気ままな歳時記

 気ままに日々の出来事を写真で綴っていきたいと思います。

箟岳山(ののたけさん)の“つるしびなまつり”

2006年04月30日 21時39分48秒 | 日々の出来事
 ひな祭りは過ぎたのですが、変わったひな祭りが行われているようなので、箟岳山の“つるしびなまつり”を見てきました。
 初め、この“つるしびな”の話を聞いた時は、具体的にはどういう状態で吊されているのかなと思ったのですが、部屋に一歩足を踏み入れたら、赤い絨毯が敷き詰められ色鮮やかな色彩に圧倒されました。

 このひな祭りは、雛壇の両脇に幾種もの人形を赤い糸で吊し、ひとつひとつの人形(人形のみならず、唐辛子や巾着や桃など、もろもろありました)に願いを託し、お祭りをするものだそうです。
 お寺の方の説明によれば、各人形にはいわれが有り、たとえば“唐辛子”の場合は昔、雛人形に虫がつかないように唐辛子を入れていたそうですが、赤ちゃんに虫がつかないようにとか、巾着であれば我が子がお金に不自由しないようにというように、親の願いが込められているそうです。
 それぞれのお人形は、作る人のセンスも腕の見せどころのようです。

 このつるし雛祭りは、全国でも九州の柳川地方と伊豆の稲取温泉の2カ所で盛んに行われているだけで、この箟岳山のお祭を入れても3カ所だけで行われている珍しいひな祭りのようですが、この箟岳山のつるしびなは、全て伊豆の稲取で作られているようです。
 今まで、雛人形というと雛壇にお雛さまとかお内裏さまが厳かに並んでいるというのを見るという感じでしたが、つるし雛は親の思いが全面に出ていてほほえましいというか、にぎやかなモビールという感じです。
 
 本来の雛祭りと違うのは、1番下の段の写真を見ていただくとわかると思いますが、男の子を持つお母さんが男の子の為に、兜とかこいのぼりとかも作ってつるしていることで、女の子のお祭りというよりは子供たちみんなの幸せを願っているようです。
 4月15日から5月5日まで行われていたようですが、終わりが近くなって見る機会に恵まれました。

 部屋いっぱいのつるしびな


 部屋いっぱいのつるしびな(2)


  “つるしびなまつり”のポスター


 それぞれ、意味が込められている人形





『せんだいアートフェスティバル 2006』

2006年04月29日 22時00分17秒 | 日々の出来事
 仙台で、4月29日~30日に『せんだいアートフェスティバル2006』が、定禅寺通りと一番町で開催されています。
 「秋にはジャズフェス。春にはアートフェスティバルを」ということで、9カ所のオープンカフェの周りに、さまざまなアートギャラリー、ワークショップ、アートステージ、アートマーケットなどが設けられ、新緑の季節に仙台の街はアートの薫りいっぱいでした。

 自画像を描いてくれる人、手製のポストカードを売る人、パントマイムをする人、話術が魅力的な大道芸人、人力車を引くお猿さん(大江戸・浅草まつり)までいて、楽しい催しが、通りを埋める人と共に盛大に催されていました。
 特に大道芸人の“ミスターダイ”さんの芸は、風船でチワワとかキャラクターを作ったりとか30分間観客を惹きつけてやまないパフォーマンスがいっぱいで、周りにいる観客の巻き込み方もとても上手で、とにかくあっという間に時間が過ぎてしまいました。
 あまり大道芸人の方の芸を間近で見たことはなかったのですが、臨場感があってこんなに一緒になって参加する、おもしろいものなのかというのが新鮮な感想です。

 また、三越の「浅草まつり」に来ていた猿の“信太郎”君の人力車を引く真面目な表情には、思わず観客から「かわいい!」という言葉と笑いがわき起こりました。
“信太郎”君はこのイベントに参加するようになってから2年目だそうですが、終わった後、撮影タイムも設けられました。
 又、来年会いましょうね。“信太郎”君。

 大道芸人の“ミスターダイ”さん


 素晴らしい“御影石アート”


 定禅寺通りのアートマーケット


 横断歩道での、パフォーマンス。今日はこういうのも“有り”です。


 “信太郎”君 2歳半の雄叫び


 “信太郎”君のキリッとした勇姿


 現代アート


 こういう格好の方も普通に歩いていました。ダンスパフォーマンスの方?


        何の車 ?            アコースティック・ギター・デュオ


『フルキャスト宮城』のそばで見っけ

2006年04月28日 21時06分25秒 | ビーグル犬さん、いらっしゃい!
 楽天の応援に行く途中で、ビーグル犬を見つけました。
 遠くにいたのですが、ビーグルの特徴の習字の太筆のような先の白いシッポと、白いソックスを履いているような足が目に入ったので、写真を撮らせてもらいました。(うちの“りり”のシッポは他のビーグルに比べ、小さい時から小筆のように細く、シッポの先の白い毛の部分がだんだん無くなってきているのでちょっと心配です)

 このビーグル犬“レオン”君は、写真が嫌いらしく、なかなかポーズを取ってくれないだけではなく、さっさと行ってしまいました。残念!
 ビーグル犬は、人なつっこい犬が多いですが、うちの“リリ”もそうなのですが甘やかし過ぎたのか、自己中心で可愛げなく困ってしまいます。
 “レオン”君は、まだ1歳なので、茶色い部分が多いので、若々しい感じですね。
 街中わんちゃんで、散歩コースがフルキャストスタジアムなんて、洒落てていいですね。

 がっちりして元気そうな“レオン”君


 貴重な2枚目の写真(被写体ブレ)

“リリ”と桜の季節

2006年04月27日 20時20分55秒 | 愛犬リリ
 仙台の桜もそろそろ散り始め、桜の季節も終わりに近づきました。
 今日は、今まで載せられなかった桜をまとめてアップしました。

 “リリ”と撮ったのは、近くのまだ若い桜ですが、花見をするよりおやつが欲しいようで、なかなか言うことをきてくれないので、写真を撮るのに苦労しました。
 三枚目の写真は、仙臺駄菓子の『石橋屋』さんの枝垂れ桜で、やはり枝振りからして見事で、私が俳句の趣味があれば美しさに見とれて「思わず一句」というところです。
 本で、春になって川の流れに花びらが帯を引くことを、流英(りゅうえい)と呼ぶということを知り、ここでその言葉を思い出しました。
 四枚目の写真は、青葉区の『東照宮』の桜で、この日は毎月恒例の骨董市で桜と骨董市の雰囲気がマッチしていました。
こうして桜を見るとふわふわ、ふんわり、綿菓子のようですね。
 そして、最後の写真は七郷堀沿いの桜で、一番の枝振りのもので、空が高く感じられました。

 以上、仙台の桜特集でした。
 桜前線、さらに北上中!

 “リリ”と桜 何、思う?


 “リリ”と枝垂れ桜


 『石橋屋』さんの桜


 『東照宮』の桜


 七郷堀沿いの桜

第199回 県民ロビーコンサート

2006年04月26日 22時33分32秒 | 県民ロビー&県議会ラウンジコンサート
 宮城県庁で県民ロビーコンサートがありました。
 今日の出演は、元気配達人「タクト」の面々で、アコーディオン奏者cobaのナンバーで“過ぎ去りし永遠の日々”や“SARA”などや、 歌謡曲から“いい日旅立ち”や“恋のバカンス”など、幅広いレパートリーを披露してくれました。

 元気配達人「タクト」は、平成14年に発足した、アコーディオンを中心とする、ポップスなどを演奏しているグループで
『みんなが元気でいるために・・・』をモットーに、健康体操・高齢者体操・転倒防止運動等を音楽療法の中に取り入れた活動を行っており、 県内の老人施設・障害者施設・市民センターなどを活動の場にしているようです。
 毎年、11月には中新田バッハホールで「仙台アコーディオン同好会」の賛助出演をして健康体操を披露しているようなので、興味のある方は、是非聴いてみてください。

 ちなみに、来月の県民ロビーコンサートは【祝!第200回記念コンサート】で、開催時間が午後0時05から0時45分迄で、時間が延長されるそうです。楽しみですね。

 元気配達人「タクト」


 元気配達人「タクト」(2)

『大國(おおくに)神社』の山野草公園

2006年04月25日 21時46分50秒 | 花々
 仙台市青葉区芋沢にある『大國神社』境内にある「山野草公園」に行ってきました。
 ここの敷地の一帯は、それまで足を踏み入れることができない雑木林だったそうですが、昨年敷地内にカタクリの群生を見つけ、「大國神社の山野草を守る会」のメンバーが、山野草愛好家の仲間に呼びかけて散策のコースを切り開いたそうです。

 コースの途中、手作り感のある木株の椅子が置いてあったり、自然を生かした散策コースで、ところどころに咲いているカタクリ以外の山野草を探してみるのも楽しいかと思います。
 今月15日からこのカタクリが群生している公園を“第1回カタクリ祭”として公開し、カタクリの他にショウジョウバカマ、イワウチワ、マイズルソウ、春蘭なども咲いており、これから違う種類の山野草も顔を出すので、とても楽しみです。
 
 カタクリの群生を見るのは初めてですが、地面低い位置に咲いているほか、花が下に向いているので、写真はコンパクトカメラを花に近づけて、感のみで撮っているので構図などはうまくいかなかったのですが、どうにかブログに載せる写真ができました。
 カタクリの花は、朝晩は閉じ、お昼前後に開くそうで、そろそろ花の見頃も終わりの時期ですが、他の山野草もあるので是非訪れてみてはいかがですか。(ちなみに入場は無料です)
 ここの『大國神社』は初めて行ったのですが、りっぱな神社でびっくりしました。

 カタクリの群生


 カタクリ


 カタクリ(ノーファインダーで撮った写真)


 ショウジョウバカマ(紅い花)


 イワウチワ


 ひっそりと咲いていた春蘭


『柏屋』のお饅頭

2006年04月24日 22時17分32秒 | Sweets!お菓子
 『柏屋』といえば“薄皮饅頭”ですが、店頭を見るとその他に生菓子やお団子やわらび餅などいろいろな和菓子が大皿に盛られており、どれを選ぶか迷ってしまいます。
 他社の類似品との間違いを防ぐため、H7年に“薄皮饅頭”の商品名を、社名を冠にして“柏屋薄皮饅頭”に変更したそうです。
 今回、このことは初めて知りましたが、昔から私は“柏屋の薄皮饅頭”と長い名前で呼んでいたので気づかなかったのかもしれません。

 “柏屋薄皮饅頭”は昔は手みやげで頂き、中の餡がこし餡とつぶ餡があり、甘さ控えめの餡でお茶によく合うので、昔から気軽にほおばれる好みの饅頭でした。
 今回は、このお饅頭ではなく春なので、さくら風味の白餡が入った上品な甘さの“さくら饅頭”とよもぎの香りが春らしい“よもぎ饅頭”を食べました。
 もちろん、見た目だけでなく一口ほおばると、なつかしい幸せ気分です。

 春のお菓子というと、洋菓子だったら苺を使ったものですが、季節感をより感じられるということで和菓子の方を選んでしまいます。
 
 『柏屋』の春色のお饅頭 (ちなみに一番後ろにあるのは“ふわふわぶるーべりーろーる”です。春らしい色だったので)

桜前線 第3章

2006年04月23日 20時52分01秒 | 花々
 今年の桜が長く楽しめるといっても、そろそろ仙台では見頃もピークを迎えています。
 今日は、仙台の隠れた桜の名所だと思っている若林区の七郷堀沿いの桜の写真を撮ってきました。
 ここの桜は、昔はもっと枝振りが見事だったと思うのですが、それでも今も十分に楽しめる場所です。

 広瀬川の宮沢橋上流から農業用水のために堰上げしている七郷堀は、田植えが始まる頃には、かなりの水が流れるのですが、今はまだ少ししか流れていませんでした。
 また、若林区役所は、仙台市が政令都市になるまでは、“養種園”として市民に親しまれたところで、梅や桜が沢山ありましたので、今でも名残の桜などが残っています。
 お天気にも恵まれ、七郷堀沿いの桜を見るために、狭いお堀沿いを若いお母さんが幼い子供の手を引いたりとか、夫婦でゆっくり自転車をこぎながら眺めたりとか、息子さんが年老いたお母さんの車いすを押しながら眺めたりとか、いろいろな風景もかいま見ることができました。

 何気なく横を通る車に乗っている人に目がいったのですが、助手席に乗っている方が、桜を見えるように小さい写真立を真っ正面に向けて徐行運転で通過して行きましたが、とっさに、亡くなられた家族に桜を見せていることに気づき、胸が熱くなりました。
 日本人にとって、桜は咲き方や散り方が心に響くものがある樹であり、戦争中の“同期の桜”のみならず現在でも“桜”を題材にした歌が、たくさん流行っています。(真っ先に思い浮かべるのは、森山直太朗さんが宮城第三女子高校の合唱部と歌う“さくら”ですね)

 毎年、桜の季節になれば当たり前のように桜を愛でますが、今年の桜は今年しか見られない特別の桜で、来年も健康で穏やかな気持ちで、同じ桜を見たいと思いますが、そういう事を思う私は、やはり少し年をとってきたのかも知れません。
 是非、来年の桜の時期にこの七郷堀の桜を訪れてみてください。

 情緒ある七郷堀の桜並木


 桜の中に鳥を見つけました


 満開の桜に青空が合いますね


 桜が咲いてから今日が今年最高の天気


 若林区役所内の桜


 区役所付近の保春院前で上空にグライダーを発見しました

楽天辛勝!

2006年04月22日 20時44分23秒 | 頑張れ!楽天イーグルス
 今日、楽天球団史上(!)初めて1-0で勝利しました。
 試合は、西武の西口と楽天の朝井の両投手のねばり強い投げ合いで、7回まで0-0が続きましたが、鉄平選手のプロ入り初ホームランで1点を入れ、小倉投手⇒福盛投手のリレーで逃げ切りました。
 両チームとも満塁のチャンスを潰すなどして、重苦しい試合でしたが、鉄平選手の一発でその雰囲気も吹き飛び、理想的な勝利を掴みました。

 私個人的には、観覧試合の勝敗が1勝3敗とようやく勝率2割5分になりましたが、これからは守りを固めて勝っていって欲しいと思います。(そう言えば、ベガルタ仙台もここ6試合無失点で現在2位ですから、楽天も見習って欲しいものです)
 鉄平選手は、入団6年目で初ホームラン、初お立ち台で、本人はとても興奮していたようで、試合後は余韻をかみしめるように球場を一周してファンと握手をし続けていたのが印象的でした。

もちろん、私も興奮。気持ちのいい試合を見せて頂きました。
 明日も頑張れ!楽天。(先発は、林英傑(L.インチェ)投手)

 朝井投手の粘投


 カラスコのバク転


 お天気も気分も晴天です。久々の勝利の白風船


 鉄平選手のヒーローインタビュー(プロ入りホームラン1号が勝利を決めました)

桜前線 第2章

2006年04月20日 22時45分38秒 | 花々
 今、仙台の桜は見頃を迎えています。
 今日の仙台は、午前中、強い風と吹きなぐりの雨で、せっかく満開の桜が心配でした。
 仙台のお花見の名所である、“西公園”や“榴ヶ岡公園”は、連日老若男女の人がお花見で盛り上がっていますが、今日のように曇りや雨模様の他、風まであるので寒さのなかのお花見はちょっと辛いかと思います。

 昨日、楽天の応援の前に“榴ヶ岡公園”に寄って桜の花を撮ったのですが、かなりのお花見客が集まっていましたが、夜桜見物ともなるともっと集まり、昼間の時とは違う盛り上がり方になるんでしょうね。
 公園のほとんどの桜は8分咲きから満開で、まさに今が一番の見頃になっています。
 “榴ヶ岡公園”は、特に『枝垂れ桜』が多いので、その下から眺める宴会は最高のお花見ですね。

 写真を撮る方にしてみれば、寒さだけとると桜が長持ちするので、今週末位まではまだ持ちそうなので嬉しいのですが、今日みたいな風は困りものです。
 卯月の空 風が強くても 桜の花 風に散らないで。
 

 桜のトンネル


 『枝垂れ桜』の下で飲む酒は最高!


 “榴ヶ岡公園”最高の枝ぶりの桜


 外人さんもお花見を楽しんでいます


 ピンクの桜


 濃いピンクの『枝垂れ桜』


 白っぽい『ソメイヨシノ』