念願の「やさしい日本語講座」@京山公民館。皆さん、楽しかったと。
日本語が十分ではない外国人等に、日本語を易しい言葉で、優しい気持ちで伝えるのが「やさしい日本語講座」です。
阪神淡路大震災のとき、外国人に十分情報が伝わらなかったことが元になっています。
参加をして。ご参加の外国人の皆さんの分かりあおうとする優しい気持ちが、会場全体を包んでいるように感じました。
外国ルーツの方の参加は、中国、韓国、ベトナム、マレーシア、インドネシア、イタリア、アルゼンチン。多彩な外国ルーツの方のご参加は、京山エリアの私たちにはけっこう普通です。
日本サイドも、小学生から様々な年代の心楽しい皆さんがご参加でした。
講師は、中東靖恵さん(岡山大学学術研究院教員)です。私の隣の方です。今の岡山市の外国人の現状を通して、どうして必要なのか。そして、易しく言いかえるポイントを、実践を通して分かりやすく伝えてくださいました。感謝。
「バタバタ」「クタクタ」など、擬声語や擬態語は外国人には難しいという講師の方の指摘に、ご意見が2つ。
*外国人の方から。怪我をして病院に行ったとき、お医者さんから「チクチク痛みますか?」と言われた。「チクチク」とは、どんなことなのか、やはり分からなかったそうです。
*日本人小学生から。擬声語・擬態語は日本文化であり、伝承すべきもの。緊急時ではなく日常においては使って、伝えるべきだと。なるほどー。
外国人の方が、「やさしい日本語はやさしい社会をつくりますね」と感想を言われました。まさに。この1回限りではなく、今後もつなげていきたいですね。
日本人でも日本語を話せない人、外国人でも他の外国人のために「やさしい日本語」を学びたい人。気づきも多かったです。
津島市場の「あっ晴れ!もも太郎体操」、地域ユニオン新春の集い、やさしい日本語講座、ディスレクシアについての意見交換と、対面での語り合いいっぱいの一日。こうでなくては。
中国、ベトナムの人にとって、今日は大晦日で明日が旧正月とのこと。おめでとうございます。私もようやく体力が戻りました。気持ちいい。