Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

リンホフ工房製「ターンテーブル純毛マット」試聴

2010年06月17日 | ピュアオーディオ

昨日夕方注文しておいたリンホフ工房製「ターンテーブル純毛マット」4mm厚が入荷しました。事務所と自宅用の2枚を購入しました。

Fono_mat5

早速試聴をして見ました。厚みが4mmとしっかり有りますのでトーンアームの高さ調整をしないといけません。上の写真は事務所のSP-10MK2です。このターンテーブルには横浜の31Yさんの真鍮ターンテーブルシートを純正のゴムマットと交換しています。今回はこの真鍮シートの上に「純毛マット」を敷いて使いました。

Fono_mat4

チョッと戸惑ったのが「アームが上下動」を始めた事です。31Yさんの真鍮シート仕様にしますとほとんど上下動がなくなり、CD並みのSN比で聴く事が出来ます。今回の純毛マットは厚みが4mmと厚いので「追従性」で若干の低下をするようだと思います。

Fono_mat3

問題は出てくるサウンドです。率直に行って「好印象」です。音の重心が下がり、音数が増加して且つ「パンチ力」が出て来ます。真鍮シートに直接LPを載せていた状態では「モーター振動」を直接拾う様な感じがして気になっていたのですが、「純毛マット」はこの「モーター振動」をLPに伝えない様に感じます。その分音数が増えたり、バランスが良くなったりしてくれるのだと感じます。周波数レンジの上下への伸びも好ましいです。

Fono_mat2

交換前までは「オリンパスシステム」ではCDの方がLPの方より音質が良かったのです。その為CDばかり聴く様になりました。今回の音質アップで「CDより、より好ましい質感」になりましたのでアナログの実力を痛感しています。

自宅でも昨夜試聴をしました。自宅は「ベルトドライブ」ですがこちらも概ねSP-10MK2(DD)と同じような「質感」や「バランス」の変化や音数の増大を確認しました。

マットの厚みが4mm有りますのでチョッと厚すぎる様に感じます。2mmのマットを更に予約を入れました。