農業じゆう人

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歯ぐきのふくらみは膿の出口

2020年01月27日 12時39分28秒 | 健康
  歯ぐきにポツンと小さなふくらみを見つけること・・ありませんか?
  おできのようなふくらみは、歯根部の疾病や歯周病が原因となって
  いることが多い。 よく、口の中のがんではないかと思う人がいる。
  がんほど深刻ではなく心配ないが、疾病のシグナルなんだそうだ。
 医学的には瘻孔(ろうこう)と呼
 ばれ、歯の付け根となる歯根の
 周囲にたまった膿が排出される
 孔と考えればよいそうです。 
 歯根部の膿は炎症によるものだ
 が、急性の場合は、かなり痛み
 腫れる。 細菌が活発になり、
  時には夜眠れないほど痛む。  膿は出口を求め外に出ようとする。
  その結果、歯ぐきの部分に出口ができて炎症が落ち着くという。
  体の抵抗力や薬の作用が細菌の活動より勝ってくると膿を外部に排
  出させようとする。 瘻孔ができると歯根部の痛みや腫れの症状は
  減ってくることが多いそうだ。 瘻孔そのものは痛むことは少なく
  多くは2~3㍉㍍程度の柔らかいふくらみで、歯ぐきに出っ張ってで
  きることが多いそうだ。

  さらに炎症が快方に向かえば、瘻孔は無くなることもあるという。
  抗菌薬が効いてきたり、自分の抵抗力(免疫力)が勝ったりした場合
  には瘻孔が消退することもあるそうです。 膿んで酷(ひど)く腫れ
  てきた場合に、切開して膿を出すとすっと楽になるのと同じ理屈。
  そこで、歯根の化膿部分に針を刺して、人工的に瘻孔をつくればよ
   いのではないかと言われることがある。 歯根は歯槽骨という骨
   の内部にあるので、そう簡単にはいかない。
  瘻孔ができれば症状が落ち着き、そのまま無くなることもあるが、
   だからといって、そのまま放置しておいていいものではない。
   歯根部の根本的な治療が欠かせない。

  治療は原因によって異なり、根の元の病巣が原因なら根管治療、歯
   周病であればそれに適した治療が行われるそうだ。
  症状によっては歯根端切除術や歯が割れている場合には抜歯や、歯
   を抜いて治療後に戻す再植などが行われることも・・。
  これらについては専門家の判断が必要になることもあるので、瘻孔
   ができたらまずは歯科医を受診することが一番のようです。

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