


12.17、学校給食にまつわって、かねてから行きたかったフジパン(倉敷)と全農パールライス(総社)に。4人の議員で伺いました。
フジパンは、学校給食のパンを作り、ご飯も炊いて、学校に配送しておられます。
全農パールライス(総社)は、JAから届いた学校給食用の玄米を精米しておられます。県学校給食会が、ご飯を炊くところに配送します。
県学校給食会は、学校にアンケートをとり、1年間の使用量を把握し、JAが確保しています。
今年、スーパーからお米が消えたときがありましたが、学校給食用はきちんと確保されていたそうです。価格も抑えられているとのことです。
木村パンもですが、なんでパン屋さんがご飯を炊いているのだろうかと思っていましたら。なるほど、私の時代の学校給食はパンのみが主食でした。ご飯が入ってくるタイミングで、パン工場に炊飯施設を整備したわけです。
岡山市では、大きな工場も含め、10事業所で炊いているとのことです。
:::
工場の現場は、当たり前でしょうが、とても厳正に衛生管理がされていて、お話してくださる方々は、誠意と熱意をもって、お伝えくださいました。
私たちも目だけ出して、あとは不敷布で覆っての見学です。ありがとうございました☆。
ご飯は、ガスで大きな釜で炊くので美味しいわけです♡。
:::
私はなんとか、学校給食に有機米が使えないものかと思っています。わずかずつでも、子どもたちに食べるようにできないかなと。
今年度に入っての学校給食費の公会計化で、自校で炊いていたところも、上記の流れに入ってきて、より可能性が難しくなったように思えますが、さらに全体像を掴んで、可能性を考えます。
学校給食のご飯は、岡山独自の銘柄「朝日米」ばかりかと思っていましたが、後継者不足で朝日米をつくる方も減ってきているようで、そこは、「にこまる」という品種を使っているそうです。
11月議会の宿女議員の質問で、彼女が示してくださった資料から、岡山市の学校給食費が政令市のなかで高い方だということが議員全体に明らかになりました。
質、価格なども含めて、さらに把握をして、子どもたちに美味しくより安心な学校給食が届けられるようにと思います。
現場の視察は面白い。より広く深く学ぶことができます。関係してくださった皆様方に感謝します。