自宅の「SP-707Jシステム」は低域のD130(16Ω)と#375+ゴールドウィングを#3160(500Hz)の2ウェイ+高域(#3105)175DLH、#2405、デッカリボン、JVCリボンを組み合わせたシステムに基本形はなっています。
低域の重心をもう少し下げたいのですが、その方法として①低域ユニットの強化と②高域の強化の二つが考えられます。
①についてはゆくゆくは「150-4C」を導入したいと考えています。
②についてはかなり強化していますが、まだ「伝送ロス対策」が不十分な処が有ります。その内容は#3105ネットワークへの伝送ロス対策です。
現在は上の写真に有る様にノーマルな状態で使用しています。この#3105を通過するユニットは175DLHと2405、JVCリボンとなっています。デッカリボンはネットワークが付いていますので#375とパラレルに取っています。
#3105(7000Hz)の裏面は上の写真の様になっています。リベット付けですので普通の方ではなかなか手が出せないと思います。JBLでは「パーツを固定」するのを一つの音質対策にしている様です。コイルがしっかりと固定されています。500Hzや800Hzのプロ用ネットワーク(#3152,3160,3180)でも大型のケースの底面にシリコンを流し込んで半分くらいの深さまで固めて有ります。
今回の「伝送ロス対策」はSP端子の交換に有ります。本当は内部配線も交換したいのですが内部が込み合っていて狭いので半田こてが上手く入りません。上の写真ではSP端子を交換した状態になります。これから半田付けします。
交換するSP端子はフルテックの最高級品ロジウム仕様になります。#3105のIN側とHF側を交換します。LF側は使用していませんので交換しても無意味になります。
今日中にはSP端子交換を終えて、今夜にも自宅で効果の確認が出来ると思っています。何事もやって見ないと何とも言えません。