気ままな歳時記

 気ままに日々の出来事を写真で綴っていきたいと思います。

ネーミングに惹かれてつい買ってしまいました

2006年01月31日 20時43分38秒 | 日々の出来事
 どうですか?この品名 “風に吹かれて豆腐屋ジョニー!”
 サーフボードのように長い容器に一丁ちょい(380g)の豆腐が詰まっています。
 表書きに「沖縄産糸満沖海水苦汁」&「北海道産丸大豆」を使用と書いてあり、なかなか材料にこだわっている感じなので、最初は何もつけずに食べてみました。

 食べてみると・・・ “うッ” 何か豆腐というよりは、プリンのようにぷるぷる感の中にしっかりした大豆の濃厚な味があり、ネーミングはクールなイメージなのに、とてもなめらかで繊細な感じでした。
 ご飯で食べてもいいのですが、寄せ豆腐というよりはクリームチーズの雰囲気も感じました。

 この豆腐を作っているのは、茨城県の三和豆友食品(株)という会社で、他にも『①あの麗しのお嬢さん、②お待たせっ!喧嘩上等湯豆腐野郎、③がんも番長にゃ負けないぜ!、厚揚げ番長4枚斬り、④男泣き望郷仕込み、がんも番長、⑤いよっ!男前!、男前豆腐』など、なかなかいかしたネーミングの大豆製品を販売しているようです。
“風に吹かれて豆腐屋ジョニー!”もネーミングに負けない風味をかもし出しているので、他の商品もちょっと気になります。
(HP ⇒ http://www.sanwatouyu.co.jp/)
 スーパーで見かけたらジョニーをよろしく!


とうほく蘭展&バラとガーデニングフェスタ2006

2006年01月29日 17時52分38秒 | 花々
 今年で13回目を迎える、とうほく蘭展2006を見に夢メッセに行ってきました。
 1,500円という高い入場料なのに凄い人でしたが、やはり5日間だけの開催ということのみならず、蘭とバラには人を引きつける魅力があるのでしょうね。
 会場の入り口では、見事に咲いている寒緋桜の桜並木が出迎えてくれました。

 会場は大きく分けて‘蘭ゾーン’と‘バラゾーン’と‘ガーデニングゾーン’の3つのコーナーがあり、‘蘭ゾーン’の入り口では、黒っぽい色合いと独特の姿が吸血鬼を連想させる“バンパイア”や葉脈に金銀の模様がある“ジュエル・オーキッド”に見物客は、足を止めて珍しそうに覗きこんでいました。
‘バラゾーン’では約300種類のバラが展示されており、私がバラにカメラを向けていたら、知らないご婦人が‘このバラは160年くらい前のナポレオンの時代からの品種だから写真撮っておいた方がいいわよ。’とアドバイスしてくれました。(シャポー・ドゥ・ナポレオンは、独特のガクの形が「ナポレオンの帽子」に似ている事からこの名で呼ばれているそうです)

 それにしても、ひとくちに蘭といっても色々な種類があるのですね。私はせいぜい、良く見かけるシンビジュームや芸能人の楽屋にある胡蝶蘭とかその他、花屋さんで見かける2、3種類の蘭くらいしか見たことがなかったのですが、あっ、それから楚々とした春蘭も雅な世界をかもし出していましたが・・・。
 会場はその他に、蘭を使った創作生け花や押し花の見事な額縁など盛りだくさんで、目の保養になりました。
一足先に春空間を感じた一日でもありました。



   寒緋桜     スバル360を飾った蘭たち(わたし的にはこのディスプレーが斬新でgoodでした)


 洋蘭(派手で不思議な色合い)


 洋蘭(豪華な色合い)


 和蘭(素朴で厳か)

                                   
ジュエル・オーキッド(マコデス・サンデリアナ) ジュエル・オーキッド(ドッシニア マルモラータ)


シャポー・ドゥ・ナポレオン(クラシカルな永遠の色)

ファイトで行こう!から ファイト!一発!へ

2006年01月28日 20時20分20秒 | 日々の出来事
 “ファイト!一発!
で有名なリポビタンDの発売当時のデザインを再現した復刻版が発売されましたが、なぜか復刻版という言葉に弱いのです。
 「リポビタンD復刻版」は、昭和37年発売当時のデザインをアレンジしたもので、字体やワシのマークを当時のものにするとともに、ラベルには当時のキャッチコピーである「ファイトで行こう!」をデザインしています。
ただし、ビンの中身の成分や効能などは、現在発売中のリポビタンDと同じだそうです。

 また「リポビタンD復刻版」の限定発売にあわせて、昨年12月よりテレビCMで、昭和38年から10年間に渡ってCM出演した読売巨人軍の王貞治氏(現福岡ソフトバンクホークス監督)の当時の映像がテレビで流れていました。
 現在は、急な傾斜の高い山や深い谷底など難関な自然に挑戦する男2人という設定のダイナミックなCMが続いていますが、昔は、王選手がバッティングしているファイトで行こう!という、なにかホンワカしたキャッチフレーズでしたね。

 リポビタンDは、医薬品ドリンク剤の第1号として発売を開始し、「ドリンク剤を飲む」という新しい習慣・文化を築き上げたそうで、平成11年には規制緩和によって薬局、薬店以外での販売も可能となり、平成16年3月末には累計出荷本数200億本を突破したそうです。(私は、けして大正製薬の回し者ではありません)
 余談ですが、リポビタンDはその日の体調、気分によってリポビタンDスーパーとかリポビタンDライトを選ぶようになります。
 発売した昭和37年当時、もちろん私は夕方暗くなるまで遊びに忙しかったのですが、飲用する必要もなく元気でした。念のため。 


リポビタンD復刻版 (昭和37年当時の水色のラベルが復活)


 現在発売されているリポD (現在は青い色のラベル)


いらしゃいませ!幸せのタネはいかが!

2006年01月26日 21時12分19秒 | ビーグル犬さん、いらっしゃい!
 仙台駅東口からすぐの二十人町は、区画整理によって歯抜けのように、街並がすっかり変わっています。
それでもまだ、昔ながらの店も少し残っていますが、その中の一つのタネ屋さんで、偶然看板犬のビーグルを見つけました。

 お行儀よく店番をしている、その名もジョン君 14歳。
とてもおっとりしていて、人なっつこいビーグル犬で私をフレンドリーに出迎えてくれました。
ジョン君もこのように変わった二十人町を、ずっと眺めてきているのですね。お店とジョン君、とても雰囲気がありました。
もっと長生きしてね。

  ジョン君の定位置(?)


ジョン君と目が合い思わず足を止めてしまいました   区画整理ですっかり街並みが消えました

 
 

県庁ロビーコンサート

2006年01月25日 23時53分44秒 | 県民ロビー&県議会ラウンジコンサート
 今日は平成18年初めての県庁ロビーコンサートがありました。県庁ロビーコンサートは、月に一度、県庁1階の県民ロビーにて午後0時15分から45分の30分間のつかの間、ロビーがコンサート会場に早変わりします。
 その今日は、仙台で活躍している、近藤プロダクションの2人が演奏しました。

 仙台出身の佐々木久美子さん(ピアノ)と山形出身の小林梨絵さん(ヴァイオリン)のふたりで、ヴァイオリンの葉加瀬太郎で有名な“情熱大陸”や冬のソナタの主題歌でおなじみの“はじめから今まで”などTVで聴き慣れた曲を、とても気持ちよく聴かせて頂きました。
 情熱的な演奏で、なおかつ、お二方ともとても綺麗な方で会場からはため息も聴かれました。
お二人のお顔の見える写真も撮ったのですが、残念ながら手振れでご紹介できなくて、残念です。

 
 

手みやげに“スィートゴット”はいかが!

2006年01月24日 22時06分45秒 | Sweets!お菓子
 今日も風の強い寒い一日でした。大寒が過ぎて立春まで、今が一番寒い時なんでしょうね。こんな日は、暖かい部屋でお菓子でも食べながら、まったり過ごしたいものです。
 去年、全国紙の雑誌で読者が宮城のイチオシのお菓子として、パルポーの“スィートゴット”を紹介していたので、このお菓子に興味がありました。
パルポーは気仙沼の洋菓子店ですが、藤崎デパートの地下でも手に入ることを初めて知りました。

 中に入っていたお菓子のパンフレットには、「ほんとうに手間のかかるやつだ・・・いくつもの時代を語る地層のように味の贅を重ねる・・・でも、こいつはわがままだから、ちょとやそっとでは言うことをきかない・・・。 しかじか」と書いてありました。な~んか、それって誰におっしゃっているのか?という感じでしたが・・・。

 でも、食べてみるとこれに書かれているように、まわりはチョコとスライスアーモンドでコーティングされていて、中は、スポンジとクッキーとパイが層になっているので、食感も楽しく、もちろんおいしかったです。これ1個だけ食べても‘食べた!’という満足感がありました。層がミルフィーユ状になっており、チョコ味と抹茶味と紅茶味がありました。
全部1枚1枚手作りで作られているそうですが、このような繊細かつ欲張りな焼き菓子は、初めてでした。
 酒も飲みますが、あま~いものもたまには良いですね。
 
 Sweet Gotto

えびす様(藤崎百貨店屋上)

2006年01月23日 21時18分45秒 | 奥州仙臺七福神
 仙臺七福神を訪ねるのも、今回で6番目の神様です。
 えびす様は、仙台の繁華街の一番町の藤崎デパートの屋上にいらっしゃいますが、藤崎は1819年創業で屋号が『エビスヤ』だったので、推測ですが、商売の神様のえびす様を祭っているのではないかと思います。
 藤崎デパートの屋上と言えば、昔は遊園地があって、小さい頃よく連れて行ってもらい、帰りに必ずデパートの食堂でライスカレー(あえて)を食べたのを思い出す世代なので、“本当に屋上に、えびす様があるの?”と思ってしまいました。

地元にいながら、この仙臺七福神を訪ね歩くまで、デパートの屋上に神社があるとは思いませんでした。しかし、思い出してみると、何年か前のお正月に藤崎に行った時、8階から買い物客らしくない団体さんが降りてきたので、上に何があるのかなと不思議に思った時がありました。
 藤崎デパートの8階は、催し物が無ければ、誰も訪れる人が無く、エレベーターガール(今こんな呼び方するのかな)の方に「8階お願いします」と言わないと、7階までしか行きません。

 屋上に行ってみると、見慣れた室外機とかの他、西側の片隅に鳥居と小さなお宮があり、えびす様はその中にいらっしゃるのですが、丸い鏡があるため、よく見ないと確認が難しいですね。
 屋上は、風が強くてとても寒かったのですが、賑わっているデパート、そしてその屋上にひっそりとえびす様がいるというアンバランスさに、とてもおだやかな感じを受けました。仙臺の七福神に、これもなんとなく合っているような感じでした。
 この日は先客にカップルがいましたが、お二人さん、なにお願いしているのかな?
 
  藤崎えびす神社


  よく見ないと見つけられない『えびす様』(商売繁盛・大漁の神)

第2回全国はっとフェスティバル

2006年01月22日 21時45分10秒 | ある日の麺喰
 ♪ とめ、とめ、とめ、とめのぉ、 はっと たべよう! ♪
 昨年秋から始まったTBCラジオのサンデーAMOのパーソナリティーの吉川團十郎さんが歌っている、『はっとの唄』を以前聴いて、今日登米市で『はっとフェスティバル』があるのを思い出して、登米市に行ったのですが、着いた12時過ぎには、すでに会場は大勢の人で大盛況でした。
はっとは、地域により‘すいとん’‘とって投げ’‘ほうとう’などと呼ばれていて庶民の味になっています。

 会場では、27種類のはっとを1万食用意していると聞いてとても嬉しくなりました。
 昔、私は山梨県にいた時があったので、‘ほうとうはっと’がなつかしく、食べると具だくさんで、カボチャの味がとても優しくとてもおいしかったです。
 そのほかに、アサリのだしがよく効いているアサリはっとや、登米(とよま)の油麩入りはっと、海老やかきなどが入っている塩味風味の海鮮はっと、変わったところでは豆乳はっともあり、スープもバラエティに富んでいて、全種類とはいきませんが、並んでかなり食べました。地域、地域の地場産品を工夫してうまく利用していると思います。
会場で一番人気は、伊達の赤豚入りのカレーはっとで常に長い列でした。(このカレーはっとだけが一杯300円で他は200円でした)

 会場には『はっとの唄』が流れていたのですが、團十郎さん本人が会場に来て、『はっとの唄』を歌って頂ければ、ものすごく盛り上がったと思いますが、生のサンデーAMOと重なっており今年は無理だったんでしょうね。
 来年も又、いっぱい食べにきたいと思います。(團十郎さんも見たいけど、来年までサンデーAMOが続いていて欲しいので思いは複雑だなあ~)




                                 油麩はっと(油麩の味が効いている)


  ほうとうはっと(カボチャの味が優しい)     伊達の赤豚カレーはっと(スパイシーで一番人気)

残念だなぁ。コニカミノルタがカメラ事業から撤退なんだって

2006年01月21日 19時46分58秒 | 日々の出来事
 コニカミノルタ(以下コニミノ)が三月末で、カメラ事業から撤退!信じられません。
 高校生の頃、初めて買ったカメラがSRT-101という機種で、昔、登山をやっていて日本百名山のうち36の山に一緒に持って行きましたが、以来一眼レフはずっとミノルタを使っていました。

 このブログを始めるきっかけも、αSweetDigitalという、世界で唯一カメラ本体に手振れ防止機能を備えたコニミノのデジタル一眼レフでした。
 ミノルタは、絞り優先・速度優先の両方を備えたXDという機種で、カメラ業界をアッと言わせたり、ご存じ昭和50年代、宮崎美子のCMで有名な爆発的に売れたX-7、そして初めてピントを自動し、単一機種では世界最高の売り上げをあげたα-7000とカメラ業界で画期的な機種を発売してきました。

 しかし、デジタル一眼への参入は、なんとコニカとの合併後のどこのメーカーよりも遅い2004年末でしたが、旧ミノルタファンをすごく喜ばせるカメラ本体に手ぶれ補正機能を載せたα-7Digital(他の会社は、レンズに手振れ補正が付いているためレンズは高いし重いしで、シャッタースピード3段分の補正が効くので、手持ち撮影が可能なシーンが多く、後継機のαSweetDigitalは、安いし軽いので私も買いました。
 古いαレンズでもそのまま手振れ補正になるこのαSweetDigitalは、結構売れたからコニミノはまだ大丈夫かなと思っていたんだけど・・・。

 旧ミノルタは、ニコンやキャノンのようにプロよりハイアマチュア向けの機種が多い感じがしますが、XDの頃は篠山紀信がメインに使っていたくらいで、宮沢りえさんの写真集『サンタフェ』もミノルタのカメラで撮っていました。
 今後αマウントは、ソニーが引き継ぐようですが、先行きは不透明で、アフターケアなどが心配ですが、今持っているカメラを大事に使おうと思っています。

 花を撮るときに使うマクロレンズには、キャノンやニコン他のメーカーにも手ブレ補正が付いたレンズはないので、コニミノのデジタル一眼レフしか手持ちでちゃんと撮れる機種は無く、また、ミノルタのマクロ以上に柔らかく優しい描写をするレンズは、キャノンやニコンにもありません。このマクロレンズの描写だけは、ソニーにも引き継いで欲しいですね。
 コニミノが元旦の全国実業団駅伝で3連覇したのは何か皮肉な気がします。

 KONICA MINOLTAのαSweetDigital 


 minolta XD(世界初の絞り速度両優先)

旧農林中央金庫 仙台支店

2006年01月19日 21時25分28秒 | 消える街並み
 仙台からまた、戦前からの貴重な建物が消えようとしています。
 南町通りの旧農林中央金庫仙台支店の建物です。
 この建物は、1938年(昭和13年)に建設され、昭和20年7月の仙台空襲でも市街地が焼け野原になったのに、外観だけは残り、今まで修繕を加えながら戦前の姿を留めていました。

 南町通りは、昭和51年まで市電が走っていたので、市電の窓から見たこの銀行の前にあった小さな噴水を思い出します。
 昭和30年~40年代には、仙台はまだまだ、木造の建物や安っぽいモルタルの壁の建物が多い時代に、この建物は凄くどっしりとして格調のある建造物に見えたものです。
 この建物は現在、三菱地所が所有していますが、取り壊して新しいオフィスビルを建てるようで、今月でもう見納めですね。
 今にしてみれば、建物の前を通る市電の写真を撮って残しておきたかったです。

 今の南町通りは、時代の流れでしょうか、市電が消え、東五番丁の角にあった協同書店、東北最大のスーパーだったエンドーチェーン、30年以上続いた山形のデパートの十字屋、東北最大のスポーツ店だったサイカワと次々と仙台の顔というものが消えていき、またさらに、戦前の近代西洋建築物として知られていた旧農林中央金庫も消え、栄枯盛衰を感じる、とても寂しい通りになってしまいました。