7.11、総務委員会視察2日目は、千葉市。
千葉市は2023年の新庁舎スタートを機に、新しい働き方を取り入れました。
◎例えば…。
*課ごとをグループアドレスに。→ 大きなワンテーブルで、個人の引き出しがなく、課長も含めて、極端にいうと、日々、どこを自分の席としていいというあり方です。
個人の資料は、個人のロッカーに入れて、日々、取り出して使い、戻します。
*ペーパーレス促進 → ・打ち合わせは、モニターが設置されたファミレススペースで。・情報を紙ではなく電子上に保管をし、できるだけ紙を持たないように。移行時は紙データの処理が大変だったようです。
*多様な空間を活用→ 窓側エリア、リフレッシュエリア、スタンディングコーナー、来庁者対応のオープンエリア、複合機・家電・共通消耗品等を整理したマグネットスペースなど。
職場によっての向き不向きはあるようですが、管理職との距離が近くなって相談しやすくなったり、必要なときには移動をして集中できたりetc。
一方、収納スペースの減少など満足度が低い課題は、フロア運営委員会を立ち上げて、解消に向けているようです。
交流増でアイディアが浮かんだり、テレワークなどが進みやすいかと思いました。岡山市も新庁舎移行に向けて、モデル的に始めている課があります。
◎タブレット上にあるデータをプリントして読まないと頭に入ってこなかったり、一方、どんなところにいても集中できる術を身につけている旧人間の私には、なかなか馴染めそうにありません。すでに職員の定年を過ぎていますが。
でも、〝みらいえ〟の若い皆さんは、基本ペーパーレスで資料を読み考え、データを共有しあいます。自身のノートパソコンをもち、環境に適したところに移動をして仕事をしている場合もあります。
すでにそういう実践をしているようにも思えます☆。
企業では、さらに進んでいる場合もあるでしょう。
そして、新庁舎移行にあたって3階に整備された「千葉市危機管理センター」も伺わせていただきました。4階の市長・副市長室から、すぐ移動ができます。
新庁舎は構造的にも災害に強くしてあり、非常用発電機導入で、72時間連続運転可能となっています。
効率的に情報収集や処理・共有できる8面マルチモニタを入れたオペレーションルームなども見学。写真は、災害対策本部会議室です。
岡山市も新庁舎整備で、さらに防災への対応が進むことと期待しています。
最後は議場です。私自身はちょうど一年前に視察に伺わせていただきました。傍聴席から、今回、ご一緒している中原貴美総務局長とパチリ☆。
私のスカートは、〝Jam tun〟さんの生地も縫製もセネガル産です。