疑似餌釣り師の酒蔵だより

酒好きルアーフィッシャーが蔵出しするボヤキ

のぼうの城

2012年11月11日 | 映画・DVD
悪の教典か、のぼうの城。迷ったけど、翌日忍城のイベントに行く事になったのでその予習として観てきた。

原作は読んでないけど、きっと面白いんだと思う。映画はちょっといただけなかった。
キャスティングが合ってない感じ。

野村萬斎さん、現実離れしすぎ。能狂言のまま、つまり芝居がかり過ぎてる。
成宮寛貴さんは見た目も口調も今風過ぎる、悪いとは言わないけど、時代劇を観ているのに気持ちが現在に戻されるんだよね。
石田三成、大谷刑部もイメージとかけ離れてる。

まともだったのが佐藤浩市さん、前田吟さんかな。ここは安心して観ていられた。
芦田愛菜ちゃんはあんな格好していても可愛いね。
尾野真千子さん、あんなにグラマーだったっけ?着物なのにアンミラばりの超巨乳。

この映画、宣伝では2万の石田三成軍にたった5百の軍勢で立ち向かい勝利した。というふうに受け取ったけど、実際は支城での抗戦が長引いてるうちに小田原の本城が落ちてしまい、防戦半ばで開城となったという事なのね。

しっくりこないと全部がチグハグ、エンドの音楽も違うと思ったなあ。