農業じゆう人

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適材適所は正しいか?

2018年11月30日 12時30分12秒 | 世間
   人事の領域で「適材適所」という考え方が大手を振ってまかり通っている。
     [最近も政治屋(家ではない)の方が官僚に対しこの言葉を散々使っていた]   
   「適材適所」。〈つまり適した人材を、適した仕事に就けること〉ですよネ
   これが文句の付けようのない考え方と広く思われているでしょうが、その昔は私もしがない 
    サラリーマン時代には、企業だけでなく社内の個人の方にもお会いするということをして
    いました。すると様々な企業やそこで働く社員の皆さんの実態を何気なく見ていましたが、
    へぇ~それが正しいの?と思えないようなことも結構ありました。

   パナソニックでもソニーでもホンダでも、その創業期を考えればすぐ分かるだろう。
   生まれたばかりの企業に、机上では正しそうな「適材適所」えおやる人間的・時間的ゆとり
    などはないハズ・・。とにかく人を集めて仕事に当たらせスタートしなくてはならない。
   “きみこれやってくれ!”“きみはあっちを。あ、今度はそっちを”てなものだろう・・?
   それでなんとか創業期を乗り切り、その間に合わせの人事の中から「営業の神様」が生まれ
    たり世界的研究者が出現するものではないだろうか。

   つまり人事の本道は「適材適所」ではなく「仕事が人を作る」なのではないでしょうか?
   それが分かっているからなのか、殆んどの企業では「適材適所」ではなく組織の都合で人事
    を行なっていると思うが、なぜかこの言葉だけは大きな顔をして使われている。
    「建前としては立派な言葉なんだから、ケチをつけることもないだろう」
   そう思う人もいるでしょうが、私には気になることがある。  
   それは、この言葉のせいで、『僕は自分に適していない仕事をやらされたから、本当の力が
    出せないんだ』と 自分の怠惰の言い訳をしている若きサラリーマンなどがいるのでは?
    ないでしょうか。

   「仕事に作られる」ためには老いも若きも「適材適所」惑わされず、たまたま縁を持った 
    仕事に全力投球するしかないと思います。 (不適格者の私が言うのも変ですが・・)

   11月のウォーキング集計(30日)
     歩いた日 23日 歩かなかった日 7日 (雨・3日 息子宅・4日)

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