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ゴースト・ライター

2011年09月05日 | 映画・DVD
今週はコイツが観たいという映画がなかったので、上映中で評判の良いものを選んだ。
さすがに監督が誰かは押さえていたけれど、出演者は全く気にしていなかった。
そんなわけで007のピアーズ・ブロスナンが英国元首相役で出てきたときは、びっくりというか嬉しかった。

以下ネタバレあり
気になったのが、元首相が暗殺されたのも仕組まれた事なのだろうなと。
ゴーストライターの二人が殺されたのは、知りすぎたために組織から殺されたというのは分かる。
元首相もCIAとの関係が発覚しそうになり、恨みを持つ人間をうまく乗せて武器まで提供して殺させた。
暗殺者はその場で射殺する事にして。
まあ、そう考えちゃうとゴーストライターは初めから出版後に殺す予定で採用され、全てが計画通りだった事になる。

しかし殺されたゴーストライター無用心過ぎ。
会った事もない人間に助けを求めるとき、ホテルの部屋でじっと待ってるか?
写真を含め、証拠を教授や元首相に簡単に見せるのか?
最後、謎解きの結果をそのまま張本人に伝えるか?
どうもサスペンス映画やアクション映画をよく観るせいか、その辺の甘さが大いに気になるところ。

昨年観た「シャッターアイランド」は観ながら頭の中に?マークがグルグルしてたし、「インセプション」は複雑すぎて整理が追いつかない。
この「ゴースト・ライター」、サスペンス映画としては、とても観やすい映画だった。


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