ニューヨークなどを襲ったサンディは74人の死者と地下鉄など
への浸水による大被害を出した。さらに大停電は首都ワシントン
を含む820万世帯に及んでいる。しかし、今回のハリケーンの規
模は、まだまだ大きくなるのは確実な状況といえよう。したがって被
害も、だんだん大きくなることを意味している。本欄で何度も指摘し
ているように、最終的には竜巻規模の風速による被害発生が心配
されている。これまでの竜巻は線の状態で大被害を出したが、ハリ
ケーンは面の規模で大被害を出すことになるだろう。被害地を見て
も竜巻によるものか、ハリケーンによるものか判断できないほどの状
況になるだろう。
また、世界各国の首都は半数以上が海岸部に位置している。津
波と高潮の大被害が心配されている。いずれにしても、自分の命は
自分で守る以外に方法はない。したがって各人が常日頃から防災意
識をもつだけでなく、具体的な防災対策を実行する必要がある。
野僧の粗書「ブッダの予言と最期の自然災害 『大災害を生き延び
る方法』」(知道出版)がもうすぐ発刊されるので、参考にしていただけ
れば幸甚である。
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