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Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

自宅の707Jシステムの高域の改善

2010年06月10日 | ピュアオーディオ

自宅の「SP-707Jシステム」は低域のD130(16Ω)と#375+ゴールドウィングを#3160(500Hz)の2ウェイ+高域(#3105)175DLH、#2405、デッカリボン、JVCリボンを組み合わせたシステムに基本形はなっています。

Sp707j3

低域の重心をもう少し下げたいのですが、その方法として①低域ユニットの強化と②高域の強化の二つが考えられます。

①についてはゆくゆくは「150-4C」を導入したいと考えています。
②についてはかなり強化していますが、まだ「伝送ロス対策」が不十分な処が有ります。その内容は#3105ネットワークへの伝送ロス対策です。

31051

現在は上の写真に有る様にノーマルな状態で使用しています。この#3105を通過するユニットは175DLHと2405、JVCリボンとなっています。デッカリボンはネットワークが付いていますので#375とパラレルに取っています。

31052

#3105(7000Hz)の裏面は上の写真の様になっています。リベット付けですので普通の方ではなかなか手が出せないと思います。JBLでは「パーツを固定」するのを一つの音質対策にしている様です。コイルがしっかりと固定されています。500Hzや800Hzのプロ用ネットワーク(#3152,3160,3180)でも大型のケースの底面にシリコンを流し込んで半分くらいの深さまで固めて有ります。

31053

今回の「伝送ロス対策」はSP端子の交換に有ります。本当は内部配線も交換したいのですが内部が込み合っていて狭いので半田こてが上手く入りません。上の写真ではSP端子を交換した状態になります。これから半田付けします。

31054

交換するSP端子はフルテックの最高級品ロジウム仕様になります。#3105のIN側とHF側を交換します。LF側は使用していませんので交換しても無意味になります。

今日中にはSP端子交換を終えて、今夜にも自宅で効果の確認が出来ると思っています。何事もやって見ないと何とも言えません。


ALTEC #612A(604E) の音質の変化

2010年06月10日 | ピュアオーディオ

604e1_2

#612A箱に604Eを入れてから毎日6時間ほど聴き続けていますが、まだ「活眼」していない様に感じます。多分ネットワークがジワリジワリ「活性化」しているのだと思います。

N120116a

ネットワークを交換した時に「予想していたヌケの良さ」が無かったのでネットワークの「ふん詰まり」を感じていました。鳴らし込みに付けどんどんヌケの良さが改善されているのが判ります。多分3ヶ月もすれば完全にヌケ切ると思います。その時初めて604Eの実力を感じ取る事が出来ると思っています。

現在でも十分満足出来る音質ですが、更に良くなると思うと楽しくなります。昨日専務宅のUREI#813Bシステムも聴かせてもらいましたが、こちらも「パワータップ」に交換後、「活眼」していない様で「ふん詰まり」を感じています。こちらも鳴らし込んで「活眼」しますと更なるグレードに高まると感じています。