今日は横田さんと一緒に、JR貨物神戸港駅跡地に作られた「みなとのもり公園(神戸震災復興記念公園)」に視察に行きました。阪神淡路大震災の経験や教訓を継承するために、神戸震災復興の記念事業として計画された総合公園(面積:5.6ha、事業費約100億円、国の防災公園街区整備事業、事業主体:神戸市・独/都市再生機構)です。
「みなとのもり公園」は、整備計画段階からかなり徹底した市民参加を意識して行なわれ、2010年10月にオープン。引き続き、市民参加の運営会議で公園の管理・運営が行なわれています。テーマは、「つくり続けていくこと」。何か問題が起きたら、市民の皆さんと解決していけばいいという、職員の方ののびやかな姿勢がいいです。
公募メンバーのなかに、ニュースポーツをする方々が。意見交換を通して、この公園のなかには、ニュースポーツ広場が作られました。機材のメンテナンスは市が行ないますが、あとは、集まってくる皆さん達の自主運営。土日と夜間は人で賑わっているということです。
太陽光や風力を利用した電灯、非常用自家用発電装置(3日分)、2000人の食料1日分、……で、目をひいたのが「災害用トイレ」です。四角いマンホールが道に並んでいて下水が通っています。一人用テントで覆って行なうんだそうです。
現地視察は刺激が多いです。写真は担当職員をまん中に、JR貨物神戸港駅跡モニュメント前で。時計の時刻は震災が起きた時間です。ごていねいにありがとうございました。
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