徳本峠に登り、昼食。上高地へ下ろうとしているふたり
6月1日は島々から徳本峠を越えて上高地に下る予定。
島々で7名のメンバーが合流した。
しかし、地元の関係者からこのコースの復旧は充分でないから難しいと
待った・・かかった。
私と山友悦子さんはこのコースは何回か歩いたことがあり、
そのことは判っているので、高齢者2人は遠慮することにした。
島々の役場で、5人と別れた地点。徳本峠2162mで会いましょう
この後の二人の行動
5:55島々~6:30沢渡バスターミナル~上高地バスターミナル~
7時河童橋~7:30左岸の登山道を歩く~8時半 明神・徳本峠入口~
11時徳本峠着(昼食)11:30徳本峠下山~13時明神館 ~14時河童橋~
14時半 宿・上高地アルペンホテル着
河童橋で
梓川
清水川
バイカモの花はこれからでしょう
道の脇ではラショウモンカズラ や
クロクモソウ や チャルメラソウの世界
ユキザサも蕾から花まで
ワスレナグサの仲間 や ユキザサ
コチャルメラ
この時間に歩いているのは私たちだけ、小鳥の囀りを聴きながら進みます
ズダヤクシュ
山芍薬は花弁を残して
明神岳
<8時20分から徳本峠の登山道にはいる>
登山道の入り口に
昨年の10月15日の注意書き
サンカヨウの気配が・・これからを期待してしまう
滑りやすいぬめった橋を渡ります。
この谷に入ってから聞き分けられた小鳥の囀りは、コマドリとウグイス
クルマバソウもたくさん
徳本峠の入り口辺りのニリンソウは終盤
少しずつ登っていくと群生地が現れた
ツバメオモト
はあい! 露のついたサンカヨウ
エンレイソウ
若い羊歯の仲間・・オニゼンマイなど
エンレイソウの花は白だったり赤だったり
ホトトギスの葉・・夏は黄色いタマガワホトトギスの花が咲くのでしょう
時々振り返ると木の間に西穂高岳の稜線
雪渓も残っていますが、以前よりずっと少ない
多い年は雪渓をシリセードで滑り降りたことも
沢を4本渡る
西穂の向こうから雲がわいてくる
西穂・奥穂・前穂・明神岳とそろって・・
この時、私は右上の幕岩にできる雪形「神河内美穂ちゃん」を探した・・
今年はもう消えてしまっていました
霞沢岳への分岐
ショウジョウバカマ・猩々袴がつづきます
常念山脈の大天井岳も見えてきて
ジグザグ道をいくつかすすむと間もなく峠のてっぺんです
<徳本峠2162mで>
この景色をみながらお弁当
徳本峠の小屋・・現在は休業中らしい
11時 30分のふたりのお弁当時間
島々から登ってくるはずの5人さんを待たずに、先に帰ることにしました。
悦子さんはメールを送ったようです。
徳本峠ではこれから上がってくる安曇小学校の生徒たちの
休憩所を準備している様子
<徳本峠を下る>
下り道、雪渓のステップを踏み外さないように慎重に・・
西穂高岳~奥穂~前穂が雲の中、明神岳も間もなく雲に・・
日本山岳会信濃支部の十数名の皆さんが上がっていきます
アンカーは穂苅家兄弟
午後の下り道ではニリンソウが花冠を上に向けてくれる
緑色のニリンソウを探しながら下っている
最初はなかなか見つからない・・目が慣れてくるとひとつふたつと
ミドリニリンソウは5つか6つ見つかりました~
右岸道・明神館に向けて下る
賑やかな明神館前で休憩 🚻
明神橋を渡り右岸へ、河童橋へ下る
梓川河畔からみる穂高連峰は雲の中
この日、岳沢小屋往復したNishi夫妻と連絡を取り合い、
河童橋で合流してアルペンホテルに入った。
18時、夕食の一部
18時~夕食
窓ごしに見える霞沢岳が染まっている
この日の歩数:29,256歩
花をたのしみながら、約7時間歩きました
ので、今年は明神からのいく道を愉しみました。
毎年、6月第1土曜日が記念山行で、翌日がウエストン祭です。来年はこちらのコースをご一緒しましょうか?
一度は行きたいと思っているウエストン祭ですが中々行けません。
徳本峠のスケルトンのサンカヨウいいですね。
それと緑のニリンソウまだお目にかかった事がありません。
この時期の上高地もいいですね。