第2期外国人市民会議もいよいよ大詰め。今日はオープン会議が行われました。テーマごとに委員が報告をし、参加者からの意見が求められました。テーマは、医療・緊急時の対応、地域社会との交流、留学生、国民健康保険・国民年金、就業、外国人市民向け情報提供についてです。
必要な広報が外国人市民に届いていない、緊急カード(名前や血液型など)の作成と携帯、地域交流があれば児童の不就学解消や緊急災害時の支援につながるのではないか、留学生への岡山市独自の支援、国保・年金のわかりやすい説明、就業にあたってハローワークの周知と外国人窓口設置の働きかけ、学校・町内会からのお便りへのルビ振りetc。
フロアからは、高齢者の視点を入れてほしい、医療通訳には研修が必要、外国人も参加できるボランティアグループの必要性、ホームステイの奨励などが出ました。また、第1期市民会議の提言内容の具体化がどこまで進んでいるのか。第3期にむけて議論の連続性を保つ方法が必要という提案もありました。せっかくのオープン会議でしたので、推進計画や提言の進捗状況を示す資料があったらよかったと思います。議論の時間が足りませんでした。もう30分必要でしたね。貴重な意見が出ていましたので、提言へ反映されることと思います。
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夜には、ホームレス炊き出しをしている城地下広場で、岡山市による健康診断が行われました。8人の方が相談をされ、更に検査が必要な方が何人かおられました。健康診断の場があるというだけで安心感がありますね。今日、来られたのは南方もあわせて46人でした。
岡山市からは6人の職員の方がこられ、最後は会の皆さんと一緒に床を磨いてくださいました。お休みの日にありがとうございました。