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酒好きルアーフィッシャーが蔵出しするボヤキ

最近の小学校

2005年11月06日 | 雑記
昨日、小学校の授業参観に行ってきた。
学校の様子は昔と随分様変わりした印象だ。


まず、校内に入るためには予め保護者に渡されている胸章を着けていなければならない。
胸章を着けていない人は不審な人という事になる。授業参観もきちんと校門前の受付でチェックを受けてから校内に入る。


昔と違い、授業参観とはいえ普通の授業だけではなく、父母が楽しめるようなイベントが用意されていて、生徒が合唱や演奏をするというのが定番のようだ。
小学校では子供たちの様子はさておき、父母がまるでなっていなかった。うるさいんだ。
子供たちが一生懸命歌を歌ってるときに、あちこちでぺちゃくちゃしゃべるしゃべってる声が聞こえる。
私の隣に座ったおばはん(私より若いと思うが)も二人でずーっとしゃべってる。この二人は何しに来たんだろう?
だんだん腹がたってきて注意しようとその二人の方を向いたとたん、前の席に座ってるおじさん(こっちは私より上と思う)がくるりと振り向きおばはん二人に注意した。
するとその後おとなしくなったものの、注意したおじさんを後ろから指さして、二人でひそひそなんか言ってる。
まるで子供、っていうか子供以下。

他にも舞台上のわが子に手を振るヤンキー風ママ。そのママの回りを小さい自分の子供がキャーキャー騒いで走り回ってもほったらかし。


その後教室に移動して授業を見るのだが、廊下で立ち話しているおばはん達がうるさい。
まー一体何しに学校へ来てるんだろうね。教室は見学しやすいようにドアを開けっぱなしにしているから、おばはんの話は教室内に丸聞こえ。
授業の邪魔するんだったら来るなっつーの!



父母だけではく、授業の様子も違和感があった。
先生が生徒を「さん付け」で呼んでいた。男子生徒を呼ぶときもだ。
後で子供に聞いたら授業参観だからというわけではなく、常にさん付けで呼んでるそうだ。
私が学校に通っていた頃、教師からさん付けで呼ばれた事など一度も無い。普通は呼び捨て、よくて君付けだ。

生徒も平気で授業中に立ち歩いたりして緊張感がまるでない。
先週の「噂の東京マガジン」というテレビ番組で、ささいな事でも父兄が教育委員会を通して教師を吊るし上げる風潮があり、それが学校教育をダメにしているというような事を言っていた。
なんか学校の先生が生徒とその親に気を使って授業するんだったら緊張感なくなるよな。
いいとは言わないけれど、体罰が当たり前のようにあった時代に教育を受けた世代としては、今の小学校の雰囲気は違和感あるなー。