恒例となった秋の環境点検。京山学区の子どもたちと観音寺用水に出かけました。水質と生き物のチェック。次回は私も川に入ろうと誓ったのでした。
午後からは、神戸市であった外国人医療・保健研究会に参加しました。写真で話しをしているのは日系ペルー人。言葉の壁、支援者は家族でないから医者が説明をしてくれなかったこと、国による医療の違いが日本での治療に迷いを生じさせることなどを話されました。
NTT東日本関東病院の助産師からは、外国人妊婦たちへどのような配慮をしているのか。妊娠初期・中期・後期に分けて、具体的な事例をあげながらの話しでした。個人のプロフィールを把握するのがカギ。言葉の問題は大きいけれど、それ以上にセルフ・ケア能力認知の必要性を話されました。対応に時間がかかるのだが、それが対価に反映されないのが課題だとも言われました。神戸大学医学部の方からは、ここ数年、流産・死産などの母子保健の指標はかなり改善されたが、妊婦検診の回数や貧血・体重増加などは格差があると指摘されました。
母子保健だけでなく、外国人医療と福祉制度など他にも多くの学びをいただきましたが、まず、岡山の状況を把握してみたいです。ちなみに岡山県国際交流協会が、1月31日まで、医療通訳ボランティアの派遣を行っています。