障害のある子どもの放課後保障全国連絡会の研修会が京山公民館でありました。
昨年度行った全国調査(自治体・保護者)の報告がありました。学童保育への障害児の入所数は10年前に比べて4.2倍と増えていますが、全体の学童保育所の33.8%に過ぎません。自立支援法に基づく事業もありますが、事業が「ある」ことと、実際に「活用できる」こととの間にずれがあるとのことです。①とりわけ長期休暇中は希望が殺到し、利用が制限される、②送迎がなく、家や学校から遠すぎて通いづらい、③経済負担など。
保護者調査では、支援の利用目的として、①家に居るばかりにならないよう、子どもの外出の機会をつくること、②子どもが友だちや同年代の仲間と過ごすこと、③子どもの成長・発達の土台を豊かにすることをあげています。
岡山市では学童保育は小学校3年生までです。4年生以後、保護者は親戚中にお世話になって乗り切るか、例えば母親が仕事をやめるかというのが現実のようです。とくに長期休暇のときはかなりシンドイ。高校卒業するまでどのように保障をしていくのか。全国の取り組みに学ばなければなりませんね。
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夜には、毎週日曜日のホームレスの皆さんへの炊出し支援活動がありました。今日は、全国一斉法律相談日。岡山市ではボランティアで、弁護士、司法書士、社会福祉士の方が協力をしてくださいました。親身になって相談に乗ってくださるので、その一角はより暖かなオーラに包まれ、相談時間は長きにわたっていました。