気ままな歳時記

 気ままに日々の出来事を写真で綴っていきたいと思います。

「芥川龍之介」ではないけれど、蜘蛛の糸

2006年06月30日 23時31分24秒 | 日々の出来事
 今週は、急に30度を超える暑さの日もあったのですが、明日からまた本格的な梅雨時の天気になりそうです。
 一般的に“読書の秋”と言いますが、昔から私的には、梅雨の時期も結構本を読むペースが進みますね。

 思い出すのは、高校1年の時、クラスでいつでも本を読んでいる奴がいて、他の科目は普通なのですが、国語だけはいつも学年で上位なので、ある時“1年でどれくらい本を読むのか?”と尋ねてみたら、彼からは、“300冊くらいかな。”と、あっさり答えが返ってきました。
 私は、ビックリしたのと同時に、これから1年間どれくらいできるか分かりませんが、本を読もうと決めました。
 家にある本を中心に、自分的には勉強もしないで、結構読んだつもりだったのですが、読んだ本は、せいぜい100冊くらいで、年に300冊ってどうすれば読めるか不思議でしたね。

 その当時読んだ、「芥川龍之介」、「夏目漱石」、「森鴎外」、「井上靖」、「遠藤周作」、「安部公房」などの本の内容を結構覚えているのですが、この頃読んだ本は、題名さえすぐ忘れてしまうのが、少し悲しいというか、危ないです。
 「芥川龍之介」の短編の“蜘蛛の糸”も、よく覚えていて、『ある日の事でございます。御釈迦様は極楽の蓮池のふちを、独りでぶらぶら御歩きになっていらっしゃいました。』という最初のくだりがとても印象的でした。

 梅雨の時期は、うっとうしいと感じる反面、雨に咲くアジサイや蜘蛛の巣に付く朝露は、とても綺麗な宝石のようで、これも梅雨ならではの光景で、写欲が湧きますね。
 明日、県立図書館に行って本を借りてこようと思います。

 朝露が綺麗!水滴がある蜘蛛の巣


 ローズマリーに引っかかる蜘蛛の糸。なんか小さな宇宙のよう。


 蜘蛛の糸の主はお釈迦様(?)

“ビートルズ”来日から、40周年

2006年06月29日 22時43分51秒 | 日々の出来事
 “ビートルズ”が来日し、『日本武道館』でライブを行ってから今年で40年ということで、テレビやマスコミでは“ビートルズ”の話題で盛り上がっていますね。
 NHKのBSで、7月1日(土)には“ビートルズ”のソロ特集が、日曜日は“ビートルズ”のグループとしての特集があります。

 ジョンレノンが1980年に、ジョージハリスンは2001年に亡くなり、“ビートルズ”で残っているのは、ポールマッカートーニとリンゴスターだけになりました。
 2001年冬にエリッククラプトンが来日する前に、ジョージが亡くなったので公演が中止になるのではという噂が流れましたが、無事来日して、私も宮城県『グランディ21』でコンサートを見に行きましたが、クラプトンが淡々とジョージの追悼のための曲を演奏してくれました。

 1980年12月にジョンが亡くなったときは、実は仕事を辞めた直後で、チーズ工場でパートをしていて、仕事帰りの定食屋さんのTVでジョンの死を知ったという事を、以前、このブログで語らせてもらいました。
 その年の1月にはポールがウィングスを率いて来日したのですが、成田で大麻所持で捕まり、コンサートをすることなくイギリスの送還されてしまいました。
 警察の独房で「イエスタディ」を歌ったのは有名な話で、できれば日本のファンの前で歌って欲しかったですね。

 私は、東京に勤めていたので、もちろんアリーナの席をやっとの思いで確保していただけに、公演の中止は凄いショックで2~3日間、ボーとしていました。
 その時にコンサートチケットは、換金せず取ってあったのですが、探しても見あたらないのが残念ですが(実は、さっきまで探していたのです)ウィングスの初来日の記念の写真集が見つかったので、写真を撮りました。

 ところで、私が洋楽を聴き始めて頃に“ビートルズ”が解散したので、リアルタイムには“ビートルズ”の音楽を聞いていないのですが、中学の時、初めて買った「サージェントペパーズ・ロンリーハーツクラブバンド」のLPを聞いて衝撃を受け、その後すっかり“ビートルズ”の音楽にはまっていきました。
 その頃、加藤和彦さんにある人が、無人島に1枚レコードを持って行くとしたら何を選びますか?という問いに、「ホワイトアルバム」(正式にはビートルズというアルバムです)を持って聞くと言っていたのを思い出しました。
 加藤氏が言うには、「ホワイトアルバム」は何回聴いても飽きがこないのでと付け加えていました。
 実は私も大好きなアルバムで、今でも結構聞いているのは、1曲1曲が個性的で、“ビートルズ”個人の個性が出ている曲が多いせいだと思います。

 前述した「サージェント~」は素晴らしいアルバムですが、聞くぞと言う心構えをして最後まで一気に聞かないと、本当の良さは分からないのに比べて、「ホワイトアルバム」はどこから聴いても良い感じのアルバムだからだと思います。
 “ビートルズ”の12枚のアルバムは、全て素晴らしいのですが、1枚選ぶとなるとやはり「アビーロード」と言うことになるでしょうね。
 今聞いても最初から最後まで一気に聞かせてくれるのは、曲間が繋がったものも多いせいもありますが、ジョージの歌う2曲(サムシングとヒヤカムザサン)が素晴らしく、ジョンとポールの曲だけで構成されて来た今までのアルバムとは違った緊張感と曲の充実度が増しており、私的には音楽史上最高のアルバムだと思っています。
 今週、改めて“ビートルズ”の音楽に浸りたいと思います。

 ロック史上に燦然と輝く「サージェントペパーズロンリーハーツクラブバンド」


 1980年のウィングスの初来日を祝う写真集(何故か寿マーク)

 

『第201回 県民ロビーコンサート』

2006年06月28日 23時55分44秒 | 県民ロビー&県議会ラウンジコンサート
 県庁で201回目の『県民ロビーコンサート』がありました。
 今回の演奏者は、フルートを中心としたジャズ・フュージョンのグループの“Tokiko with Friends”で、初夏の気候に合う、爽やかな演奏でした。
 今日の仙台は31、9℃で、今年初めての真夏日でしたが、その暑さをひととき、やわらげてくれるフュージョンだったのですが、フルートの音色がとても爽やかな印象でした。

 曲目は、「ブリーズ」や「フェリシア アンド ビアンカ」や「田舎の電車」など、あまり知らない曲が多かったのですが、全体を通してまとまっていた印象がありました。
 リーダーでフルート演奏をした岡崎登紀子さんの腕前はなかなかで、クラシック及びジャズ・ラテンなど幅広いフルート奏法を行っているそうで、フルートという難しい楽器で、聴衆を惹きつけていました。

 外は、ジリジリ照りつけた陽射しが暑かったのですが、ロビーには、さわやかな風が吹き抜けました。
 これからの季節は、ジャズやフュージョンが心地いいですね。

 “Tokiko with Friends”(1)


 “Tokiko with Friends”(2)


 “Tokiko with Friends”の岡崎登紀子さん

『オランダせんべい』

2006年06月26日 21時40分03秒 | Sweets!お菓子
 山形にある酒田米菓の『オランダせんべい』は、昔から味もせんべいの厚さも変わらない、懐かしい東北限定のロングセラーな商品ですね。
 私が印象が強いのは、写真右側の透明なパッケージですが、発売当時は左側のオレンジの袋だったようです。

 『オランダせんべい』の歴史をひも解けば、昭和37年、日本で最初に開発された元祖薄焼きせんべいだそうです。
 名前の由来は、当時、サラダオイルと塩で味付けした商品が珍しく、欧風のイメージが強かったので、『オランダせんべい』と名付けられたそうで、それからもう1つ、地元の庄内米を使っているのはもちろんですが、作る人も地元の人ということで、庄内地方の方言で「私たち」のことを「おらだ」ということから、この名前がきているようです。
 味は変わりませんが、パッケージが違うと雰囲気が変わり入っている物が違う気がしてきます。

 そういえば、昔やっていたTVコマーシャルも印象があるのですが、当時、NHKの「連想ゲーム」に出ていた水島裕(ゆう)さんが自分の名前に引っかけ、アイドル全開で“友・遊・YOUの酒田米菓です。”と言っていて、見ていてちょっと照れくさくなったことを思い出しました。

 それはそうと、オランダせんべいのパッケージのオレンジと言えば、今度発売されるソニーの一眼レフのデジタルカメラのイメージ色でシナバーと言われていますが、そのカメラは、ミノルタ時代のマウント、形、レンズを受け継いでいますが、このオレンジから受けるイメージは、ミノルタのカメラとはかなり違う感じを受けます。

 昔、学校から帰って来て、おやつで『オランダせんべい』を食べませんでしたか?食べながら、宿題なんかすると、塩気かオイル気でノートに輪染みの汚れが付いたり・・・。
 なつかしいと思われたら、『オランダ煎餅』の復刻パッケージのものを一度ご賞味あれ!

 左が復刻版で、右が現行品

『多賀城跡あやめまつり』

2006年06月25日 21時40分35秒 | 花々
 昨日24日から始まり、7月2日まで行われている多賀城市の『多賀城跡あやめまつり』に行ってきました。
 2万㎡もの広大なあやめ園には、毎年250種200万本のあやめや花菖蒲が咲き、期間中は郷土芸能や琴の調べ、野だてなどが行われるようです。

 今日、開花状況はまだ少し早いかなと思ったのですが、園内の7割方は開花していて、時々小雨交じりの中、色とりどりのあやめを見にたくさんの人が訪れていました。
 交流ステージでは、ゴスペルグループが歌声を聞かせていて、日本的なあやめとゴスペル音楽のミスマッチが良い感じを醸し出していました。
 園内には、和服の女性もいて、こちらは日本的情緒を感じさせていました。

 あやめにももちろん、バラと同じように色々な名前が付いていて“初紅”、“紅小町”、“芭蕉の辻”などの品種がありました。
 江戸時代に松尾芭蕉が、この季節に多賀城を訪れているのにちなんだ、『あやめまつり』だそうですが、期間中、あやめや花菖蒲にちなんだ俳句も募集していました。
 今日は、あいにくの小雨でしたが、今が旬のあやめやアジサイは生き生きして雨がよく似合っていました。

 ちなみに、あやめとか花菖蒲の区別がよくわからなかったのですが、あやめは乾燥地を好む植物で、花菖蒲は湿性植物で、そして、カキツバタは浅い水辺に生育する水性植物だそうです。(と、言うことは下の写真、あやめの写真って上げましたが、根元見たら、花菖蒲もあるかもね)

 多賀城あやめまつり その1


 多賀城あやめまつり その2


 あやめによく似合う和服姿の女性達


 あやめとゴスペルグループ


 薄紫絞りのあやめ              濃紫絞りのあやめ


  青いあやめ                縁取りが紫のあやめ


 白いあやめ


 紫のあやめ


 ピンクのあやめ


 中央が黄色の薄紫のあやめ


 紫、青、白、黄色のあやめ           中央が黄色のあやめ

お寿司屋さんのランチ

2006年06月24日 20時51分34秒 | 日々の出来事
 仙台発情報誌“りらく”6月号の特集「寿司屋のランチ」で石巻市(旧北上町)のビッグバンそばのお寿司屋さんの『鮮・和 寿し処かみやま』の記事を見て、お店おすすめの“成金楽知”(なりきんランチ)1,000円(税込み)となるものを頂いてきました。

 お寿司屋さんだけあって、このランチは新鮮なネタを計15種類も使っており、真ん中は、ちらしになっていて、玉、縁側、エビ、アナゴ、カニなどがのっかっていました。
 周りには小鉢に一口サイズの、ウニ、アワビ、大トロ、マグロ、赤貝、サケ、ヒラメの7つのお寿司が入っており(手前の緑のふたつきの小鉢にウニが入っていました)ほかには、あら汁とお新香が付いていました。

 このほかのメニューでは、握りが主体の“貧乏楽知”(びんぼうランチ)1,100円(税込み)や女性限定の“にものぜん”や“あげものぜん”などがあるようで、おもしろいネーミングは親方が考えているそうです。
 土日でもランチをやっているようなので、一度ご賞味あれ!

 『鮮・和 寿し処かみやま』の外観

 
 “成金楽知”(なりきんランチ)1,000円(税込み) 1日限定5~7食

日本、1次リーグ敗退してしまいました。残念!

2006年06月23日 23時02分25秒 | 愛犬リリ
 今朝、頑張って4時に起きて、対ブラジル戦を応援しましたが、“玉田”選手の先制ゴール虚しく、1ー4で1次リーグ敗退してしまいました。
 今日の、“稲本”⇒“アレックス”⇒“玉田”のシュートがこのワールドカップの最高のプレイだった気がします。
 試合後に1人、センターサークルでいつまでも仰向けになったまま動かない、“中田”選手が印象的でしたが、彼にとってはサッカーそのものが終わったという感じだと思います。

 ブラジルの個人技のレベルの高さには、改めて圧倒させられましたが、日本は最初のスピードを最後まで維持できる体力と、がむしゃらな精神力を養ってから、もう一度立て直して欲しいと思います。
 そもそも、第1戦の対オーストラリア戦は結局は負けたことで、奇跡が起きない限り、今日の結果は分かっていたことなのですが、相手より先にバテてしまって、足が動かなくなってしまっては、スピードの日本が泣けてきますね。
 今回のワールドカップを終えて、決定力不足という不安材料を日本は突きつけられて、これからの4年間を過ごすこととなります。

 さてさて、話は変わりますが、夏至を過ぎて、野の草木も成長の時を迎えていますが、ダニやノミなど犬にとっては、こわ~い害虫の季節でもあります。
 早速、“リリ”は、鼻の頭をダニに喰われ、なんと全治1日です。
 絆創膏が何とも痛々しくはなく、ふざけている感じがしてしまいますが、本人はいたって真面目です。

 ばい菌がはいらないように、絆創膏をする“リリ”


 ご難の“リリ”でした

第6回宮城県議会ラウンジコンサート

2006年06月22日 21時40分05秒 | 県民ロビー&県議会ラウンジコンサート
 6月20日に、第6回県議会ラウンジコンサートがありました。
 ラウンジコンサートは、県議会が開かれる月に年4回、議会の1回ラウンジで開かれるもので、素晴らしい音楽家が色々な音楽を聞かせてくれています。

 今回は、“イン・キエーザ”というピアノと2人のソプラニストのグループが、モーツァルトの楽曲やバッハのソナタなどを30分間堪能させて貰いました。
 ソプラノの2人は、仙台の音楽大学出身で、仙台を拠点に活動しているそうです。
 次回のラウンジコンサートは、9月の県議会開催前に開かれる予定なので、興味のある方は是非一度聴きに行ってみて下さい。

 “イン・キエーザ”の熱演


 ソプラノの高橋絵里さんと大山久美子さん

人間ドックに入ってきました

2006年06月21日 20時31分37秒 | 日々の出来事
 人間ドックのために、栗原市瀬峰の『宮城県立循環器・呼吸器センター』に1泊2日で行ってきました。
 職場の健康診断と違うのは、腹部超音波検査と負荷心電図検査(運動後の検査)、ブドウ糖負荷試験、大腸内視鏡検査が追加されていることです。

 その中で特に辛いのは、大腸内視鏡検査のために、前の日の夕食も写真にあるように、ビスケットと少々のシチューだけで、朝からは90分で1800ccの下剤を飲んでお腹を空っぽにしなくてはならないことです。
 前の日もバリュームのために下剤を飲んでいるので、人間ドック終了後もお腹がゴロゴロしていました。
 写真にもあるように、この2日間で食べた食事は、普段の量の半分くらいで薄味、脂気も少ないので、毎日このような食事をしていればかなり健康でスマートになるなあと思いました。少しは体重減ったかな?

 時間が有ったので、ついでに近くの登米市南方町の花菖蒲を見てきました。
 今年は天候のせいで、成長が良くないのとまだ早かったせいで、あまり花菖蒲は咲いていませんでした。
 来週以降が見頃になると思います。

 『宮城県立循環器・呼吸器センター』


 一日目の夕食は、ビスケットと鶏肉のシチュー


 二日目の昼食の弁当・740cal(一番豪華な食事でした)


 南方の『花菖蒲園』の菖蒲


 水色の菖蒲


 黄色の菖蒲


 紫の菖蒲

 

薬莱で会ったビーグル犬

2006年06月20日 06時33分41秒 | ビーグル犬さん、いらっしゃい!
 『薬莱ハーブガーデン』の帰りに、『薬莱土産センター』に花を納めているお店の前で、塩釜市から来たという、ビーグル犬の“カム”君7才に会いました。
 “カム”君という名前は、ちいさい頃噛んでばかりいたから付けたそうで、今の穏やかで人なつっこい感じからは想像できませんね。

 “カム”君の今は、呼ぶとすぐ寄ってくるから来るという英語の“come”の“カム”君という感じの可愛いビーグル犬でした。
 思いもかけないところでビーグル犬に会えるとは嬉しいですね。

 人なつっこい“カム”君


 『薬莱ナーサリー』の前で(中はあまり苗やさんで見かけない、海外種の花の苗が多かったです)


 オマケに“リリ”とツツジ