Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

ジョデリカ ETP600CU の試聴

2010年06月14日 | ピュアオーディオ

先日紹介しました「ジョデリカ ETP600CU」をプリアンプに組み込んで試聴をして見ました。

Etp6001
このプラグのデザイン的特徴は取り付けフランジが「四角」で有る事です。

Etp60011

ご覧の様に取り付けています。

Etp60013

取り付けたのはこのプリアンプです。せっかく#612Aモニターを作成したのですから使わない手は有りません。

Etp60012

ボーカルを中心にしたJAZZで試聴をしています。交換直後は「ぼわーん」としたノンビリとした様なサウンドでしたが、2時間してようやく聴ける程度に焦点が有って来ました。交換前はフルテックのインレット(R)と云う半田付け方式のインレットを使っていました。

Inretr1

「ジョデリカ ETP600」に交換して良かったと云う実感はまだない。一長一短が有る様で「音数は少し増えたのかな?」と感じはするが「どんぐりの背比べ的」な変化です。音のキレや弾む感じはフルテックのインレット(R)の方が良かった。ロジウムメッキにしっかりした半田付けを出来る技術が有ればこそだと思います。

価格差が7倍以上有るのに性能差は有るかどうか判らないでは普及は出来ないですね。以前もオヤイデR1のコンセントの評判が良かったので試して見たが、フルテックのFT-D20A(R)に及ばなかった。このたぐいの様な気がします。

最初見た時に「銅の地金」のむき出しな所が非常に気になった。「伝送ロス」対策で色々実験した結果のノウハウから外れていたからだ。

私はフルテックの手先では有りません。音質が良いから使っています。もっと良い音質が安く手に入るなら直ぐにでも移行します。

インレットもフルテックでこの「ジョデリカ ETP600」と比較するなら 「FI-09(R)」(¥7350円)と思いますので本日発注しました。ETP600は「馴染みの時間」が必要みたいですのでしばらくそのまま使い続けて見ます。


「パワータップ正規品」の音質改善効果を確認

2010年06月14日 | ピュアオーディオ

「パワータップ正規品」の普及展開を進め、6セットのシステムほとんどに展開を完了しています。

Ampex2

「シンプルなシステムで再度検証して見よう」と思い、AMPEXの小型フルレンジSPで再確認をしました。

Ampex1

テストCDとして耳に馴染んでいる「五輪真弓ベスト」を選びました。
繋いで直ぐに判る事は「音量アップ」です。今までと同じプリアンプのボリュームで2クリック程音量が大きくなります。また「音のみずみずしさ」は特筆できる変化です。

エネルギー感、音数(情報量)の増加で表現力が更にアップしています。特に弦楽器の「こする」表現が非常によくなり「漂う様な感じ」がより強くなり非常に聴き易くなっています。キレ・ヌケのグレードが数段上の音質です。スケール感も小型SPは中型SPになったかのような感じに聴こえます。「声の通り」が抜群によくなっています。

音質的なデメリットは殆どないと思います。この様なシンプルなシステムの方が明確に効果が判りますね。