沖縄・読谷村から、仲宗根盛秀さんを招いて、市民自治講座④を行いました。写真、真ん中が仲宗根さんです。仲宗根さんは、読谷村で村議会議員の知花昌一さんと村作りの活動を続けておられます。誠実な仲宗根さんのお人柄・生き方を通じて、沖縄を通して日本の課題が伝わってくる講座でした。
「軍隊は決して住民を守らない」を、理屈ではなく現実のこととして沖縄の人たちは知っている。これが原点。
戦争を本質から理解し、風化を防ぐ工夫をしながら、問題の本質的解決に向けた活動を継続していくこと。自衛隊の災害救助隊への改編など全国的な共通テーマを提案すること、また、基地のない村づくりを進めるため、村人が夢を語り合い、村人の自主性を発揮できる環境づくりをしていく(「恊働」の主体を育んでいく)こと…。
創造する喜びと人の感性に訴えることが、人を変えていく力になると結ばれました。仲宗根さんを通じて、読谷村とつながり、学び、私たちも変わっていきたいです。
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奉還町の夏祭り、津島市場の水神祭、…。この時期にはお祭りが続きます。奉還町では、ユネスコの方に声をかけていただきフィリピンの人たちと屋台を出しました。津島市場の水神祭は、座主川用水の上で行われます。市場の皆さんたちでずっと大切に守られてこられたお祭りです。子どもの頃はここに村のみんなで使う水道があったんよ。あそこに寺子屋があったんよ。こうやって、心が受け継がれていくのですね。