坂本屋＠西荻窪 「かつ丼＆五目そば」

ラーメンとラーメンの隙間の
かろうじての狭間に忍ばせていたはずが

いつの間にか
むしろ休日のお昼は
ビールに添えるべくで
「とんかつ」が降りてくる昨今

ってことならば

そうだ！！




かつ丼の聖地をキメてみよう！！
って




並んでいるんだね

まあ
そうじゃなきゃね

って
こうして
「卵でとじたかつ丼を食べよう」
なんて思ったの

ラヲタを発症した
ここ20年で
初めてのことかもしんまい




っつか
五目そばとかあったんだ！！




むしろ中華寄り
どころか




和洋のアイテムが
都合よくインテグレートされた
あくまで日式の街の中華

ってか
ぶっちゃけ

アンタら
かつ丼しか頼まないだろうに！！　という

統計的には
およそ8割の客が
もれなくかつ丼で

体感的には
およそ10割の客が
間違いなくかつ丼




こんな
オレみたいな奇人のために
わざわざ野菜を用意させておくのが
ホントに申し訳ないほどに




満席の全員がかつ丼を食べている
という
この世の異常事態であり
このお店の正常事態


さて
水を差し殺すように
ココで改めてしまいますけれど

実はかつ丼が苦手です

揚げたてをジュッ！！という
ソースのアレは置いといて

あくまで
with eggの
アレのかつ丼が
実は苦手でたまらないのです

もうおそらく
再生回数二兆回とも思われる
「揚げ物にレモンを勝手にかける女が許せない」
というアレ


が・あ・る・と・い・う・の・に！！


揚げたてのサクサクを
煮汁にぶっこみ
ヘニョヘニョにさせながら
とき卵でとじて
さらにムニョムニョにしてしまう という
過激派中の過激派
「かつ丼という食い物が許せない」議論が
なぜに勃発しないのか
フシギがスギるにもバドガール！！

って




ヘニョヘニョ (゜д゜lll) してなーい！！

なんたるテクニック！！
っつか
どうやったら
こう仕上がるの！！




あまりに見事スギて
まるでよくできた
食品サンプルのごたる




とんかつワールドにおいては
マストでありながら

かつ丼ワールドにおいては
前人未到のクリスピー

とは言っても
揚げたてのカツを
そのままライスにONしたのとは
明確に一線を画す

「料理」が入った
プロの仕事のカタチ

ああ
ダシつゆと玉ねぎと卵が
かつをサクサクに保ちながらの




なんたる (゜д゜lll) カツ丼層！！

ひとつになりつつ
何一つ失わずに
確実に格が上がるという

インテグレーション
ってよりは
ドラゴンボーリングに
「フュージョン」だ




美味いじゃ (゜д゜lll) ないっスカ！！

改めて
「聖地」だと
確信を深めたお昼でした

そして改めて
「かつ丼という食い物が許せる」のは
かろうじて
このお店のおかげだと
確信を深めたお昼でした


は (゜д゜lll) っ！！




忘れてました
忘れてました




五目そばの方を書き忘れるという
オレ的異常事態だったことも
忘れてました

まあ
この神がかったかつ丼を出すお店の
五目そばがイケてないはずもなく

もしかしたら
汁に浸かりながらも
クリスピーな麺様だったりして
って




フツーじゃ (゜д゜lll) ないっスカ！！

ええ
フツーに美味いタンメン風情で
フツーにシアワセな一杯でしたけど




家族と一緒に
複数で来ておきながらも
「かつ丼一本にシバる方が逆に勝者なのかもしれないな」
なんて思うことになる
なかなかレアなお店




逆に
奥歯をかち割りながら
「肉うま煮定食」とか

ああ
チャーハン
チキンライス
カレーライス

遠い！！

遠いなー！！





美味かったのに
二度とは食べられない五目そばが
アナタにはありますか

オレにはあるのです

それが
かつ丼のせいだなんて

オレにあるはずのないことが
ココにだけはあったのです

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っつか
ナニコレ