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千葉モノレールはなぜ懸垂型?

2014年09月13日 15時34分04秒 | 話題
 暇を飽かしてペラペラと子どもの本をめくっていたら、目に留まったのが「モノレール」でした!
 あァ~モノレール? そう言えば幾久しく“見たことも乗ったことも遠い昔のことだ”と思った
 今は、いろんなところで運行されているようですが、私が思うのは「東京モノレールと上野動物園」?

 「モノレール」といえば、1964年の東京オリンピックに合わせて「羽田空港と浜松町」を結んだ
 「東京モノレール」が開業したのが最初 ・・ 9月で半世紀を迎えます。
 今や交通手段として定着しつつある都市モノレールですが、2つのタイプがあるのを知ってますか?

 日本モノレール協会によると、現在国内には10事業者12路線のモノレールが走っています
   ★ レールの下に車両がぶら下がる「懸垂型」(注・1)が5路線
   ★ 電車と同じようにレールの上にまたがる「跨座型」(注・2)が7路線 ・・があります

  注:1の懸垂型の代表は千葉都市モノレール(千葉市内の団地と中心部を結ぶもの)
           
       こちらが千葉都市モノレール     こちらは上野動物園モノレール(参考)
    
   これは、経済成長期で千葉市内の人口増が続いたころに、道路渋滞を解消する目的で造られた
   営業距離は15.2㌔㍍で、懸垂型としては世界最長だそうです。(2001年にギネスの認定を受けています)
   千葉都市モノレールはなぜ懸垂型を採用したのか・・
    千葉市は道路にカーブが多く、道路幅が狭いことを考慮したんだそうです
    懸垂型は、構造的に急カーブに向くほか、支柱や線路に鉄が使え、跨座型に比べ支柱の間隔を
     開けやすい&道路に沿って高架で作るのに向いていた。
    ゴムタイヤを使うため市中心部を走る際に騒音を抑えられることや、走行路面が覆われている
     ため雨や雪などの影響を受けにくいこともあったことが決め手になったそうです。
    ただ一般的に懸垂型は、電車と共通化できない部品も多いため「1㌔㍍敷くのに100億円」
     かかるそうで、建設費が高い。従ってコスト面で採算が取りにくいと言われています
       (当初予定のあった計画で一部は現在も凍結されているんだとか?)

  注:2の跨座型の代表は東京モノレール(当時は五輪を控え、空港までのアクセス改善が急務で)
            
        こちらが東京モノレール        こちらは多摩都市モノレール(参考)

   当時はまだ懸垂型が実用段階になく、日立がドイツの企業と提携して跨座型の車両を造っていた
    ことから採用を決めたそうです。
   東京モノレールは20年の東京五輪に向け延伸構想も温めているそうですョ
   近々といっても私にとっては、だいぶ先の事かな~  でも新しい車両に乗ってみたいで~す。

  参考
    懸垂型を採用している主なモノレール             特 徴
     ◆ 千葉都市モノレール           ○ カーブが多い道路の上に建設しやすい
     ◆ 湘南モノレール              ○ 雨や雪に強い
     ◆ 上野動物園モノレール          ○ 高い所や揺れが苦手な人には向かない

    跨座型を採用している主なモノレール
     ◆ 東京モノレール             ○ 建設費を抑えやすい
     ◆ 多摩都市モノレール           ○ 揺れにくい
     ◆ 大阪モノレール             ○ 一部の型では室内に段差ができる

                   ・   ・

  参考2 全く関係ないことです・・ 
   ・ゆりかもめはモノレールに似ているが、無人で走る「新交通システム」と位置付けられている
   ・運転手を確保しなくてもイベント時などに臨時で増便しやすいことや、レインボーブリッジの
     中を通るために高さや幅に制限があった事から採用されたそうすですョ
   ・無駄な事を付け加えてすみません

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