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日光杉並木マラソン

2013年08月05日 | 
日光杉並木街道の今市からの約5Kmを通行止めにし、往復10Kmの杉街道を楽しめるマラソン。
抽選制で当選した約3,000名が参加する。
往路はずっと下り坂で、復路は逆に上り坂が続く、夏には過酷なレースと聞いている。
なので、記録は狙わず並木の写真でも撮りながらゆっくり走ろうと決めていた。

当日は朝4時に起きて軽く食事と荷物などの準備。4時はまだ真っ暗。
マラソンスタートは朝8時半だ。涼しいうちに実施するのと、杉並木は観光道路なので、観光客が増える時間帯には開放したいのだろう。
5時半に家を出て、下今市に向かって各駅停車の東武線に乗る。この時間帯はまだ特急が走っていない。
電車内にはマラソンに出ると一目で分かる人、登山の人などで普段の通勤風景とはまるで違う。
途中駅からもそんな格好の人達が続々と乗ってくる。
中に浴衣姿の若い女性がいたけど、こちらは明らかに朝帰り。

特急なら1時間弱で着くところ、2時間近くかかって下今市駅に到着。
会場までの道順は分からないけど、ぞろぞろと列が出来ていたのでそれに従う。
途中から良く見知った道になった。毎年行ってるキャンプの帰りに必ず車で通る道だ。
そして車で通っている杉並木街道は、マラソンのため通行止めになっている。
なんか不思議な感じだ。

会場までは15分位で到着。
まず参加賞を貰い、男子更衣室に指定されている体育館で着替える。
事前にゼッケンと時間計測のタグは郵送されているので、受付の必要は無い。
トイレを済ませて、荷物を預けたら少し早いが待機場所へ向かう。

コースの道路は、車が2台やっとすれ違える幅なので、それほど広くない。
それが人で埋め尽くされている。
いつもの事だが、スタートの合図からスタートラインを通過するのに2分ほどかかった。
1.5kmあたりまではダンゴ状態でスローペース。追い越しもままならない。
後半の登り坂を考慮し、ペースはあまり上げずに少しずつ追い越していく。
確かに下り坂が続き、帰りは逆に登るのかと思うと気が滅入る。
既に折り返した先頭集団がビュンビュン登り坂を駆け上がっているのとすれ違ってスゲ~と思った。
とてもビュンビュンなんて走れない。

そうこうしている間に5km折り返し地点に到着。あっけない。
ま、ペースを落として走っているので、疲れは全然出ていない。
後にして思うと、前半はもっとペースを上げてもよかった。
ただやっぱりダラダラと続く上り坂はきつい。

途中の給水の水が冷たくて美味しかった。道路沿いの応援も嬉しかった。
キロ表示がユニーク。「いつ走るの?今でしょ!○Km」などなど次のキロ表示が楽しみになる。

自身の時計では56分20秒。グロスタイムでは58分と、いつもの10kmランより5分ほど遅いペースで完走。
最初からペースを控えて走ったおかげで、予想していた程の辛さはなく、気持ちよく景色を楽しみながら走る事ができた。
杉林の間は直射日光もなく涼しいくらいで、真夏にしてはとても走りやすかった。

着替えを済ませ、会場を出たのが午前10時過ぎ。
そのまま下今市駅から東武特急に乗ると昼前には帰宅できてしまう。
なにかお土産でもと思ったが、下今市駅周辺にお土産店は見当たらない。
10分ほど歩いて今市市街地へ。この辺りは車でよく通る所。
漬物店でしょうがのたまり漬けを購入してから11時過ぎの各駅停車で帰路に。

参加費が安く(2,000円)、交通費も片道千円程度(各駅停車利用)。
来年も当選して是非参加したいレースだ。


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