較べると何処も見劣りしてしまうのは仕方ないことだと思います。

 「仙台政府倉庫」は,1936(昭和11)年、仙台市が建設し、低温と常温の倉庫が6棟あり、政府米などを備蓄や保管してきた木造平屋で、三角屋根の外観が特徴でしたが,老朽化のため2005年3月に業務を停止しました。

 戦前に建てられた歴史的建築物の倉庫である「仙台政府倉庫」の解体を惜しむ声も出ています。

 「仙台政府倉庫」は,東北農政局内にあるので中には入れないのが残念です


 「仙台政府倉庫」(その1)


 「仙台政府倉庫」(その2)


 「仙台政府倉庫」(その3)


 「仙台政府倉庫」(その4)


 「仙台政府倉庫」(その5)

「青麻神社」の七福神祠

2008年02月16日 19時11分31秒 | 奥州仙臺七福神
 仙台市宮城野区岩切にある「青麻(あおそ)神社」の七福神祠に行って来ました。
 
 どんと祭に行って以来の今年二度目の「青麻神社」ですが,ここの境内には湧き水がわいており,いつもポリタンクを持って水を汲む人でいっぱいですが,今日はあまり人もいなくて静かでした。

 神社の境内の西側に七福神祠があり,石でできた“七福神”が祀られていました。
 青麻神社の入口には,狛犬や猿のような石像がいくつかあり,なかなか味のある像が並んでいます。

 「青麻神社」の入口にかかる橋


 境内への入口


 社殿


 七福神祠


 夜の七福神


 夜の七福神(その2)


 狛犬


 狛犬(その2)


 狛猿(?)


 境内で空を見上げると月が浮かんでいました