疑似餌釣り師の酒蔵だより

酒好きルアーフィッシャーが蔵出しするボヤキ

献血未遂

2005年11月21日 | 雑記
先週金曜日は一週間ぶっ続け研修の最終日。通常夜8時半までの研修も最終日だけは5時頃には終了。
ハードな研修から解放され、さっそくFさんと飲む事にしたのだが、夕方5時に解放された私と、日帰りで北陸まで出張していて、その時間にはまだ飛行機に乗っているFさんとでは時間が少し合わない。

マンガ喫茶でも入るべかと、池袋を歩いていたら献血をお願いされた。1時間程時間を潰すにはちょうどよさそうだ。

今や献血ルームは(献血ではなくあくまで献血ルームであるところに注意)若者に大人気なんだそうだ。
献血が終わってからちゃんと休めるような環境になっていて、そこはジュース飲み放題、飴やせんべいの類も食べ放題、マンガや雑誌も読み放題、DVDもみんな見放題でタダ。
献血して社会に貢献したら、一日中そこに居たっていいわけだ。
お金かからないし、病院みたいな清潔なところで無論禁煙で、けっこう居心地よさそうだ。

献血は10年振りくらいだ。たしかあのときはお祭りでほろ酔いだったところに白衣の若い看護師さんに声を掛けられて、そのまま祭り客を当て込んだ献血車に連れて行かれたっけ。

今回、若い女性が適度にたむろしている献血ルームで、献血の手続きをしてると、昔にくらべやたら事前のチェック項目が多くなっている。やれ過去1年の間に同性と交渉を持ってないかとか、海外に行ってないかとか、、、、読んでいくと飲酒してないか、というチェック項目があった。
このチェックが10年前にあったらアウトだよなー、と思いつつ、これから酒呑んじゃだめですかね?と聞いてみた。

週末ですからかなり飲まれますよね?
そーですね。
お酒はお強いですか?
そーですね。
ご自宅は近いですか?
いや、遠いです。
ちょっと先生に聞いてきます。


やっぱりダメだそうです。飲んだあとで貧血でも起こされて駅のホームで転落でもしたら大変ですから。
まあでもせっかくいらしたんですから、ジュースでも飲んでいって下さい。

献血ルームに来て、献血もせずにただで飲み食いするわけにもいかないので、結局マンガ喫茶に行ってしまった。
10年振りの献血は未遂に終わってしまった。

土産に押し鮨を持ってきてくれたFさんと合流したのは、それから約2時間後だった。