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Go To 桜?

2020-11-24 18:33:35 | ニュース
本格的な冬が近づき、新型コロナウィルスの感染が全国的に大きく拡大する中、
「我慢の3連休」とした提案も虚しく、各地の行楽地は大賑わいだったようです。

コレが今年の春頃だったら、国民のほうも慌ててキャンセルしまくったろうに、
今では新コロに慣れたのか鈍感になったのか、外出を控えることも少なくなりました。

まあ、Go To トラベルやらGo To イートやらで、消費活動を活発化させるにも、
感染防止策を施すなら許す、ってなワケですので、マスクさえしてりゃなんでもいい、
ってな意識にもなるワケです。

そんな程度で人が移動しまくってるのですから感染だって拡大します。
マスクしてりゃ手指の消毒してりゃ感染しないんじゃないのですから。


東京に劣らず感染者数が増えているのは北海道と大阪府で、
大阪なんかは1日の感染者数が東京のそれを上まったりしており、
感染の深刻度は最も大きそうです。

ま、1日の感染者数だけ見てどうこう言う態度は貧しいとは思うのですが、
大阪モデルとはなんだったのでしょうか。


こうした全国の状況を受け、Go Toキャンペーンの見直しに消極的だった政府も、
さすがに部分的・一時的停止などに動かざるを得ないようです。

ただし新コロ大臣の西村センセーは、キャンペーン適用・除外について、
まず知事に判断してほしい、なんて言っちゃいまして。

いやいや、Go Toは国の事業で国が始めたのですから、まず国が指針なり作って、
リードしていくべきなのに、地方任せの態度がミエミエで、まあ無責任なモノです。

東京都知事の百合子センセーが、国が判断すべきと言ってますが、
コレについては百合子センセーの言い分が正しいと思います。

もともとGo Toキャンペーンは感染が治まってから運用するべき事業だったのに、
経済界の声を優先して、制度設計自体未熟なままで見切り発車した無責任なモノですんで、
今さらそういった態度が改めて露わになっても驚きませんがね。

そしてその結果が、ここにきての感染大拡大ってワケですので、
この第3波と言われる事態は政府の失策ですよね。

というか、感染拡大自体はある程度は想定していたでしょう。
つまり、経済活動の再開のため、感染拡大を引き替えにしたのです。
確信犯だと自分は思いますけども。

以前、なかなかPCR検査を増やさない理由に、
いたずらに陽性者を増やすと医療現場が崩壊する!なんて言われてましたが、
Go To キャンペーンでわざわざ医療現場が崩壊するような事象を国が作り出してるのですよ。

万全な感染対策をして!なんて呼びかけはそのための方便で、
客も客を受け入れる側も都合よくソレに乗っかってるに過ぎません。


というワケで、北海道の札幌市や大阪などはGo Toキャンペーンから除外するよう、
自治体から申し入れているようですが、今後はどうなるでしょう。

自分もいつもなら年末年始は田舎の実家に帰省するのですが、今回は見送るでしょう。
Don't Go To 帰省、な冬になっちまいましたね。


ところで23日になって唐突に、こんなニュースがありました。


 “安倍前首相側が一部費用負担”示す領収書などホテル側が作成

 「桜を見る会」の前日夜に開催された懇親会について、
 安倍前総理大臣側が費用の一部を負担していたことを示す領収書や明細書を
 会場となったホテル側が作成していたことが複数の関係者への取材で新たに分かりました。
 懇親会をめぐっては政治資金収支報告書に収支を記載しなかった政治資金規正法違反などの
 疑いでの告発状が提出されていて、東京地検特捜部は安倍前総理大臣の公設第1秘書らから
 任意で事情を聴くなどして詳しい経緯の確認を進めているものとみられます。

 「桜を見る会」の前日夜に開かれた安倍前総理大臣の後援会主催の懇親会は、
 7年前の平成25年から去年まで都内のホテルで毎年開かれ、
 会費5000円で支援者らが参加していましたが、野党側が国会で
 「安倍事務所が費用を補填(ほてん)していたのではないか」などと追及し、
 全国の弁護士らからは政治資金規正法違反などの疑いでの告発状が提出されています。

 政治資金規正法は、政治団体が会費制の催しを行った場合、
 その収支を収支報告書に記載することを義務づけていますが、複数の関係者への取材で、
 安倍前総理大臣側が費用の一部を負担していたことを示す領収書や懇親会の費用の
 総額などが記された明細書を会場となったホテル側が作成していたことが新たに分かりました。
 関係者によりますと、懇親会の費用の総額は参加者から集めた会費を上回り、
 差額分が補填された可能性があるということです。

 東京地検特捜部もホテル側が作成した領収書などの存在を把握しているとみられ、
 後援会の代表を務める安倍前総理大臣の公設第1秘書らから任意で事情を聴くなどして
 詳しい経緯の確認を進めているものとみられます。

 安倍前総理大臣はこれまで国会などで「懇親会のすべての費用は参加者の自己負担で支払われており、
 事務所や後援会の収支は一切なく政治資金収支報告書に記載する必要はない」と説明し、
 明細書についても「事務所に確認したがホテル側からの発行はなかった」と説明していました。

 安倍前総理大臣の事務所は23日午後、
 「先般、刑事告発されたことを受けて説明を求められましたので、捜査に協力し、
 真摯に(しんし)対応させていただいているところです。
 なお、詳細については、コメントを差し控えさせていただきます」とするコメントを発表しました。


お、なんだ、桜疑惑の捜査が進展するのかしら?

「桜を見る会」前夜祭の会場となったホテルの明細があったってなことですが、
あって当たり前です。無いワケがないんですよ。

ソレを、アベちゃん側が無いと言ってますんで−、なんていう垂れ流しばかりで、
大した追求をしてこなかったのがおかしいんです。

もともとアベちゃんの説明なんて嘘ばっかりだったのは明らかなんですからね。

ところが、妙に突然にこんなニュースが飛び出してくるのは、
アベちゃんが首相の座を降りて、疑惑追及への障害が無くなりでもしたのでしょうか?


いやー、なんかちょっと怪しい気が自分的にはしてますが。
真っ先にこのニュースを報道したのが、アベちゃん応援団のNHKとナベツネ新聞ですから。

既に裏で手打ちがあって、アベちゃんがこの疑惑から逃れる道筋をつけたからこその報道、
ってことじゃあないでしょうね?

ソレにアベちゃん本人操作には真摯に協力すると言う態度も怪しければ、
公明党代表の山口メンバーまでもが、「アベちゃんは説明責任を果たすべき」
なんて言ってるのも怪しいです。


本来であれば、宴会費の一部を地元有権者のために負担したなら公職選挙法違反、
政治資金の使い途を正しく報告していないのなら政治資金規正法違反、
ナニより国会でアベちゃんが嘘をつきまくっていたワケですからいずれにしても、
アベちゃんの政治家としての生命は一巻の終わり、の筈なんですよ。

こんな人の生き血をすすって生きてるような醜い鬼は、
とっとと成敗しなければならんのです。

ソレでも、まんまとアベちゃんが逃げおおせる気がしなくもないですが、
さあ、どうなりますことやら。

 
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