Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

ALTEC #604E、605B 用のネットワーク

2010年06月07日 | ピュアオーディオ

先日ネットワークの内部配線を「ルシファー仕様」に交換した事は報告しました。このネットワークが音のバランス的に実に良い仕上がりなのです。

N120116a

まだユニットは#605Bのままですが、コンプレッションドライバーが強すぎる事がないのです。本来は「高域ユニットをパラレル化しなければならない」と思っていたのですがその必要がない状況だと思います。一般にコンプレッションドライバーの音の特徴として「音が飛んでくる」事が良くも悪くも有るのですが、これが低域とのバランスが絶妙なのです。同軸ユニットだけで他には何もいらないと云わせるサウンドを出しています。

#604Eも取り付けの準備を進めていますので、明日には確認出来ると思います。


自宅で使いたいSP

2010年06月07日 | ピュアオーディオ

現在自宅のスピーカーには「SP-707Jシステム」を使っています。3ウェイ8SPユニットの大がかりなSPシステムをコンパクトにまとめて使用しています。

707j1

コンパクトと云っても8個のSPユニットを使っている訳で、その配線やセッティングには気を使います。ホーンの向き一つでヴォーカルの口の大きさが変わります。何と云っても大変なのは「結線の接続の確保」です。SPですので振動します。知らないうちにケーブルが1本外れていたり、緩んでいたりと「ランニングメンテ」に気を使います。

その点今回作成したALTEC#612Aは抜群の「ランニング性」を発揮します。ほとんど「ノーメンテ」で使えます。触る所がないのでオーディオ的面白さは減少しますが「音楽」だけに集中できます。

612a2_2

性能的にはSP-707Jシステムには及ばないけれど、「一定水準以上の性能」は有りますので不足感は有りません。それよりも「バランスの良さ」と「軽く反応する感度の良さ」が独得のサウンドとなり、何とか自宅に持っていけないかと思案しています。