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猛暑・大雨 同居に警戒

2024年07月28日 12時50分17秒 | 世間
  日本列島は暖かく湿った空気に覆われ、厳しい暑さと大雨が同居する状態が続いている。
  東北地方には湿った空気が流れ込みやすく、30日頃まで警報級の大雨に警戒が必要だ。
  台風3号は中国大陸に上陸したが、梅雨前線を間接的に活発化させ大雨のリスクを一層
  高める可能性がある。 東北以外の各地も大気の状態が不安定で、天気の急変に注意が
  必要だ。

  日本の東海上にある太平洋高気圧は徐々に強まっており、日本の南半分はほぼ勢力圏に
   入っている。 ただ、まだ列島をすっぽり覆うところまでは張り出していない。 高
   気圧の縁に沿った時計回りの気流が、南の暖かく湿った空気を東北地方に大量に雨を
   運びこんでいる。 梅雨前線は現れたり消えたりを繰り返しいるが、周辺では上昇気
   流が起き、水蒸気の供給を受けて南側で積乱雲が発生しやすい。 雲は風に乗って日
   本海から東北地方に向かい、山形県に大雨特別警報が出るほどの豪雨を降らせた。


 細かくみると、太平洋高気圧の張り出
 し方は日本の東でくびれたようになっ
 ている。「クジラの尾型」と呼ばれる
 形に近い。「尾」は西日本や東日本の
 一部を覆って猛暑をもたらすが、典型
 例よりも南にある。「胴体」部分は東
 に離れており、北日本に湿った空気が
 流れやすい。気象庁によると、気圧配
 置はしばらくの間大きく変わらず、似
 たような場所に水蒸気が流れ込む見通
 しだ。
  一時的に前線が消えて雲が切れたように見えても、低気圧の接近や少しの風の変化で再
   び積乱雲が発達・接近する場合がある。
  次の低気圧は28日ごろ東北地方を通りそうで、27日ごろから再び雨が強まる恐れが
   ある。 警報級の雨にはならなくても、すでに土壌が相当の水分を含んでおり、土砂
   災害が起きやすい。 河川の堤防が損傷したリ弱くなったりしていることも考えられ、
   振り方が弱くても安心はできない。

  東北地方以外も、全体として暖かく湿った空気が入りやすい。 日中、強い日差しで
   空気が暖められ上昇気流が発生すると積乱雲ができ、局地的に強い雷雨になるリス
   クは常にある。 前線の近くに比べると降る時間は短いものの、中小河川の流量が
   急増したリ道路が冠水したりする危険がある。
  梅雨前線に対応する雲の帯は。大陸から北日本にかけて伸びている。 これに沿って
   水蒸気の量の多い領域がある。 大陸に上陸した台風3号は弱まったが、熱帯から
   持ち込んだ大量の水蒸気が前線を刺激し活発化させているようだ。結果的に日本付
   近で降る雨の量が底上げされるとの見方もある。
  高層天気図では、太平洋高気圧は着実に勢力を広げているのが分かる。 また、上空
   のチベット高気圧も大陸から日本にかけて張り出しつつある。 梅雨明けの条件が
   整ってきているとは言え、一連の大雨が終わった後、来週中にも北陸と東北の梅雨
   が明ける公算が大きい。

  ただ、日本付近に高気圧の縁がかかりやすい状況がすぐに完全に解消するかどうかは
   はっきりしない。 太平洋高気圧やチベット高気圧の勢力と張り出し方は、熱帯太
   平洋やインド洋の状態とも深くかかわっている。
   熱帯太平洋では東部の海面水温が高めで西部が低めとなるエルニーニョが終わり、
   秋にかけて逆の現象であるラニーニャ移行する見通し。 このタイミングで夏を迎
   えると太平洋高気圧の張り出し方がやや中途半端で、日本付近に湿った空気が流れ
   込みやすい状況が長引く場合がある。
  高温と湿った空気の影響で、8月初めにかけても東日本や北日本を中心に、雷雨に見
   舞われる日が多いかもしれない。 前線や低気圧による雨のように連続して降り続
   けることはなくても、一時的に大量に降るので油断はできない。 暖気の勢いは強
   いので、日中晴れれば気温はぐんぐん上がり、猛暑日が頻発しそうです。

   我が街では、きょうも10時50分ころ市内の気温が35度を観測した旨の防災無
    線連絡があり熱中症予防に努めるよう注意喚起がありました。 
   ここんところ午前中の早い時間に連日35度超えが続いています。 暑いです!

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