気ままな歳時記

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171年振りの『ミラクルムーン』

2014年11月05日 21時29分41秒 | 日々の出来事
 2014年9月は,旧暦で閏月が挿入される年に見ることができる名月である『ミラクルムーン』が見ることができるそうで,今年2度目の十三夜の月で「後の十三夜」と呼ばれる名月だそうです。

 ここで暦の話を少し。私たちが普段使っている太陽暦は,地球が太陽の周りを一周する時間を一年とし,日付を決めるもので新暦とも呼ばれていて,それに対し,その前まで使っていたのが旧暦と呼ばれています。

 旧暦では,月の運行で日付が決まり,ひと月は29日か30日。12ヶ月に直すと354日しかなく,対して,太陽の周期は365日なので,11日のずれが生じ,そのままにすると年を追う毎に季節もずれてしまうので,「閏(うるう)月」が設けられ,一年を13ヶ月にして調整する年が作られました。それで,今年がその「閏月」のある年に当たっているようです。

 話を,2度目の十三夜の月に戻すと,次に見ることができるのは95年後の2109年とのことなので,生きている間に見ることができるのは最後なので,見逃すわけにはいきませんね。

 2014年9月8日が中秋の十五夜月,10月6日が十三夜月で,例年だと名月はこれで終わりですが,十三夜月は旧暦の9月13日に見られる月のことで,閏(うるう)9月が存在する場合,閏9月13日に見られる月を「後の十三夜月」とよんでいるようです。後の十三夜月が見られるのは,1843年以来で,実に171年振りなのだそうです。

 難しい事はなかなか理解できませんが(自分で書いててどういうこっちゃ),東の空に輝く十三夜の月は,とにかく明るくてとても綺麗で素敵な月でした。

 171年振りの『ミラクルムーン』

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