昨日の記事でも書いたんですけど、またまた竜王戦の話。
というか、これは竜王戦に限らず、タイトル戦の話。
羽生挑戦者の3連勝で、第3局までが終わった時、
関係者は皆、まさか最終局までは行かないな、と思ったことでしょう。
というか、可能性の問題として、ストレートはともかくとしても、第五局か六局には終わるだろうと普通は考えます。
そして、それを前提にいろんなスケジュールを立てますね。
当然ある程度前に、そんな前提で大して深く考えずに(こんなことになるなんて予測もせずに)立てた予定なんだと思います。
(万が一にはその可能性もあるだろうとは思ったんですかね。(笑))
shogitygooさんの記事のコメント欄にあった、
明日の朝日オープンとか、
最終局翌日(19日)の順位戦B級1組対久保戦とか、
今度の囲碁将棋ジャーナル(20日)のゲストが羽生名人だとか。
このうちの順位戦は物理的に無理なので、延期されたようですが、問題はあとの二つ。
朝日オープンは、竜王ブログによれば、羽生名人の午前中の相手、堀口七段が体調不良のため不戦敗だそうで、渡辺竜王が畠山(鎮)七段を破ると、午後からまたこの二人の顔合わせです。
新潟から帰京して、また天童に出かけるこの3~4日の間に、またまたこの二人が持ち時間40分の対戦をするって、なんなんでしょうか?
当の本人たちは、どういう思いなんでしょうか?
まあ、建前的には、当初から決まっていたことだし、別に普通の一局として自然体で臨むということなんでしょうけど、
疲れもある、最終局に望む心構えや準備もあるし、
またもしこれを前哨戦としていろいろ試すとか、細工をするとか、複雑な戦略を練っていたら、もう疲れちゃって、
『もういい加減勘弁してよ!』になる。
こういうの、下衆の勘繰りなんでしょうかね?
そして、もっとたまらないのは20日の囲碁将棋ジャーナルのゲストが羽生名人という件。
いやあ、対局が終わり、翌日が移動日。そして、翌々日の昼ですよ。
ゲストが竜王戦最終局の解説するんですよ。
可愛そうなんじゃないですか?
今からでも急遽変更してあげてくださいよ。
もし勝っていたら、
『この度、おととい見事フルセットの末竜王位を奪取し、永世竜王位の称号を獲得、史上初の永世七冠になられた羽生五冠です。
おめでとうございます!』
という紹介になります。
しかし、もし負けていたら、
『今日のゲストは、おととい竜王戦第七局で、惜しくもタイトル奪取に失敗してしまった羽生四冠です。お疲れのところようこそいらっしゃいました。残念でしたねえ。』
となるんですかね。
司会も中井さんもどう言っていいか、気を遣っちゃうんじゃないですか?
周囲も可愛そうです。
それにしても皮肉なスケジュール設定です。
いたずらがちょっと過ぎませんか?将棋の神様!
あと、スケジュール関係のことで気になったこと。
もし、第四局で終わりになってしまったら、
旅館はどうするのかな?
旅館だけでなく、前夜祭で、市長が来るとか、その地域での周りを巻き込んだ準備があったはず。
新聞社の担当が、事前に打ち合わせに行き、下準備は全部きっちりやっていただろうし、全部パーになっちゃったら、今までの苦労が水の泡。
当然そうなるかもしれないという前提ではあるだろうし、第七局の場所は、半々より少ないかなと思ってるだろうし、第六局のところでも、ひょっとしたら、出番が来ないかもしれない、と思ってるはず。
そういう意味では恨みっこなしけど、
キャンセル料とか、
当然そこまで準備した実費、
など、主催の新聞社が負担しているんだろうか。
旅館としても、地元にしても、PRになる、ブランド価値が上がるということで、まあまあその辺はいいですよ、また来年ぜひ、ってことでやってるのでしょうか?
しかし、いろいろ準備していたのに、突然(1週間前に)すべてがキャンセルになってしまった(損害)分はどうなっちゃうんでしょうか。
対局者関係者が宿泊予定のかなりたくさんの部屋と、前夜祭などやる予定の宴会場、解説会をやる予定の大広間、控え室にする予定だった部屋などが急に空いちゃった。
食事にしても、各種スタッフの手配にしても、いろいろ準備していたはずだろう。
第四局で終わりになった時と最終局まで行われた時と、経済効果のギャップはかなりのもんじゃないかと推測されます。
もし、第五局とか、六局で、終わってしまったら、新聞社はどうしているのだろう?
『すみません、終わっちゃったので、また来年ってことで。』、って(対局者のせいにして)電話一本で済ませてたりはしないだろう。
お詫び方々泊まりに行って、少しでもお金落としてくるのかな。
でも、1週間前にすべてキャンセルになり、無駄になってしまうんだったら、
『竜王戦早期終了記念、特別将棋イベント企画』
はいかがでしょうか。
1.竜王戦の行われる日に、将棋ファンが安く泊まれて、雰囲気を味わえる。
そして、プロ棋士による指導対局とか、竜王戦の総合解説会とかに参加できる。
2.旅館はすっかり空いてしまう分を多少でも埋められる。
行く予定にしていた、立会い人とか、解説とか、記録の棋士たちも、ぽっかり予定が空いて困っちゃうことも避けられて、いいのではないでしょうか?
全員でなくてもいいので、予定通りに現地に行って、指導対局その他の将棋イベントを行う。
対局(予定)室が見られる。もちろん、使用(予定)盤、駒、も含め、本番通りの部屋。
ファンはそこに座ったりして、記念写真が撮れたりする。(盤や駒にも触れる。)
特別料金を払えば、そこで対局もできる。記録がついたり、封じ手までやってもいい。
まあ、ジャストアイディアだけど、そんなことで、旅館のキャンセルの穴を埋めると共に、コアなファンに受けるような企画になるのではないでしょうか?
というか、これは竜王戦に限らず、タイトル戦の話。
羽生挑戦者の3連勝で、第3局までが終わった時、
関係者は皆、まさか最終局までは行かないな、と思ったことでしょう。
というか、可能性の問題として、ストレートはともかくとしても、第五局か六局には終わるだろうと普通は考えます。
そして、それを前提にいろんなスケジュールを立てますね。
当然ある程度前に、そんな前提で大して深く考えずに(こんなことになるなんて予測もせずに)立てた予定なんだと思います。
(万が一にはその可能性もあるだろうとは思ったんですかね。(笑))
shogitygooさんの記事のコメント欄にあった、
明日の朝日オープンとか、
最終局翌日(19日)の順位戦B級1組対久保戦とか、
今度の囲碁将棋ジャーナル(20日)のゲストが羽生名人だとか。
このうちの順位戦は物理的に無理なので、延期されたようですが、問題はあとの二つ。
朝日オープンは、竜王ブログによれば、羽生名人の午前中の相手、堀口七段が体調不良のため不戦敗だそうで、渡辺竜王が畠山(鎮)七段を破ると、午後からまたこの二人の顔合わせです。
新潟から帰京して、また天童に出かけるこの3~4日の間に、またまたこの二人が持ち時間40分の対戦をするって、なんなんでしょうか?
当の本人たちは、どういう思いなんでしょうか?
まあ、建前的には、当初から決まっていたことだし、別に普通の一局として自然体で臨むということなんでしょうけど、
疲れもある、最終局に望む心構えや準備もあるし、
またもしこれを前哨戦としていろいろ試すとか、細工をするとか、複雑な戦略を練っていたら、もう疲れちゃって、
『もういい加減勘弁してよ!』になる。
こういうの、下衆の勘繰りなんでしょうかね?
そして、もっとたまらないのは20日の囲碁将棋ジャーナルのゲストが羽生名人という件。
いやあ、対局が終わり、翌日が移動日。そして、翌々日の昼ですよ。
ゲストが竜王戦最終局の解説するんですよ。
可愛そうなんじゃないですか?
今からでも急遽変更してあげてくださいよ。
もし勝っていたら、
『この度、おととい見事フルセットの末竜王位を奪取し、永世竜王位の称号を獲得、史上初の永世七冠になられた羽生五冠です。
おめでとうございます!』
という紹介になります。
しかし、もし負けていたら、
『今日のゲストは、おととい竜王戦第七局で、惜しくもタイトル奪取に失敗してしまった羽生四冠です。お疲れのところようこそいらっしゃいました。残念でしたねえ。』
となるんですかね。
司会も中井さんもどう言っていいか、気を遣っちゃうんじゃないですか?
周囲も可愛そうです。
それにしても皮肉なスケジュール設定です。
いたずらがちょっと過ぎませんか?将棋の神様!
あと、スケジュール関係のことで気になったこと。
もし、第四局で終わりになってしまったら、
旅館はどうするのかな?
旅館だけでなく、前夜祭で、市長が来るとか、その地域での周りを巻き込んだ準備があったはず。
新聞社の担当が、事前に打ち合わせに行き、下準備は全部きっちりやっていただろうし、全部パーになっちゃったら、今までの苦労が水の泡。
当然そうなるかもしれないという前提ではあるだろうし、第七局の場所は、半々より少ないかなと思ってるだろうし、第六局のところでも、ひょっとしたら、出番が来ないかもしれない、と思ってるはず。
そういう意味では恨みっこなしけど、
キャンセル料とか、
当然そこまで準備した実費、
など、主催の新聞社が負担しているんだろうか。
旅館としても、地元にしても、PRになる、ブランド価値が上がるということで、まあまあその辺はいいですよ、また来年ぜひ、ってことでやってるのでしょうか?
しかし、いろいろ準備していたのに、突然(1週間前に)すべてがキャンセルになってしまった(損害)分はどうなっちゃうんでしょうか。
対局者関係者が宿泊予定のかなりたくさんの部屋と、前夜祭などやる予定の宴会場、解説会をやる予定の大広間、控え室にする予定だった部屋などが急に空いちゃった。
食事にしても、各種スタッフの手配にしても、いろいろ準備していたはずだろう。
第四局で終わりになった時と最終局まで行われた時と、経済効果のギャップはかなりのもんじゃないかと推測されます。
もし、第五局とか、六局で、終わってしまったら、新聞社はどうしているのだろう?
『すみません、終わっちゃったので、また来年ってことで。』、って(対局者のせいにして)電話一本で済ませてたりはしないだろう。
お詫び方々泊まりに行って、少しでもお金落としてくるのかな。
でも、1週間前にすべてキャンセルになり、無駄になってしまうんだったら、
『竜王戦早期終了記念、特別将棋イベント企画』
はいかがでしょうか。
1.竜王戦の行われる日に、将棋ファンが安く泊まれて、雰囲気を味わえる。
そして、プロ棋士による指導対局とか、竜王戦の総合解説会とかに参加できる。
2.旅館はすっかり空いてしまう分を多少でも埋められる。
行く予定にしていた、立会い人とか、解説とか、記録の棋士たちも、ぽっかり予定が空いて困っちゃうことも避けられて、いいのではないでしょうか?
全員でなくてもいいので、予定通りに現地に行って、指導対局その他の将棋イベントを行う。
対局(予定)室が見られる。もちろん、使用(予定)盤、駒、も含め、本番通りの部屋。
ファンはそこに座ったりして、記念写真が撮れたりする。(盤や駒にも触れる。)
特別料金を払えば、そこで対局もできる。記録がついたり、封じ手までやってもいい。
まあ、ジャストアイディアだけど、そんなことで、旅館のキャンセルの穴を埋めると共に、コアなファンに受けるような企画になるのではないでしょうか?