疑似餌釣り師の酒蔵だより

酒好きルアーフィッシャーが蔵出しするボヤキ

沢田教一写真展

2017年08月17日 | 雑記
8月16日(水)〜28日(月)日本橋高島屋

今や戦場カメラマンと言えば渡部陽一さんが著名だけど、この渡部さんが尊敬してやまない戦場カメラマンが沢田教一さん。

初日の16日、仕事終わりに行ってきた。
平日の夜だし、チケット売り場に行列もない。閑散としてるのかなと思ったら、エレベーターに乗ってた皆さんは前売券を持っていて、次々と会場に吸い込まれる。

さすがに今の若い人は沢田教一を知らないだろうと思ってたが、会場には30代とおぼしき人もチラホラ。
平日の夜なので、ついではなく明らかに見にきてる人たち。

実は沢田教一さんの奥さんのサタさんとは自分が子供の頃からの知り合い。この日サタさんは、オープニングのセレモニーなんかが終わったら弘前へ帰ると聞いていた。

ところが展示を見ていたら、入口の方から津軽弁訛りの聞き覚えのある声。入口に戻ると、車椅子に座ったサタさんがいた。
近寄って挨拶させて頂いた。直接お会いして話すのは3年ぶりか。

話し終えてから展示に戻るとき、他の客の視線がすごく気になった。サタさんと世間話してたあいつは何者?みたいな。

写真展は沢田教一さんとサタさんの故郷青森県の写真から始まる。
今回初めて見る写真も沢山ある。
ピュリッツァー賞受賞作の作品始め、よく知られた写真の他、サタさんへ宛てた手紙や愛用のカメラも展示してある。

今回はなんだかんだで1時間じっくり見てしまった。
存命なか81歳か。
子供の頃、沢田教一さんに撮ってもらった八つ切りのカラー写真がある。