疑似餌釣り師の酒蔵だより

酒好きルアーフィッシャーが蔵出しするボヤキ

蕎麦屋で飲む

2005年05月28日 | 酒蔵
木曜日、2週間ぶりに飲み屋に行った。飲み屋といっても昼は蕎麦屋だ。
知り合いに教えてもらった店で、ネットで調べてみると評判もなかなかのようだ。
きれいな店内のBGMはジャズで、落ち着いた雰囲気はかなり期待できる。

まず、メニューで焼酎をチェックすると、「旭萬年」「田倉」「富乃宝山」などがあり、他に「百年の孤独」が載っている。値段も良心的だ。
棚には「森伊蔵」「魔王」が置いてあって、焼酎の充実さがわかる。

蕎麦屋といっても料理は蕎麦や天ぷらばかりではなく、刺身とかの普通の飲み屋にあるような酒肴があって、最後の〆においしい蕎麦をいただくという、蕎麦好きにはもってこいの店のようだ。

まず「財宝」の芋焼酎を注文。
この焼酎は通販でのみ購入することができるシロモノで、店頭で見かけることはない。
かといって高い焼酎ではなく、ま、安い焼酎だ。
以前、2度ほど鹿児島の財宝温泉という会社から購入して飲んだことがある。

ところがところが、ロックで出てきた焼酎の量がすっ…少ない。
60mlもないような感じだ。
あっという間に「財宝」を飲んでしまい、次に注文した「田倉」も4口ほどで飲んでしまった。
これではキリがなく焼酎を注文するハメになるのではないかと恐れを抱いた私とFさんは、早いがせいろ蕎麦で〆ることに。

この店の十割蕎麦は抜群に美味かった。歯ごたえ、味、のどごしは申し分ない。
でも、…つゆが少し辛めだ。
江戸っ子は辛めのつゆに蕎麦をちょっとだけ浸けて食べるものらしいが、田舎者の私はつゆにどっぷり浸けて食べる習慣がついてしまっているので、そこは具合が悪い。
しかし、とろみのある蕎麦湯はつゆに良く合う。つゆのお代わりをしたいくらいだった。

いつもよりかなり早いペースで1軒目を後にした私とFさんは、いつものDに行くことにした。
「八千代伝」「杜氏潤平」「山ねこ」を飲み、酔いも回ったところでようやく満足して家路についた訳さ。