Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

UREI#813Bシステムの変貌

2010年06月09日 | ピュアオーディオ

今日は午後から専務宅のUREI#813Bシステムのサウンドを聴きに行きました。前回3月に行っていますがその時との違いは「正規品パワータップ」の導入前後と云う事になります。先月「正規品パワータップ」(100V/1000W・117V/500W仕様)を導入してサウンドが「激変」したとの報告を受けていましたが、「ダブル 604系ユニット化」も頭の中にイメージを描いていますので、その必要性もチェックしたかったのです。

Urei813b4

いつも良く聴く「ジェットストリーム」でポール・モーリアの曲をかけてもらいましたが「ビックリ」致しました。「激変」しています。前回はやたらと低域が出しゃばっていましたが「バランスの良い事」と「音の厚みの増大」、「音色の艶やかさ・美しさ」、「音数のビックリするくらいの増加」等が直ぐに判ります。ちなみにプリアンプのC40のイコライザーは全て「ノーマル」ポジションです。

電源タップを「パワータップ正規品」に交換しただけで大幅なグレードアップとバランスの良さ、音色の美しさを手に入れています。聴取位置が若干近いのですが「うるささ」をほとんど感じません。小音量から大音量まで使えます。

UREI#813BのSPシステムに「ダブル 604系ユニット化」は必要ないと結論しました。想像以上の変貌ぶりでした。

自宅のSP707Jシステムはまだ100Vラインが試作品パワータップです。これを早く交換したくなります。


ALTEC #612A(604E) の音質対策

2010年06月09日 | ピュアオーディオ

604e1_2

昨日一応完成した#612Aには非常に好印象を持っています。サウンドがエネルギッシュで音の密度も高く(情報量多い)、音の姿も良い。但し、私のイメージではもっと「音数」(情報量)が欲しい点と、高域の「飛んでくる音」をもっと拡散したい。

上記2点の対策として「ツィーターの追加」をやはりやらないといけないと感じています。612Aの箱の外側に追加するのではなく「内蔵型」でないと612Aのデザインを壊します。そこで選択したのが下記の写真のツィーターです。

Ev1

EVのT35系のツィーターになります。このツィーターならバスレフポートの所に内側から取り付け可能です。音色は5年ほど前に確認しています。ほとんど癖の無いサウンドです。再生周波数帯域は3500Hz~15000Hzくらいだろうと思っています。中域から高域の部分の音の厚みを出したいと考えています。604Eを取り付ける前に既に発注していました。アメリカからの発送になりますので来週の入荷予定です。

まずは「やって見る」事です。これで完成とは考えていません。帯域的に120KHzまでをカバーする予定ですのでもう一つユニットが必要です。