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『銀の橋を渡る』(松本薫著、今井出版)
素敵なタイトルに魅せられ、表紙をめくりました。するとグイグイと引き込まれ、久しぶりに一気に読んでしまいました。
故郷の米子市、そして、実家のある内町からほど近いところにある〝中海〟が舞台の小説です。この4月に発刊されました。
〝中海〟は、子どもの頃、父がよくゴズ釣りに連れて行ってくれた、親しみいっぱいの私の大切な場です。
高度成長期に汚染された中海再生への現実の営みと、恋愛というフィクションが織り込まれている小説。読み終えて、山のような感謝の想い、そして、これからへの期待をワクワク持ちました。
凛とした女性目線のていねいな描写が、モヤモヤしている気持ちを「そうそう」と頷かせてくれます。だからかな。中海再生という固そうなテーマがとても身近に感じられました。
好評の本と聞きました。そうだと思います。
多くの方に読んでほしいので、実は、余り中味や感想を書きたくないというのが本音です。
あっ、岡山駅の場面から始まるんですよ。
まずは夫かな。それから事務所に置いておきますので、どうぞお読みくださいね。