Do you remember rock'n' roll radio?

Macとか音楽とかサッカーとか気にくわないニュースとか、独りよがりの邪推と妄想

iPhoneを高くてデカくて使いにくいXRに機種変したよ

2018-12-09 19:04:19 | Mac,ガジェット
新型iPhoneのXS, XS Max, XRが発表されて数ヶ月経ちましたが、
どうやら販売は芳しくなく、XRに関しては減産のニュースが飛び交い、
さらに日本では値下げ?なんて展開にもなっているようなんですが。

だってねえ、全モデルから機能進化が大幅にあるワケでもないですし、
高いわデカいわで購入意欲を削がれるようなモデルですからねえ。

こんなデカくて高機能じゃなくても、ほどほどの機能と手頃なサイズってのを、
特に日本では求められてる気がしますよね。



 左がiPhone 6、右がXR


と言いつつ、このたび自分は、そんなXRにiPhone 6から機種変更しました。

心の中ではいつも XR を「エックスアール」と読んでしまうのですけども。
だって「テンアール」なんて、音読み訓読み混合みたいで読みにくいじゃないですか。

ソレはともかく、機種変して2週間ほど使ってみてのXRの印象はやっぱり、

 高い!
 デカい!
 ノッチが嫌!
 イヤホンジャックがないのも嫌!

といったあたりに集約されていきます。


「高い!」

新型iPhoneは XS, XS Max, XRと3種類あるのですが、それぞれ微妙な違いの3サイズで、
XRが若干安めとはいうものの、どれも似た高価格帯であることに変わりないのです。
だったら3種類のバリエーションなんて必要なのかと疑問なくらい。

もっと値段差やサイズの差をつけたラインナップを揃えないのはどうしたことなんでしょう。
アップルはもう高価格機しか売るつもりはないですかそうですか。


「デカい!」

アップルは新型iPhoneについて「ビッグスクリーンへようこそ」なんて言いますが、
はっきり言って大画面というほどの恩恵があるように思いません。
それでいて片手では指が届かない部分あって使いづらいのですからね。



 左がiPhone 6、右がXR


自分の場合は画面サイズ4.7インチのiPhone 6から6.1インチのXRに変わったのですが、
タテに長いだけで横幅についてはさほどのサイズアップでもないので、
特に見やすくなったワケでもないし情報量が増えた気もしません。
逆に目の上下動が大きくて疲れる気がします。
一方、画面サイズは大きい分、画面が無駄にまぶしいと最初は感じました。

しかし例えばこの大画面を活かして、漫画や雑誌などは見やすくなっているのでしょうか?
こんだけ大画面というなら自分が普段使っているiPad miniの代わりになったりして?

ということで、画面サイズ7.9インチのiPad miniと比べてみましょうか?





 左がiPad mini、右がiPhone XR


まあ、わかってましたけど大画面とは言っても所詮はiPhone。
書籍が読みやすくなるような大画面化ではありません。
縦に長いだけで画面の上下が余っていて、自慢のサイズが使いこなせてません。


「ノッチが嫌!」

画面上部の切り抜き部分「ノッチ」、採用しているのはアップルだけではないですが、
なんでこんな往生際の悪い画面形状にしちゃっているのでしょう。

なんか意味があるのかと思えば、iPhoneの場合、普段は切り抜きの左右部分に、
時刻と電波状況、バッテリー残量が表示されていて、それらの情報をこの部分に収めることで、
アプリ等の主要な情報をノッチに影響されない部分により多く表示できる、
といったことがあるかもしれませんが、そんなセコくなくたっていいと思います。





例えばWEBブラウザを使ってみますでしょ。
ノッチの左右が画面でなくたって、別に閲覧には困りません。





サイトの表示を大きくするために画面を横にしますでしょ。
やっぱり、左右の部分が使いこなせてませんし、ノッチ側ははっきり言って死んでます。

まあ、ピンチアウトすれば左右いっぱいに表示はできますが、なんか、ノッチが役に立ったりしてます?
それとも、よっぽどノッチの切り抜きを利用してデザインされたアプリでもあるのでしょうか。


だいたい、Liquid Retina?
大画面で液晶もきれいなんていろんなサイトで紹介されてますが、
iPhone 6から機種変更した自分には、格段にきれいになった印象はありません。
フィルムを貼ってるせいなのでしょうか。
まあ、もともと自分は画質にこだわりもないので気付かないだけかもしれませんが。

それに、処理能力も大きく向上している筈なのですが、
あまり写真や動画アプリなどで重い処理をしないからなのか、その違いも大して感じません。


というワケで、長いだけでノッチありの大画面なんて無駄無駄無駄!
片手での操作が難儀で使いづらいだけ!

といったことはほぼ、使う前にわかっていたことですが、
じゃあなんでわざわざ高くてデカいXRなんか買ったのかというと、それなりに理由はありまして。


まず、iPhone 6を使い始めてから丸4年経ちましたし、
通信が本格的に5Gに移行する前のつなぎ機種としても買い替え時だろうと。
防滴は欲しかったところですし。

ホームボタンがないのと、XRの場合は3Dタッチがないのは、
物理的なパーツが減れば故障リスクも低くなるので自分的にはポジティブ。
実際、ホームボタンが効かなくなる不具合に遭遇したことがありますしね。
ホームボタンなしの操作はすぐに慣れます。

それからおそらく、今回の機種がLightningを搭載する最後の世代だろうなと思いまして。
さんざん揃えたケーブルなどのLightning資産をまだ生かしたいと考えたのですよ。

たぶん次期iPhoneからは、先日発表された新型iPadのようにUSB-Cを搭載し、
Lightningに別れを告げるのでしょう。

そうなる前に、せっかくの資産をもうしばらく使わせて欲しいってワケです。
セコくてすみませんね。


「イヤホンジャックがないのも嫌!」

Lightning端子の前に既にiPhoneではイヤホン用の3.5mmジャックが廃止されてまして、
コレも気にくわない部分だったのですが。

やっぱり、手持ちのイヤホン、ヘッドホンといった資産が無駄になってしまうのが嫌でしたし、
なるべく無線デバイスを増やしたくないのですね。

イヤホンごときにバッテリーが搭載されていて、充電するというのも癪で面倒です。
他人に言わせると、有線のイヤホンのほうが面倒らしいのですが。
ですが、バッテリー積んだデバイスを耳に突っ込むなんてことは自分にはできません。





で結局、XRで従来のイヤホンを使うのに、写真のようなLightning-3.5mmアダプタを使っています。
XRの色に合わせて赤にしましたが、白くて安っぽいアップル純正品と比べたらいいカンジでございましょ?
エレコム製で値段は約1800円と、アップルの倍近いのですが。。


ところで、自分的にiPhone 6からXRに機種変更した最大の理由は、
チップに採用したA12 Bionicのニューラルエンジンなんですよね。

コレが携帯端末での体験をどう変えるのか、知りたかったからです。
今はまだカメラ撮影くらいですが、これからどんなアプリでナニが可能になるのか、
これは知らなきゃならんと、iPhoneを買い替える理由になると思ったのですよ。

ということで、これから訪れるニューラルエンジンによる体験を、期待して待ちたいと思います。

ソレがカメラとゲームだけじゃ、がっかりだぜ?

 
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« マクロンとゴーンと水メジャ... | トップ | 明治維新150周年も年末の雑感 »

コメントを投稿

Mac,ガジェット」カテゴリの最新記事