あれほど問題になっていた「普天間」がすっかり蔭をひそめています。
でも、沖縄は違います。今日、沖縄県議会は、米軍普天間飛行場の名護市辺野古周辺への移設を明記した日米共同声明の見直しを日米両政府に求める決議と意見書を全会一致で可決しました。
「(共同声明は)県民の意見を全く聞かず頭越しに行われたもので、民主主義を踏みにじる暴挙で、県民を愚弄(ぐろう)するもの」、「県民の思いに真摯(しんし)に対応するとともに、日米共同声明を見直すよう強く要請する」とあるとのこと。
沖縄選挙区の候補者のうち、社民推薦、共産推薦、自民党現職の3氏は、米軍普天間飛行場の現状固定化や県内移設に強く反対しています。民主党は全国で唯一沖縄選挙区で公認・推薦候補を立ておらず、県内移設を進める政策を県民に問いかけることすら断念していますが、比例区に立候補している喜納昌吉さんは、県内移設に反対し、党中央の政権公約とは異なる公約を掲げているとのことです。
沖縄県民の意思を踏みにじってはいけません。沖縄県議会の決議と意見書は、もっともなことだと思います。軍事同盟としての日米安保は見直されなければなりません。
* * *
ところで、私の暮らす津島福居の方から、選挙公報の到着が遅いという連絡がありました。確かに、我が家も遅かったのですが、事務所のスタッフたちよると他地域はそうではなかったとのこと。期日前投票という制度を持つ以上、速やかに届ける体制チェックが必要です。