昭和歌謡ショー＠庚申塚 「王道の醤油ラーメン」

このぐらいの
カウンター


このぐらいの
超激距離感


なにかがあるに決まってる！！

なにかがなかったことはなかったに決まっていた！！



背中の方からもれてくる熱風が
微気味の空調とせめぎ合う中


麺茹で器から
額の方向に流れ込む
湿度満点の熱帯モンスーン




緊張の脂汗に
程よく混ざりこむように


恒温動物としての滝汗蛇口が
全開に
ひねりあげられます



そう
この雰囲気


そう
一応
聞いてみることにした方が
ヨサゲな気がしていました



「あの 写真撮ってもイイですか？」



それこそ
周りを邪魔する行為になりそうなので
あんまり口にすることのない台詞だけれど


今日ばっかりは
保身の意を込めて


聞いてみる方が
ヨサゲな気がしていたのでした




ハイ！！
じゃあカメラ構えて下さい！！



ハ (゜д゜lll) っ！？



海苔置くので
置いた瞬間を写して下さい！！





コーション！！
コーション！！


ブー！！
ブー！！
ブー！！



非常事態 (゜д゜lll) 宣言です！！



ほら
言わんこっちゃない


言わんこっちゃないことを
言わんこっちゃありませんでした



実は
これはツイート用の携帯撮影で
本ちゃんはこのあと２枚ほど　とか

言えなくて夏






ズレてたなんて


言えなくて 夏



ああ
海苔にパリッと細工するべく
Photoshopの新しいヤツ
買っておくべきでした



ってか


海苔ばっか
見てるんじゃない　オレ！！


カウンターの向こう
ネギの一片まで




鬼配置で並べていたのを
忘れたわけじゃあるまい！！


海苔から
目をそらせ！！


頼むから！！



そう




昭和の時代って
こんなに繊細では
なかったはず


緩やかに流れる
山口百恵のプレイバック


これから先
ももえちゃんを聞くたびに
背中がビッ！！と
してしまいそう




美味いじゃ (゜д゜lll) ないっスカ！！


一風堂出身という
そら耳と
そら目と
そら脳




究極とも言える意外性





場所も場所柄


昭和を超えて
大正あたりが




暑さと熱さにヤラれて
バタバタと逝く画を
思い浮かべながら




双璧をなしていると思われる
「地球の塩ラーメン」


行きたいけれど


べんスパイアのあと
三連ちゃん・・・



僕も昭和の人だから　と


名残惜しくも


ジジババの中に
混ざり
消えゆく