地底都市生活はいつまで続くのか、という問題がある。産業革命は、蒸気船、蒸気機関車が登場した
約1850年頃からと見ればいいのではなかろうか。人類が大滅亡する時期は2100年頃と推測されるの
ではなかろうか。その頃は、地球の平均気温は4.8度以上になっているものと思われる。産業革命以来
250年たつことになる。その250年を単純加算すると2350年後には大気中の二酸化炭素の濃度や、地
球環境などは産業革命前と同じようになるのではなかろうか。
ただし、それを困難にする要因も考えられる。①核兵器や化学兵器などを無害になるように処分できる
か。②原発の関連施設などを無害になるように処分できるか。③民間の有害物質を無害になるように処
分できるかという問題がある。これらを無害に処分できなければ、回復時期もその分、遅くなるものと推
測れる。
恐らく、2100年頃には、汽車の線路や、一般道路、高速道路などは台風被害を受けてずたずたの状態
になって使用不可能状態となるものと推測される。温暖化の影響を過少評価すべきではないと考える。
地底大都市生活をしている間に、これまでの人類史の検証と同時に、地上に出る場合の理想世界、理想
科学を検討することになるのではなかろうか。