即席の足跡《CURIO DAYS》

毎日の不思議に思ったことを感じるままに。キーワードは、知的?好奇心、生活者発想。観る将棋ファン。線路内人立ち入り研究。

外房の海

2007年03月18日 19時25分41秒 | 
不都合な真実の記事を書いたこともあり、できるだけ自然を感じたい、ということで、早速先週末出かけました。

鴨川の海。時々行きますが、広々として、好きです。
海岸を、ウォーキングしたり、ジョギングしたりしている人。
すれ違う時に、おはようございます、って挨拶してくれたりして・・・。

犬の散歩。小さな子供が波と戯れる。仲良さそうなシニアのカップル。

海の色も海岸もきれいだし、さわやかで気持ちいいひとときです。

色鮮やかな花も咲き誇っています。


海岸沿いの露天風呂。


部屋からの眺め。



サーファーK君から教えてもらった、途中の久留里にある評判の焼そば屋でランチ。狭いです。汚いです。
でも地元でも、サーファー仲間でも、ツーリング仲間でも、かなり有名のようです。

メニューは焼きそばのみ。麺は太麺で、丸くて、食感がユニーク。そして、ソースが少し甘くて、何とも言えない味。週末はいつも時間はずさないと行列とのこと。


変わって、
こちらは鴨川に来るといつも行く、イタリアンのお店キッズ

店内。


この店、美味しい、雰囲気がいい、だけでなく、いろいろユニ-クで面白いんですね。DMもメルマガもあるし、店にはいろんな本、小冊子やチラシなどの情報が溢れていて、しっかりと自分たちの意見を情報発信している姿勢に溢れています。
都会でもあまりないですね、ここまで主張のある店。

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《私たちの考え》

健康を重視し、持続可能な社会生活を心がける生活スタイル「LOHAS]ローハス特別なものではなく、無理をせず楽しく続けられること、それが私たちの思いです
LOHAS=Lifestyle of Health(Happy)and Sustability

食(フード)と農(アグリ)をつなげる《イタリアンレストラン キッズ》

私たちは
レストランキッズの食と農をつなぐ日々!
を常に考えの中心において
鴨川で19年お店を営業してきました。
有機野菜、無農薬栽培、自然栽培での野菜を
できるだけ使用して、
お客様へ健康であってほしいと
願い毎日作業を続けてきました。
最近になり、素材の質にこだわる消費者が
これだけ増えてきているのに、
それを提供する農業者や飲食店の意識が
まだまだ薄いと思います。
私の周りにいてくれる、
有機野菜生産者の佐藤次幸さん、
鎌田さん、鴨川で牧場を営む飯田さん、
定置網漁労長 坂本さんたちのご協力をいただいて、
食(フード)と農、漁(アグリ)
のコーディネートが整うようになりました。
多くの皆さんから届けられる
本物の安心した材料をお客様へお届けいたしてまいります。

食(フード)と農(アグリ)をつなげる
レストランキッズ
本日の野菜のグリルをご紹介しましょう。
甘く柔らかな食感の万願寺とうがらし、
肉のような、深い旨味とコシをもつ長なす、
赤、黄のパプリカは、
オリーブオイルの風味でより鮮やかな色合いと味。
そしてたまねぎは
口中いっぱいに甘みが広がりクセのない透明感。
たまねぎの血液サラサラ効果について
玉ねぎが持つ硫化アリルという酵素が鍵を握っていて
有機、無農薬栽培のものなら
とびきり酵素力は高いらしいです。
さらに輪切りと加熱の調理で
さらに膨れ上がるとも言われています。
やっぱり、元気野菜のシンプル料理は
理にかなっているのだと考えます。
彩のよさと味の鮮明さコシのある食感、
そして健康への期待。
腹も心も十分に満足していただける一皿を
ご提供させていただきます。
スローフード、ロハスフードを継承し続けていこうと思います。

《スローフード運動の3つの指針》

1. 消えてゆく恐れのある伝統的な食材や料理・質のよい食品・ワイン(お酒)を守る
2. 質のよい素材を提供する小生産者を守る
3. 子供たちを含め、消費者に味の教育を進める

食の原点
「スローフード」
皆様は、日常生活の中で食べるという機会を少なくとも 1 日 1 回~ 3 回は給していると思います。
「食事をする」という定義は栄養をつける、体力をつける、体のバランスを摂るための補給など私たちにとっては、なくてはならない大切な事だと考えられます。
「近年の食事傾向について考えてえてみると過去 30 ~ 40 年のあいだ日本や世界の社会の動き経済の発展近代文化の発展と著しいスピードの速さで今日まで走ってきました。
「朝早くから遅くまで会社で働く父、パートに出かける母、子供は学校から帰ると机の上の1000 円をポケットに入れ 11 時まで塾に通い帰りにマックでバーガーをほおばり夕食が終わる。 

このような家族のスタイルが主流の近年、家族団欒の食事をとること家庭という一つの社会が無くなってしまったように思われます。

私は鴨川の農家に生まれ子供の頃は両親と畑に行き野菜やお米を収穫したりする機会が多くありました。
夕方になると収穫した野菜と私は父が引き母が押すリヤカーに乗り家路に向かう。

西の空が、夕日で赤く染まりかける頃、カラスが数羽飛んでいる。

私は「カラスはどこに行くの。」

カラスは、「お家に帰っておやすみするの」と、母。

私たちもおうちに帰ってご飯を食べてお風呂に入ってお休みしましょう。

家に着くと収穫した荷物をかたずけ夕食の準備に母は取り掛かっている。

トントンと大根を切る音、グツグツと野菜の煮える音が聞こえる。

「さあできましたよ。」さっき採れた野菜が、美味しく煮上がっている湯気の上がる料理を囲み我が家の夕食が始まる。今日は楽しかったね。明日は、 ○○ ちゃんと何をして、 ○○ に行って遊びに行ってくるよ。
「気をつけて遊びなさい。」と母。
父は、何時も色々な事をごはんの時に教えてくれた。

人としての社会の道徳、ルール、マナー、良いこと、悪い事、また、人が生きる知恵についても。
例えば、山を歩いているときこの蔓の下には自然薯(じねんじょ)があり、どうしたら採れるのか、山菜の種類や食べられる葉とそうでないものの見方、川に行けばモクズガニの捕り方、うなぎの捕り方、魚の釣り方など・・・。
そして父の強さ、尊敬の念を抱き、子供の頃私は 、

しあわせな家族の団欒の中に人ととしてのやさしさ、強さ、知恵など、親から学ばせてもらった。

この事に今、本当に感謝している。
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すごいでしょ、この考え方、生き方。

元気が出てくるような、励まされているような、説得力あるさわやかなフレーズです。

こういうのって、大体が、お仕着せ的だったり、恩着せがましかったり、なんか違和感感じることが多いのだけれど、この店は、雰囲気もサービスも料理も、とっても素朴で自然。
田舎ではとってもおしゃれな感じではあるんだけど、ここで言っているコンセプトがしっかりさりげなく味わえます。

会員登録すると、毎月こんな会会報誌、送ってきます。手作りですが、内容もなかなか充実しています。


とにかくお薦めなので、行ってみてください。

『不都合な真実』で考えさせられた地球の環境問題。
食という部分でも、いろいろと考えること、やるべきこと、山積みですね。
あの頃に戻す、戻る、っていうこと、ひとつの指針です。

この日食べたゴルゴンゾーラチーズのピッツア。


金目鯛の日替わり料理。
コメント (2)
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卒業の季節なのに・・・その4

2007年03月18日 16時40分33秒 | 将棋
おととい16日、またいろいろ新たな動きがあり、昨日の新聞などたくさん報道されました。
それにしても勝手に将棋トピックスの情報、すごいです。感服してしまいます。
mozuyamaさんって、どういう人なんでしょう、ここまで情報が集約され、内部の人(渡辺竜王片上五段遠山四段)からも信頼できる情報源として認知されているっていうのは。
ほんと、最新将棋情報のスタンダートポータルサイトですね。

石橋女流四段のブログ、すごいコメントの数で、世間の注目度がわかりますし、ここのところの渡辺竜王や石橋女流四段のgooブログ・アクセスランキングの伸び方を見ても将棋ファンだけでなく、広く世間の関心を集めている様子がうかがえます。

上記のコメントでも本当にたくさんの意見が書かれていますし、白熱した議論にもなっています。Danchoさんおおた 葉一郎さんspinoza05さん、などなど、一般ファンのブログでも、それぞれの人なりの見方が示されています。早くうまく解決して欲しいと皆が願っています。

さて、ついに、分裂、が表面化しましたね。

『日本将棋連盟からの独立をめざす女流棋士たちが、連盟理事会と全面戦争状態に突入している。独立に肯定的だった理事会が一転、不快感をあらわにし始めたためだ。理事会は今月、全女流棋士に「独立か残留か」を明らかにするよう迫る意向確認書を発送。女流側は「分裂をあおる踏み絵だ」と反発しているが、女流棋士会所属の53人のうち13人は16日、連盟に残る意向を表明した。 』

踏み絵の結果です。
真偽はわかりませんが、最終的には20人を越えるなどとの噂もあるようです。

ちょっと気になるのは、
斎田さんたちの個人的な意思での記者会見なのでしょうか?

それとも、連盟(理事会)の要請、あるいは、後ろ盾でしょうか?

『私たちも独立を目指して動いていたけれど、どうもあの人達のやり方にはついていけない。信頼できない。だから、残ることは本意ではないけど、現状では一緒の行動はできない。』というある意味消極的な残留なのか、

『もう一緒に動くのは無理。残留=対局の保証もしてくれているのだから、独立など考えず、当然連盟内での道を歩く。』と、いう完全分裂の積極的な意向なのか、どうなんでしょうか?

そして、このような(前にも書いた)温度差、意思の疎通は、よくあることですし、全員の意見がぴったり一致しないのはある意味仕方ないことではありますが、やはり問題なのは、理事会の行った踏み絵です。

準備委員会は、
『棋士の独立に反対していらっしゃるか、或いは敢えて分裂を望んでいらっしゃるのではないかと疑問に感じております。』
と言っているように、何をどうしたいのか、わからない行動です。

あくまでも想像ですが、
今回の斎田さんたちの記者会見は、単なる彼女たちの違和感の表明、ということでなく、下記のような、理事会から委員会側への攻撃、攻めの一手、ということなんでしょうか?

『ほーら、お前らのやり方がまずいから、こういうことになるんだ。
全員でまとまれ、ってあれほど言ったのになあ。
力がないのは将棋だけじゃなく、こういうやり方も下手くそだなあ。
最初から、こっちの言うとおり、おとなしくやってれば良いのに、寄付だ、弁護士だ、勝手な真似するからだ、いい加減わかったか!』と。

仮にも独立を勧めた(強制?)のだとしたら、
『残りたいと思う人は、言って来なさい、』
って今さら言うのは、ちょっと違うんじゃないでしょうか?

そうであれば、最初から、
独立したい人はしなさい、
したくない人は残りなさい、
って言うべきなのではないでしょうか?

全員まとまる、ってことが大事、と言ったのですよね。

そうであれば、まだまとまりきれない委員会側を側面的に支援するのが、経験もあり、責任もある理事会の役目ではないでしょうか。
もし、ついて行けない、と言ってきた人がいたとしたら、
『独立に向けて、準備委員会が動いているので、いろいろ方法論など不満や異論はあるだろうけど、彼女たちも一生懸命にやっているし、スポンサーのことや、将来のことを考えても、全員が一つの船に乗ってがんばってほしいので、なんとか再度話し合って、うまくやってくれよ、自分からも委員会にうまく言っておくので。。。』
と言うのが、独立を進めたい人のやり方だと思います。

全員が一つの方向に向かっているのであれば、方法論についてはいろいろ意見が分かれるでしょうし、どれが正解かは難しいです。
それぞれ意見が分かれますし、内部分裂、確執もあるでしょう。
委員会側が、リーダーシップを発揮して、短期間で成果を上げようとすればするほど、付いていけない人、反感を覚える人は多いはずです。

委員会の肩を持つわけじゃないけど、それは仕方ない。
(12.1の総会で)誰かに任せると言ったのなら、従わないと。
もちろん異論を唱えたり、議論したり、とことんすることは基本。

そして、それでも不満が絶えないのであれば、自分がリーダーをやればいい。
タイミングはあるだろうけど、皆が相応しいと思う、支持できるリーダーを据えればいい。

つまり、委員会も自治権の侵害と言っているように、
(ある意味関係のない)理事会側に、彼女たちのやり方はおかしい、ついていけない、というのでなく、委員会側に言うべき、です。

今回の記者会見は、どういう意図かわからないけど、どちらにしても、踏み絵、というのは理事会の強制的な意向が入り込んできてしまっている。

どちらにしても、既にこのような分裂が起こってしまい、今後がますます心配です。


ここで、仮に、残留が20名前後ということになるとすると、

理事会が女流棋士に送った文書の中のこの部分、どうなるんでしょうか?

『ただし、相当数の方々が将棋連盟に残留を希望される場合は、棋戦の主催は将棋連盟が管理いたします。その場合には、将棋連盟に残られる方々は今まで同様に対局権利を認められますが、将棋連盟から離れて独立された方々は一般論としては棋戦の参加は認められないと考えています。』

つまり、タイトルの行方、スポンサーの意向

理事会からの文書にある「現在行われている女流棋戦は,引き続き,社団法人日本将棋連盟とスポンサーである新聞社もしくは企業と契約致します。」
という部分。

もしこれが本当であれば、
独立できたところで、既存スポンサーもないし、既存のタイトルもない。
つまり、矢内さんは、女流名人位というタイトルを連盟に置いて、出て行く、ということになる。

それから、現状の約半数以下の棋士の棋戦になってしまって、(矢内さん、中井さん、石橋さんなどトップ棋士が参加しない棋戦となってしまって)スポンサーは同条件で納得するのだろうか?成立するのだろうか?

そもそも、この文書が「虚偽」なのかどうか。
理事会側は、今後どう持って行きたいのか。

委員会側とうまくいかない人達をできるだけたくさん残留させて、何をどうしようとしているのか。

独立はどうしたのか。

言うことを聞かないあいつらのやり方の独立がNGだと言うのか。

では、斎田さん、谷川さん、たちで、別の独立路線をやらせるのか。

まさか、昔のプロレスじゃあるまいし(馬場の日本プロレスから飛び出て、猪木が新日本プロレスを作った。)、
倉敷藤花(斎田さん)は、連盟が持ち、
名人位(矢内さん)は、独立法人が持つ、なーんてことはないですね。

分裂、どちらにとってもいいことではないですよ。
いい結果にはならないですよ。
スポンサーにとっても、ファンにとっても、
そして、現委員会側だけでなく、連盟全体にとっても。

そういう意味では、委員会側は新聞でも言っているように、残留意向の人達との話し合いを続けるしかない。
でも理事会側は、今回の踏み絵をやったことで、どうするのか、どうしたいのか、意味がわからない。
想定したように、分裂という事態を迎えて、今後どのようなビジョンを持っているんでしょうか?

単に米長会長のHPの以前からの言葉のように、
一言言っておきたい、お灸を据える、お前たちわかってるだろうな、
単にあいつらはやりすぎなので、救済措置として、残留させた、
という意図しかない、くだらない意味の踏み絵なんじゃないでしょうね?

将棋界の発展、僕らファンの気持ち、などなど、
大人として、責任ある立場として、そこが一番大切なものとして、ちゃんと熟考してくれてる上でのことなんでしょうね?
コメント (6)
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