疑似餌釣り師の酒蔵だより

酒好きルアーフィッシャーが蔵出しするボヤキ

北のカナリアたち

2012年11月05日 | 酒蔵
出演する役者さんがすごい方ばかりなので期待鑑賞。
吉永小百合さんは60歳を越えてるはずだけど何であんなに綺麗なの?
映画の中では20年前のシーンがたくさん出てくるけど、そのシーンの吉永小百合さんはさらに若くて綺麗。
たぶん、ある程度の画像処理を施しているんだろうけど、仲村トオルさんとのキスシーンも不自然じゃなかった。ちょっと驚いた。

ストーリーは予想外の展開があるわけでもなく、平凡に進行する。
それでもハンドタオルを用意しておいて良かったのは役者さんの演技力だね。

中でも森山未來。「モテ期」では長澤まさみさんのおっぱい揉んだ挙句、ベロチューまでしくさった好感度の低い俳優だけど、演技は上手い。
最後に出て来て、全部持って行った感じ。

他の出演者も主役を張れる役者さんばかり。
小池栄子さんは「八日目の蝉」を観て以来、演技力に一目置いている。
柴田恭兵さんは久しぶり。とんがった感じがなく、穏やかで味のある演技だった。

こじつけというか、悪く言うとやっつけ感のあるストーリーだけど、それを十分カバー出来る作品になってる。

シャドー・チェイサー

2012年11月04日 | 映画・DVD
一週間前に観た映画のレビュー忘れてた。
合点がいかねぇ、というのが感想。
まず設定。
CIA部員に機密資料を奪われた組織Aが、資料を奪い返すべく、CIA部員の家族を人質に取って、資料の交換を図る。
ところが、機密資料はCIAボスが別の組織Bに売りつけようとしていて、逆にCIA部員を殺してしまい、人質の家族も見殺しにしようとする。

これに巻き込まれたCIA部員の息子である青年実業家がこれら全部を相手に戦うというストーリー。
そもそもプロの組織に素人が敵う訳がない。
無理があるだろう。

そして必ず相棒としてくっつくのは美人。腹違いの妹という設定だよ。なんでもあり。

結局、全部カタがついたところでCIAのまともな部隊が登場。
今までなにしてたの?

そしてブルース・ウィリスの起用に合点がいかねぇ。
何もブルース・ウィリスじゃなくたっていいじゃん、あの程度の役なら。

宣伝では名前をシガニー・ウィバーより前にもってきてるけど、シガニー・ウィバーに比べたら大した見せ場ないし。
邦画でいうところの、特別出演だよね。