即席の足跡《CURIO DAYS》

毎日の不思議に思ったことを感じるままに。キーワードは、知的?好奇心、生活者発想。観る将棋ファン。線路内人立ち入り研究。

真冬の水行

2011年02月19日 18時52分05秒 | 日記とニュース
家の近くの日蓮宗大本山法華経寺では毎年荒行が行われています。

その関連記事。
荒行
その2
その3
荒行僧の面会

荒行とは:
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毎年厳冬の11月1日から翌2月10日までの100日間、朝の3時から夜の11時まで水行と読経を繰り返す修行です。その間、食事は朝の5時と夕方の5時の1日2度のお粥とみそ汁のみ。修行の間中は清浄衣(しょうじょうえ)という上から下まで白い衣を着ています。これは死に装束を意味する服装で、「修行中、いつ死んでも構いません」という覚悟の表れなのだそうです。この修業の間は日蓮宗のお坊さんであれど、頭もヒゲも剃りません。

荒行僧の1日は早朝2時に起床し朝3時、1番の水行から午後11時の1日7回、寒水に身を清める「水行」と「万巻の読経」「木釼相承」相伝書の「書写行」があり、朝夕2回、梅干1個の白粥の食事の生活が続く。
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そして、今月の10日に晴れて大荒行を成満した行僧たちは、2月18日再び戻ってくる。
そして鬼子母神へ無事に成満したことの報告を兼ねて水行する。
100日間実施してきた水行と全く同じ作法の水行。















荒行の100日間。
毎日7回もこの水行をやってたということですね。
見てる方は寒いけど、やってる人たちの表情を見たら、まるでそんなことは感じませんでした。
凛とした、充実感に満ちたいい顔してます。

ということで、暖房の中でぬくぬく暮らしている自分の身が引き締まります。
人生、ピリッとして、しっかり努力しないといけません。
荒行僧の修行に比べたら、毎日いろいろ大変だの、辛いのなんのって言ってるけど、ろくなもんじゃありません。
こうして時々法華経寺に行くと、とってもいい刺激をもらえます。
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