12.8、岡山市議会では、「高校生未来創造議会」が開催され、傍聴しました。
〝こども未来創造調査特別委員会〟では、こどもの意見表明のあり方の一つとして、「こども議会」の開催にむけて、他自治体の調査や討議を重ねての実現です。
今回は試行的に、後楽館高校生の皆さん、そして、学校に協力していただき、探究授業の一環として、岡山市のまちづくりについて、議会形式で 、2年生、3年生の6グループが、質問や意見を発表しました。
テーマは、
*岡山新アリーナ整備について
*外国人観光客に路面電車を楽しんでもらうために
*西川緑道公園と下石井公園の魅力の発信について
*伝統文化の魅力発信について
*子どもの心のケアについて
*障がい者用マークについて
校内や街頭でアンケートをしたり、現場に足を運んで調査をしたり。高校生らしい視点で考えられたステキな質問でした。皆さん、落ち着いて堂々としていました。女子生徒が多かったです。
本当の議会と同じように、市長、議長をはじめ局長級の皆さんが座席につき、高校生たちの質問に答えていました。
後から議員同士で話しをすると、当局答弁はとてもていねいだったと。市政に反映してくださるものがあるといいですね。
終わった後の生徒たちの感想のなかで、もっと早く取り組みを始めてもらったら、質問文をさらに練ることができた。緊張をしたけど、二度とできないかもしれない貴重な体験を生かしていきたい。などなど。
今回の試行を受けて、今後、どのように「こどもの意見表明」の場を作っていくのか。前向きな検討ができていくようにと。
高校生など後楽館高校の皆さま、岡山市当局、議会事務局などご準備をされた職員の皆さま。ほんとうにありがとうございました。