岡山市議会議員/おにきのぞみの虹色通信

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10月29日-1 半田山災害復旧工事についての説明会 & 岡山市長が「岡山芸術創造劇場(仮称)」(新市民会館)について、ハード面の発表

2018-10-29 | おにき日記


 私が暮らす津島福居町内で、「岡山大学演習林(半田山)災害復旧工事について」の説明会が行われました。7月豪雨のとき、津島福居の西側と東側で大きな土砂災害があり、それに対しての説明会です。
 東側の応急復旧工事はすでに終了し、西側(我が家の裏)は、今、応急復旧工事の最中です。会場の津島コミュニティハウスの2階は参加者で満員でした。
 岡山大学からは関係者が多数参加でした。はじめての説明会でしたが、誠実に調査と対応をされている姿勢が伝わってきました。

 なぜ土砂災害が起こったのか。ということでは、7月4日~7日かけての合計降水量は335.5㎜。岡山市の6月7月を合わせた平均降水量332.4㎜。7月4日~7日にかけて、梅雨期の全降水量に相当するほどの豪雨が発生し、土壌の保水能力の限界をこえ、今回の土砂災害が発生したと推定されるということです。
 今回、土砂災害がおきた2箇所とも水が集中しやすい谷筋だったということです。岡山大学は水が分散するような工事をしてはいたようですが。
 今回崩れたところの土質は粘土質だったので、今回程度の被害で済んでいる。粘土質であったので、太陽が照らないと(乾かないので)、工事に入れなかった。
 土砂災害の両側は崩れたりしないのか?という質問には、(断言はできないが)、今回、弱いところが崩れたので、残っているところは強いという判断もできるが、調査をしていきたい。

 二次被害を防ぐための応急復旧工事についても説明がありました。危険がないよういろいろな配慮をしておられ、12月には完成したいということです。
 あわせて本復旧にむけてのボーリング調査・解析は年内には終了し、工法などを決め、来年度中には災害復旧工事を終了するということです。また、その後、岡山大学所有の半田山全体も調査・対応をされるということです。避難情報の出し方についても、岡山市と連携をとって行っていきたいと。

 その他、様々な質問が出ました。水はけをしっかりして、上にためないように流してほしい。雨が降ったら、防火用のマスが埋まるくらいの土砂が流れてきている。これからの災害にもつながるので、対応をしてほしい。避難所に、岡山大学の施設(北キャンパス)を使わせてほしい。など。

 半田山の上の方は岡山大学の土地ですが、下の方は民地もある。また、水の排水については、岡山市の下水につながるので、岡山市との連携が必要である。
 岡山大学、国、岡山市、住民の連携が必要です。また、工事方法が決まったりなど報告できることになったら、町内会長と相談して説明会を開いていただける方向です。


 岡山市長は、2022年秋にオープン予定の「岡山芸術創造劇場(仮称)」(新市民会館)について、ハード面の発表をしました。
 岡山芸術創造劇場(仮称)は、地権者の再開発組合が事業主体になり、岡山市は全体の建物のなかの対象部分の保留床を購入する形になります。10月24日に岡山市は権利変換計画(土地の権利を新施設の床保有などに置き換える)を認可したと発表。
 岡山市の保留床取得費は当初の予定(約165億円)を70億円上回る約235億円ということ。そして、平面図も明らかになりました。これには、岡山市が直接行う経費(備品など)は入っていません。
 権利変換計画ができるまでは、平面図や予算的なことが明らかにされませんでした。元々の予定地であった後楽館中高校跡地は岡山市自身の土地でしたので、かなりコンクリートされる前にいろいろと意見が言えたのではないかと思われます。ずっと懸念をしていたことです。
 平面図は手元にあります。使う側として、これで最良なのか。関心のある方はご連絡ください。何にどんな経費がかかっているのかも確認しなくてはいけません。

岡山市長メールマガジン「桃太郎のまち岡山の挑戦」(107) 10月29日号
http://www.city.okayama.jp/hishokouhou/hisho/hisho_t00002.html



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